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ある日、よく虐められていた私に
友達。というものが出来た
しかしそれは、いじめられっ子という枠組みに入った負け犬の集まりだった。
こういう人って、よくネットで鬱憤はらすんだよな。
という身勝手な偏見を彼女たちに向けてしまった
(もしかしたら、母を殺したのも───)
いやそんな訳は無い
母が死んだ頃この子達がネットで人を叩くような年齢では無いはずだ。
ふと、こういうことを考えていたら
母のことを殺した犯人を。
見つけてみようか。
という、好奇心が湧いた。
その友だち達に誹謗中傷についてどう考えるか。
聞いてみた。
彼女たちの回答は、至ってシンプルかつ。
正当なものだった。
その中の一人がこういった。
する人はどう頑張っても止められないと思うの。だから、する人を止めるんじゃなくてさ。近くにいる人がどれだけ支えてあげられるかじゃない?
そういった。
私は感動した。
私はその子を少し信じてみることにした。
私は言った
私ずっと辛いことがあって。あなた達友達に。助けて欲しい。辛いこととかを受け止めて欲しい。
そういった。
彼女たちは快く受け入れてくれた。
その日からずっと私の生活は幸せに
なっていくはずだった───。
ある日、友達のうちの1人が居なくなってしまった。
その子は、1番優しい言葉をかけてくれていたはずの子だった。
裏切られた気持ちになった。酷い。
その子が居なくなってから。
ほかの友達もみんな。冷たくなっていった。
信じて話して。受け止めてくれるって思っていたのに。どうして。
やっぱり友情なんて、存在しないんだ。
信じた私が馬鹿だった。
偽物の友情なんて。
もう必要ない。
こんな事は忘れて、
犯人をいち早く見つけてしまおう。
そうすれば私の辛い日々は終わるかもしれない。