僕は泣き続けた。言葉にならない声でずっと。僕の事なんか突き放せばいいのにshkはしなかった、、、本当に優しい人。
ーー数分後
sh「落ち着いたかよ、、、。いい加減どいて欲しいんだけど。」
br「、、、ん。」
僕が跨るのをやめた瞬間、shkは僕から距離を取って座った。
br「、、、肩ごめん。痛かったよね?」
sh「、、、それはもういい。てか、全く話が見えないから説明しろよ。」
shkの声がいつもよりか低く、怒っているのだと僕にはわかった。
br「僕、、、shkが好きなの。」
sh「、、、、、、。」
br「でも、言うつもりも無かったしこのままでいいと思った。でもね、、、」
目を見て話したいけど、顔を上げれない。shkがどんな顔してるか怖くて見れない。
僕は下を向いたまま話を続けた。
br「体調崩す前の撮影後、あきらかに様子おかしくて、でも誰も気づいて無かった。僕だけがちゃんとshkの異変に気づいた。だから家にいったのも僕だけが知ってるshkを見たかったから、、、。」
sh「心配してた訳じゃねーのか、、、。」
br「違う!心配だったよ!だったけど、、、看病中のshkは僕の知らないshkだらけで、、、誰にも見せたくないって思っちゃったんだ。」
sh「、、、、、、じゃぁ、ここ数週間家に来てたのも?」
br「、、、、、、うん。僕とshkだけの思い出が欲しかった。」
sh「、、、渡さないでってのは?」
br「他のメンバーが僕達だけの思い出を知ってたから、、、。教えて欲しく無かった、、、。だからこの家で僕と一緒に作った思い出が少しずつ無くなってるって思ったら、、、うっ、、、止まらなくて、、、。」
sh「お前、、、自分勝手すぎる。要するに俺はたまたまお前の標的になって、独占欲を満たす為の道具だったって事だよな、、、。」
br「ちがっ、、、っ!?」
ちゃんと伝えなきゃと思ってshkの方を向くとshkは静かに泣いていた。一粒、また一粒と涙がゆっくりと頬をつたっていた。
br「ち、違う、、、うっ、、、僕はっ、、、shkだから、、、っ」
僕の中でもうダメだと思った。何を言ってもきっとshkを傷付けるだけだ。僕の好きって気持ちはもう届かないって、、、。
あぁ、嫌われた、、、好きな人に嫌われるのってこんなにキツいのかと涙を流しながら噛み締める。でもきっとshkの方がもっと辛いんだろうな、、、。
僕は静かに立ち上がり玄関へと向かった。
玄関に向かうまでの道のりで数々のshkとの思い出が目に入る、、、。
もうこの思い出は無くなるのかと思うと涙が止まらなかった。
有難う、、、ごめんね、、、shk、、、。
第4話終わり
コメント
2件
確かにShkさんの気持ちを考えるとそうなるよなぁ。バッドエンドしかないのか...。 更新お疲れ様です!