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私個人の妄想です
ご本人様たちとは、全くの無関係なのでご了承ください。
nmnm、二次創作です。悲観的になる方はご遠慮頂いております。
また、話の内容が他の人と被っていたらコメ欄に書いていただけると幸いです。
書いていたら長くなったので分けています。大分長いです。
aj「ばーどさん、最近見ないな……」
ふと漏らした魚参屋の言葉は、空の彼方へと消えていった。ばーどを見なくなってから、もう三か月が経つ。
---まあ、そのうち二か月は
自分も寝てたんだけど!
グループチャットを確認すると、昨日、デスマウンテンで撮った写真があがっていた。
だから生きてはいるらしい。
けれど、それでもやっぱり寂しいものは寂しい。
ak「呪文を唱えたら起きるかな?」
魚参屋は冗談半分で杖を構える。
aj「呼び出せ!ウィンガーディアム・レヴィオーサ!」
・ ・ ・。
淡い希望を抱いていたが、何も起こらない。 「なわけないよね」 皮肉混じりにつぶやき、肩を落とした。
それが一か月前のこと。
起きるたびに呪文を試したが、起きるのはいつも違う人ばかり。
さすがに心配になった魚参屋は、868の仲間と共に聞き込み調査を始めた。
aj「あのー、飛ぶのに疲れたおじいちゃん鳥、見ませんでした?」
「見てないよ~」
「見てませんね」
「見てないな」
どこへ行っても返事は同じ、「見てない」ばかりだった。
aj「もう!どこにいるの!」
思わず声を荒げる魚参屋。
ot「鯵、そうカッカすんなって」
JD「でも最近はピエロも出現してて、物騒になってきてるし……」
ja「もしかして、そのピエロに食料としてさら われたとか?」
ot「んなわけ(笑)」
そんな軽口を叩き合っていると、ケイン先輩がぽつりと口を開いた。
kin「そういえば、最後に見たのはいつですか?」
aj「……あの写真が最後ですけど」
kin「その写真の所は詳しく見ましたか?」
「「「「「あ」」」」」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
気づけば、一同はデスマウンテンにあるパスコード付きのドアの前に立っていた。
ja「うわ、ここ銀行強盗のチェイスでよく来るところだ」
kin「そのとき、何か違和感はありましたか?」
ja「いや……ここ一か月くらいは使ってないで すけど、こんなのなかったはずです。」
kin「ということは、最近できたもの……」
tp「ここに何かあるよ!」
隣には大きな目の絵と、クロスワードのような暗号が描かれていた。
jd「謎解きですね」
ot「俺こういうの無理⤴︎」
kin「では会長は少し待っててください。」
tp「うーん……難しいな」
jd「あ、解けた!」
「「「えっ」」」
jd「これ、“2・7・7”じゃないですか?」
ja「あー、言われてみれば」
kin「では入れてみてください」
パスコードに「277」と打ち込むと、ガチャリとドアが開いた。
kin「では、中に入りましょう」
「「「「はい!」」」」
奥へ進んでいくと、倉庫が現れた。
扉は固くロックされており、びくともしなかった。
kin「ドア用ロックピック、持ってる人います?」
ot「俺、持ってんで!」
「「えっ?/まじですか?/本当ですか?」」
tp「会長、今こそ空き巣の力を見せてくださいよ!」
ot「えっ、俺がやんの?」
aj「そうです! 空き巣協会の会長だからすぐできますよね!」
ot「わかったわかった、やればいいんやろ!」
そう言って会長はロックピックを取り出し、器用に鍵穴を弄る。
数秒後――ガチャリと乾いた音が鳴り、扉が開いた。
「「すごい!/さすが会長!素晴らしいです!」」
ot「もっと褒めてもらってもええんやで?」
kin「早く行きますよ」
ot「えっ」
「「「「はーい!」」」」