こちらの更新も止め気味でしたが、その間他国……特に米国では画像生成AI関連で大きな動きがありました。
米国において、画像生成AIを利用して作成した画像には
著l作l権が基本的に発生しない
という最初の手引きが正式に発表されたようです。
個人的にこれが直近で一番大きなニュースかもしれない。
米国では、AIで作成された漫画の場合明確に人が手を加えている
台詞やモノローグ・コマ割り以外は保護されないというはっきりした判例が出たからでしょう。
唇や手の形を多少修正しただけだったり、本当に自力で修正を加えていることが証明出来なければ認められないようですし。
1本線なんて以ての外。
正確にはケースバイケースとはいえ、当事者の絵描きさん方は少しでも気が楽になっていたら良いなと思います……。
今のAI界隈は、人l権侵害へと解釈が広がっていたりするのですよ。
そもそも、著l作l権の始まりは人l権と関わりがあるので。
ちなみに日本のニュースはというと、現状の生成系AIの問題点等に関する話題をテーマとして開かれた世界のサミットに、日頃から情報を発信している一部の日本の方々も招待されました。
日本のことを気に掛けて下さる海外の方がいらっしゃるのは、心強いしとても嬉しい限り。
彼等が居なければ、恐らくこの国は今よりもっと混沌が渦巻くような、ギスギスとした雰囲気だったのではないかと思います。
Mimicさんの騒動の時点で、そういった面が浮き彫りになりましたし。
なお、このサミットのアーカイブは
Concept Art Association(コンセプトアートアソシエーション)さんのようつべのチャンネルにて残っているため、気になる方は一度、ご覧になってみて下さい。
日本は世界と足並みを揃えていくという言葉を信じて良いのか不安ですが、良い方向に向かって欲しいものです。
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