shkの家に着きインターホンを鳴らす。
画面にshkが映る。
sh「はーい。今開けるわー。」
扉がゆっくりと開きshkが顔を出す。
sh「早かったじゃん。どうぞー。」
br「うん、有難うー。」
部屋へと足を踏み入れる。なんだかいつも来てるはずなのに違う家のように感じてしまう。
br「なんか、、、部屋違うくない?」
sh「何だよ、部屋違うってw怖いだろ!」
br「、、、だよねー!ごめん!」
いつも通りに装うが僕にはずっと違和感しか無かった。
sh「あ!brあれ持ってきてくれた?」
br「、、、え?あぁ!あれさ売り切れてたんだよねー。最近テレビで取り上げられたみたいで。」
sh「まじかー。この前knが遊びに来てさ、それ出したらめちゃくちゃ美味しいって言ってたの思い出して食べたくなったんだよなー。」
br「へぇーそうなんだぁ(もう、その話は知ってる、、、)」
sh「なんか適当に食べるの出すわ。座っててー」
br「うん、、、」
言われた通りにいつも僕が座るソファに腰掛ける。するとshkも後ろから飲み物と何か食べ物を持ってきてくれた。
sh「あ、そういえばコレ!」
手に持っている物は僕がおススメしたゲームだった。
br「それがどうしたの?」
sh「naに教えたらハマったみたいで今度一緒にやるんだよ!」
br「一緒に、、、?」
sh「brとやった時も面白かったよなー。今日これもするか!」
無邪気に話すshkとは裏腹に僕は更なるモヤモヤと違和感に気づき始めた。
この部屋には僕以外の誰かとの共有物が増えてるんだ。
僕とshkだけが知っている事、、、
僕がshkにだけ教えてるのに、、、
これは誰との思い出の品なの、、、?
これはもう誰かに教えてしまったの、、、?
僕がshkの事一番わかってるって思ってるのに、、、
sh「br、、、?何で喋んないんだよ。」
br「ごめん、、、」
そう言うと僕はshkの肩を掴みソファに押し倒した。
sh「うわっ!な、何!?」
br「僕ね、、、shkが好きなの。」
sh「え、、、?は?何急にっ、、、。」
br「ねぇ、僕が一生懸命shkの為にshkの事だけを考えた思い出を他の人に渡さないで。」
sh「渡、、、す?」
更に力を込めてshkの肩を掴む。
sh「ちょ、、、痛いって!何なんだよ!」
br「shk、、、僕だけを見て、、、」
肩に込める力を弱めて僕はshkの胸で泣いた。
第3話終わり
コメント
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ついに言ってしまったが大丈夫なのか...。だんだん気持ちもエスカレートしていってるし…。 更新お疲れ様です!次回も楽しみに待っています!