zm
「はぁ…」
シャオロンに心配かけてしまったな…
マジでごめんやわ…
zm
「…」
雨…ね
…俺は、雨があんまり好きじゃない
正確に言うと…
真ん中くらいの嫌いにちょっと寄ってる感じ…
好きな理由は…
俺みたいに、濁ってるから…
嫌いな理由は…
虐められる日がほとんど雨の日だったから…
大体が…雨の日だったよな…
…はぁ
(鏡を見た
…俺ってどうして
翡翠色の目なんだろ…
親はそうじゃなかったのに…
翡翠色…
好きな色だったよ
この事が原因で虐められる前までは
宝石みたいで、きれいな色だし…
…俺の瞳の場合は
汚いけど…w
sho
「ゾムー!飯持ってきたぞ〜!」
zm
「わかった〜…」
シャオロンが来たか…
…なぁ、皆
ただの俺の独り言だけど
俺を
裏切らないでくれますか?
俺を
虐めないですか?
俺を
仲間として、認めてくれてますか?
…誰からも聞いたことないけど
いつか、聞けたらいいな…
皆の、本音を
まぁ…どうせ
誰も、肯定しないよな…
はぁ…
zm
「すまん…ちょっと寝ぼけて…」
sho
「そうかw無理すんなよ…w」
sho
「ほら、飯」
zm
「ん…」
zm
「ありがとな…」
zm
「皆には…伝えたん…?」
sho
「一応伝えたけど…」
sho
「調子悪いみたい…って」
zm
「そうか…」
zm
「じゃあ…俺戻るな…」
zm
「飯持ってきてくれてサンキュ…」
sho
「おう!」
キィ…
zm
「…はぁ」
皆…優しい…
けど…
やっぱり…
怖いと思っている自分も、いる
皆優しい、だから楽しい。けど…っ
前の…いじめのせいで…
怖い…
…俺。
誰も…信じてないのかな…
怖いと思って
仲間も、部下も、先輩も、後輩も、
誰も、信じないように…してんのかな…
はぁ…
他人は他人…か
zm
「はぁ…」
溜息しか出ない…
仲間だろうが所詮は他人…
部下だろうが所詮は他人…
先輩だろうが所詮は他人…
後輩だろうが所詮は他人…
全員が、他人…
…疲れたな。
…飯食べよ…
________________
…味がない
いや…味はある
けど…
味がないって感じることは、自分が疲れてる…
ってことやな…
大体俺はそうなるし…
…はぁ
zm
「ごちそうさまでした…」
食器…持っていくほうがいいかな…
でもなぁ…質問の嵐来そうやからなぁ…
どないしよ…
…まぁ、ガン無視するか()
________________
zm
「あれ…」
誰もいいひん…
…もう食べ終わったからかな
…そういや、俺
皆に食害してたな…
なんでやろ…
信じれない人に、ふざけたことするの…
…まだ、その時は思い出してないからか
まだ、楽しかったんやろうな…
zm
「食器は…洗って拭いとけばいっか…」
zm
「これでえっか…」
zm
「…ん?」
冷蔵庫に…なんかメモある…
ゾムへ、
デザートのゼリーを冷蔵庫に入れておきました。
多分、一つしか入ってないから
それがゾムのやで
ゾムの好きなマスカットのゼリーやで
不味かったらスマンw
トントン。
zm
「トントンか…」
トントンらしいな…w
ここかな……?
あ、これか
美味そう…✨
zm
「いただきます…!」
パクッ
zm
「おいひい〜…!」
てか…マスカット味…
わざわざ俺の好きな味に…
トントン…優しいな…
…あれ
俺ってさ、人信じれないんやなかったっけ…
…ちょっと、治ってる…?
…でも、いつ裏切られたりするかはわからない
たとえ、仲間だろうとしても…
zm
「ごちそうさまでした…」
これも…洗っとくか…
________________
zm
「ふぅ…」
はぁ…水冷たいな〜…
トントンとエーミールとひとらん…
すげぇな…
これ耐えてるんだよなぁ…
すっげ…()
大体、料理って
あの3人(tn・em・ht)だしなぁ…
めっちゃ美味しいんだよなぁ…
さて…部屋戻るか…
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