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あんな会話があったんだ、俺は悪くない……。



桜「…悪かったって…、別に皐月を今すぐ食おうって話じゃねーって」

皐月『…その内容だといつか食うのか…』

桜「……、まぁ、俺ら、皐月の事…好きだし…」

照れてる顔してるけど考え丸見えだぞ!!

皐月『……学生のうちは絶対無理、俺は青春……、いや、大人しくしてたいんだ』

桜「…まぁ、皐月はそうゆうタイプだよな」

皐月『?どうゆう事だよ』

桜「だから、好きなやつが居たら積極的になったりするだろ?蘇芳とか、桐生が言ってた…、だから俺も積極的になろうって…」

あぁ、桜は自分自身の事よく分かってないし…恋心も分かんないから周りに助けを求めて…口に出してくれたんだ……。

それなのに俺は桜や梅の事なんにも分かってないし、分かろうともしてなかった……。

皐月『……、分かった、俺ちゃんと思うこと言うよ!』

桜「…は?」

皐月『俺、上手く伝えれないし…、俺の考えとかも、上手く伝えれない、口に出せないんだ…、でも、それ辞める、ちゃんと口に出して伝えるからッ!だから…少しの間…待っててくれないか…』

俺が話すと桜は驚いた顔をしたが少ししたらふんわり笑って

桜「…おぅ、分かった…、その代わり!!また別れるとか言うなよ!!?」

皐月『分かってるって……ゴメンな…、頼りない俺で…』

桜「た、頼りないなんて誰も言ってねーよ…、ただ、俺の傍から離れんなよ、手の届くとこにいてくれ…」

頬を真っ赤に染めて恥ずかしそうに話す桜がまた愛おしくて……。

皐月『…うん、俺もそばに居てくれて嬉しい』

桜「だーッ!!そうやって!!気安く話すな!!!」

皐月『…え、理不尽……』

風鈴の3年生は役に立たない!!

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