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1日だけの違和感
俺の名前はちょっと後で考える。
そんな事より今俺が3年間一人暮らしをしているこの部屋で、とてつもない違和感に襲われている。
正確にここだ!なんて全然分かんないけど、とにかく身体が言ってるんだ。 「違う」って。
まあそんな事言ったって何にもならないからね。俺は卵焼きを作って弁当を適当に作った。
会社に着いていつも通りやって帰りの電車に乗ったのは8時を過ぎていた。
今日は飲みを断ったからもうちょっと早いと思ったんだけどな。
そんなことを心のなかで考えながら、玄関を開け誰もいない家にただいまーなんて言う。
やっぱ駄目だ。気が紛れない。
何かが違うんだ。絶対におかしい。
流石に怖くなってもうお風呂にも入れず寝室にも行けずその場で落ちていたコートに包まって寝る。
、、、うん、寝れないね。
ていうか今絶対目開けちゃダメなんよな。
なんか居るもん俺の視界に入るくらい近いとこには。俺霊感とか一回も感じたことないから多分生きてるよこいつ。何生意気に生きてんだよ死んで幽霊になれよそしたら俺何も感じないから。警察とかやることがいろいろあるんだろうけど今震えて無理なんだよ。
そんな感じでブツブツ考えていたらいきなりフワっと軽くなったかと思えば朝の4時。
違和感は、、、ない。気配もない。
、、、、、あれ随分あっけらかんとしてんな。
それからまた何もなく生きることができる。
ただ1つの問題は俺の家に入った人、次見た時には狂ってるんだよなあ、、、。
まあ、いっか