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(*´ω`)人(´ω`*)オヒサー♪
なんと、漢字の50門テストがゆらねさんの学校ありまして、なんと満点とっちった⭐
さすがにうれし
壊れた君を救うまで 9
「らんらん……もうちょっと、お話、して……?」
「うん、いいよ。すちが眠くなるまで、ずっとここにいるからね」
すちはまだ男の人が怖かったけれど、らんの温かい声に包まれていると、不思議と張り詰めていた心の糸が緩んでいくのを感じていた。
らんは、すちがリラックスできるように、今日の何気ない出来事やシェアハウスの面白い日常を、どこまでも優しいトーンでぽつりぽつりと話し続けた。
やがて、薬の残り香と疲れが襲ってきたのか、すちの瞼がとろとろと落ちていく。
包帯が巻かれた細い手をベッドのシーツに沈め、すちは規則正しい寝息を立て始めた。
「……おやすみ、すち」
らんはすちの額にかかった髪を、そっと指先で払い、愛おしそうに見つめた後、音を立てずに立ち上がって部屋を出た。
――パタン、とドアが閉まる。
その瞬間、らんの顔から「優しいお兄さん」の表情が完全に消え失せた。
リビングに向かうと、そこには誰一人寝ずに、血の気の引いた顔で待っていたなつ、いるま、みこと、こさめの4人がいた。全員の服や手には、さっきのすちの血がまだ微かに残っている。
「らんらん……! すちくん、大丈夫……!?」
みことが縋るように声を上げる。らんは深くため息をつき、重い足取りでソファに腰掛けた。
「……あぁ。今は落ち着いて眠ったよ。俺のことも『らんらん』って呼んでくれるくらいには、少しだけ心を開いてくれた」
「らんらんって……めっちゃ可愛いじゃん……」
いるまが少しだけ表情を緩ませるが、らんの顔は一切晴れない。
それを見たなつが、鋭く問いかけた。
「……それだけじゃねぇだろ。何があった、らん」
らんは組んだ両手に顎を乗せ、リビングの4人を真っ直ぐに見据えた。
「……すちの首元に、生々しいロープの痕があった。索痕だ。自分で首を吊ろうとしたんだと思う」
「っ……!?」
室内の空気が、一瞬で凍りついた。こさめが小さく悲鳴を上げて口を抑え、いるまが絶句する。
「それだけじゃない。あの子、痛みに異常なほど鈍感になってる。
手首をあんなに深く刺した時も、痛がらずに笑ってた。
首の痕を俺に見つけられた時も、『痛くないからなんでもない』って言ったんだ」
「痛くないって……そんなわけねぇだろ……! あんな深ぇ傷……!」
なつが拳を強く握りしめ、悔しそうに歯を食いしばる。
「精神的にも肉体的にも、完全に壊れるまで一人で耐えてたんだよ。重度の男性恐怖症で、対人恐怖症でもある。……あの子、自分の部屋に帰したら、今度こそ本当に死ぬよ」
らんの静かな、だけど絶対的な言葉に、メンバー全員の瞳に暗く熱い炎が灯った。
「そんなの、絶対帰さない……っ。僕が、僕たちがずっとここに引き止めて、いっぱい愛して、守るんだ……!」
こさめが涙をためながら力強く言う。
「あぁ。あいつが嫌がっても、俺たちの手で全部包み込んで、生かしてやる」
なつが静かに微笑む。
その目はすでに、見知らぬ隣人への過保護な執着で満ちていた。
「よし。明日から全員で、すちを全力で甘やかすぞ。怖がらせないように、でも絶対に逃がさないように、俺たち5人で囲い込もう」
リーダーであるらんの宣言に、全員が深く頷いた。
こうして、傷だらけの高校生・すちを、5人の男たちが全力で救済し、過保護に愛し抜く生活が幕を開けた。
次回♥️420💬1
コメント
5件
すちくんやばいことになってるじゃん 多分「転換性障害」か「解離性障害」のどっちかだよ... 満点おめでとう(切り替える場所おかしくね?)
あおいです🌷 今回もじんわり沁みました…。らんの前で「らんらん」って呼♡♡♡ちくん、あの一瞬の安心感が愛おしくて。でもその後のリビングの空気の変わりようが怖いほど鮮烈で、痛みに鈍感になってる描写に心がぎゅっとなりました。5人であの子を生かすと決めたラスト、過保護な執着がもうたまらないです。守りたい、でも逃がさない…その温度差がゾクゾクします。次回も楽しみにしてますね🍀