続きです
もう一度言うけど、、、
意識を取り戻すと僕は椅子に固定されていた。腰回りと腕を革ベルトで何重にも巻かれていた。足は固定されておらず自由に動かせる。辺りをキョロキョロ見渡すと大きな防弾ガラス越しに襲撃した生徒達と数名のプロヒーローがいた。驚いたのはそこに脳無によって再起不能にしたはずのイレイザーヘッドがいたことだ。全身包帯でグルグル巻きにされており、プレゼント・マイクに横から支えられていた。
緑 で?あんただれ?
根 初めまして。僕は雄英高校校長の根津…そしてこちらは刑事の塚内くん
緑 なんでもいいけど…拷問かよ?こんな狭い所に、
塚 そう言わないでくれよ。君から聞きたいことは山ほどあるからね
机の上に僕の所持品を並べていく塚内、といって所持品は煙草二箱にサバイバルナイフが数本とジッポライターだけだけど 塚内は煙草とジッポライターを手に持って僕に尋ねた。
塚 そこにいる爆豪くんから君については話は聞いている。未成年である君が煙草を吸うのは身体に良くないよ?
緑 それに触るなぶち殺すぞ!?このポリ公が!ガンッ
僕が机に蹴りを入れると三人は驚いた表情をした。無理もない。
拘束していたベルトを力ずくで引きちぎってしまったのだから。塚内から煙草とジッポライターを奪い取り再び椅子に腰を下ろして煙草を咥えて、ジッポライターで火を付けタバコを吸う。
緑谷「ふぅ…僕は敵(ヴィラン)ですよ?敵が法を守りますか?少なくとも僕はこんな社会の法律なんてクソ食らえと思っているので…文句があるなら殺しますが?」
根津「構わないよ!僕たちの質問に正直に答えてくれたら」
ネズミ…根津校長は話がわかるらしく僕は足を組んで「質問に答えられる範囲でなら…」というと根津校長は「それで構わないよ!」といった。
根 まずは君の名前と『敵連合』の関わりについてだ
緑 緑谷出久、金で雇われただけですよ?そこの平和の象徴様をぶち殺すためにね
緑 “ヒーロー”になるためですよ…僕はあなた方にような社会の犬にはなりたくありません ニタッ
不敵に笑う僕をみて皆表情が強ばった。僕はそんな表情をみて大笑いした。今はなにもしないとタバコを咥えてもう一度吸った。タバコの灰を床に落として足で踏みつけて消した。僕は椅子の背もたれに身体を預けて話を続けた。
緑 “無個性のお前に何ができる?そんなにヒーロー成りたきゃひとつだけ方法があるぜ…来世は個性が宿ると信じて屋上からワンチャンダイブ!”
これはダレが入った言葉だっけw
ねぇかっちゃん!
爆 っ!
緑 ま、そんな彼でもなれる、、、
ヒーローなんてそんなもんだしさ。よかったよ…社会のゴミならずにすんだよ…まぁ~根津校長には悪いけど敵連合については話せることはないですね…僕、彼のこと気に入ってますので…ここであなた方に拷問されて殺されてもいいですよ?そーいうの警察の方は得意でしょ?ニッ
根津校長は塚内と顔を見合わせてどうするか耳打ちで相談していた。悩んでいるようにも見えた。最悪の場合は“個性”を使って逃げればいいしどう判断するか楽しみで仕方なかった。拷問かはたまた『死』か。考えがまとまったようで根津校長は僕をじっと見ている。
根 敵連合について話してくれる気はないんだよね
緑 ないですね。煮るなり焼くなりどーぞご自由に
根津校長は腕を組み、目を閉じた。次の瞬間このネズミは飛んでもないことをいい始めた。
根 じゃあ話してくれるようなるまで君には雄英に通ってもらう!
緑 ………は?
ドブネズミ正気か?
根 ドブネッ?
緑 俺そこの生徒たちを殺しちゃうかもよw
切 怖っ、、、
上 殺される、、、
芦 殺されるぅぅぅぅぅ!!
根 確かに、、、、
緑 さぁどうします?
根 やっぱり拘束しておこうかな、、、
次の瞬間またさっきと変わらない発言をした
根 じゃあ、君にはプロヒーローを数人つけよう!
あと制服を変えよう!
暴れないようにするための!
学校が終わったら、またここに戻ってきてもらう!
緑 こいつなかなかやばいこと言うな、、、ボソッ
まぁ逃げ出せばいっか、、、、
別にいいよ!
それで!
根 じゃあ明日からそうしよう!
今日はまだ拘束しておく!
そう言って俺をミッドナイトの毒で眠らせ、鉄で縛られた
これで終わりマスカット
コメント
2件
終わりマスカットw・:*+.\(( °ω° ))/.:+