テラーノベル
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りおん
192
13
RanJam
1,608
8月のタイムカプセルにこめた思い
「いつか変わってしまうこと」への怖さと抵抗
スイカが割れなかったり、宿題を放り出したり、りんご飴を上手に食べれなかったり
描いてあるのは、普通だけどちょっと格好悪い日常。でも「砂の絵を波が消す」ように、そんな最高の毎日もいつかは終わって、新しい日々に上書きされる。
「みんな忘れて大人になってしまうのかな」という未来への怖さや寂しさに、全力で抗おうとしている思い。
言葉にならない「奇跡」への感謝
「一緒に過ごせたのが奇跡だって 気づくのもずっと先でさ」というフレーズが特徴
今この瞬間に君と隣にいることが、どれだけ信じられないくらい幸せなことか、「僕」はうっすらと(でもハッキリと)気づいてる。
うまい言葉で「大切だ」とは言えないけれど、「君といる今は、奇跡なんだ」という胸の奥の気持ちが込められてる。
「絶対」という言葉に託した、君への約束
この曲の最大のメッセージは、最後の「この後のことは分からないけど / 頼りない僕らだけど絶対 / 来年もまたここに来よう」に詰まってる。
未来のことなんて誰にも分からないし、自分たちはまだ子供で頼りない。それでも「絶対」という強い言葉を使って、君と未来を繋ぎ止めようとしてる。
ただの思い出話じゃなくて、「僕たちの未来の約束」なんだっていう、強い決意と君への深い想いがこの曲の核になってる。
8月のタイムカプセル曲名にこめた思い
「忘れるのかな」に対する、僕らの答えだから
歌詞の中で、僕は「思い出も新しい波にのまれるのかな」「忘れちゃうのかな」と 思ってる。
タイムカプセルは「未来の自分に、大切なものを忘れないように届けるもの」 つまり、この曲が、あの日過ごした最高な夏を閉じ込めた、未来の二人に届けるタイムカプセルそのものになっている、そんな意味になる。
「ずっと先で気づく」の歌詞と繋がるから
歌詞には「気づくのは、もっと大人になってからでさ」「気づくのもずっと先でさ」
っていう歌詞が何度も出てくる
何年も経って、大人になった僕が
この曲(=タイムカプセル)を開けた時に、「あぁ、あの時一緒に過ごせたのって奇跡だったんだな」と気づく瞬間が、このタイトル一言で綺麗に表現してる
「来年もまたここに来よう」という約束のカタチだから
タイムカプセルは、埋める時だけじゃなく「いつかまた集まって一緒に開けよう」という未来の約束とセットだから。
「この後のことは分からないけど、絶対来年もまたここに来よう」という、頼りないけど真っ直ぐな二人の約束の強さが、このタイトルにぎゅっと凝縮されてる。
全部読んだ人おつかれさまでした!
思いが伝わるとうれしいです*.(๓´͈ ˘ `͈๓).*
コメント
1件
りおんさん、こんにちは。第5話、じっくり読ませていただきました。 「解説」という形で、曲に込めた思いをここまで丁寧に紐解いてくれているのが、とても新鮮でした。特に「いつか変わってしまうことへの怖さ」と「それでも『絶対』と言うことで未来を繋ぎ止めようとする」という二項対立が、この作品の核心なんだなと腑に落ちました。 あと、タイムカプセルが「未来の自分に届けるもの」であると同時に「約束のカタチ」でもある、という解釈がすごく好きです。なるほど、そういう重層的な意味が込められていたんですね。素敵な解説をありがとうございます。