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歌詞パロ

6 - Mr.シャーデンフロイデ

2025年03月30日

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一ある街は病に侵されて生き物というものが両手で数えるほどしか生き残って居ませんでした。

残る人々はまだ生きていたい、死にたくないと思っていました。

そんなときみんなの願いを叶えたい、みんなを幸せにしたいという思いで〝花垣武道〟という少年はある薬を作り完成したものをみなに飲ませると大喜び












だが悲劇が起きた


‐俺は間違えたのか?どうしたらみんなを幸せにできる?

‐タケミッチ、俺がタケミッチもみんな救ってあげる。だからもう楽になりな


〝花垣武道〟が誰かに殺された。

武道と仲の良いものは泣き崩れている

黒川イザナは遺体に消毒などをし、生前に近い姿に整えている

そんな中誰かがこんな手紙を見つけた。

『お前らが全員死ぬか俺が殺されるまで殺人は続く』

なんていうことだろう?まだ始まったばかりだったのだ


‐この中の誰かがタケミッチを殺したってことだよね

‐誰だよ!たけみっちを殺したのは

‐知らねぇし興味ねぇよ

‐ガキどもがうるせぇ!さっさと名乗りやがれ

‐はっ、あいつは銃弾埋め込まれても手にドスがぶっ刺さっても死ななかったのに、今更死ぬのかよ

信じらんねぇな

‐まぁまぁ、安心しろよ!

俺が武道の分までお前らを守ってやるよ


誰がこのストーリーを終わらせるのだろうか?

次に誰が殺されるのかも分からない〝花垣武道〟を誰が殺したのかも分からない。

殺したやつを探せ

そして疑いがあるやつは殺していけばいい


また、誰かが人を殺した。

今度は、〝佐野真一郎〟

みんなを守ろうとしたものが殺された。

また1人と、殺されていくのだろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

真一郎を慕っていたものは怒り狂いそしてやはり泣く。

イザナは宝物を扱うように消毒などをしている

死んだものを生前に近い姿にしても生き返らないのに何て無意味なことを

これからも殺人劇は続くのなら…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

‐夕刻までに犯人を殺す

‐俺が真一郎の仇を取る

‐やっぱり殺人者さんににお前ら全員殺されるんじゃないの?

‐辞めましょうよ!疑い合うなんて…。オッ、俺が犯人ってことにしてこんなこと辞めましょうよ!

‐ハッ、お利口なこって、それより、おい弁慶、何で最後真一郎はお前の私物を持ってたんだ?

皆が弁慶を疑い、こいつが花垣武道や佐野真一郎を殺した張本人かと思っていた。

本人は否定

多数決で弁慶は亡き者に

それでも殺人は続く

犯人が死ぬかこちらが全員死ぬまで終われない












‐どうしてこんなことに?俺は皆が幸せになれるようにしたのに…


夜明けの鐘が沈黙の中鳴る

〝三ツ谷隆〟の眠りを守るように

町はずれの墓地で死んだ灰谷兄弟

こんな中、自殺や心中まがいをするだなんて何があったのだろう?

手紙が置いてある。手紙には


「早ク殺シテクレ」


また騙しあいこんなことに巻き込まれるくらいなら殺された方が楽だ犯人はもっと人を殺す。




いったい誰がこんなことを?


残りは〝佐野万次郎〟〝松野千冬〟〝黒川イザナ〟

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イザナが、舌なめずりをする 

死んだものに対し何かあるのだろうかそれを見た2人は

‐何でそんな目で見てんだよ!おかしいだろ!?イザナ、お前が皆を殺したんだろ!

‐そうすっよ!人としておかしいです!

‐そうか?俺は今まで死んでいった人間を愛している。そう、人だ

今まで死んでいったのはただの人だ。って考えるとお前らどっちかもしくは両方が殺人者何じゃないのか?

3人の口論は続く

話し合う程馬鹿らしい  2対1 

〝黒川イザナ〟は殺された。

ついに犯人を殺した!

これでもう誰も殺されない!

喜ぶ喜ぶ

まぁそんなことはありえないことだが

‐これで相棒の願いを叶えてやれました。〝皆幸せ〟

やりましたねマイキーくん!

‐うん、そうだね千冬。これで終わりだ。


ガラスの割れる音


‐ま、マイキー君?どうして?

‐千冬、お前言ってたよな?

「今度は死ねなくなった。何で死ねないんだよ。相棒のせいで俺は一生何をしても死ねない身体になっちまった。全部相棒のせいだ」って

‐違っ、俺はっ!ッ…すみません言い訳です

‐別にいいよ、じゃあ千冬安らかに死ね


‐やっと終わったよタケミッチ

ハハッ、何か逆に楽しくなってきたな黒い衝動のおかげでみんなを殺せた

よし、最後の仕上げだ。今いくよタケミッチ、お前ら。

そしてこの村には誰も居なくなってしまいました。


‐あぁ、また誰も救えなかった。





ごめんみんな



ごめん





                              俺のせいで…


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