えむはナイフを持ち、少し上を見る
「…あと、少しかな…、」
「…うん、」
「…、お願い、」
えむはナイフを私に向ける
「……ごめんね、」
えむはそう言い、
ナイフを後側に投げた
「…えっ…?!」
「えむ…っ?!何して……」
「…、ごめんね…、私、出来ないや、」
えむは少し微笑みながらそう言う
もう、ナイフを取りにいけないくらいだろう、
段々地面が明るくなっていく
「…寧々ちゃん!」
えむはこっちを向き、元気に言う、
「ーーーー!!!」
「…!!」
えむは、最期に私に向けてーーと叫ぶようにいった、
目の前が真っ赤になる、
「えむ…っ!!!」
「えむっ…?!えむーーー」
ー2XXX年ー
私は建物の残骸の様なものに登り、空を見上げる、
みんながいた時よりも綺麗な空で、
「…久しぶりに、空なんて見たな、」
そう呟くと、私ある場所へ向かう
「…あっ、ここだ、」
普通に生きていれば、私もとっくにお婆ちゃんになってて、亡くなってるくらいだろうか、
「2XXX年、〇月〇日、
えむ、この日、なんの日か覚えてる?」
「…、そうだよね、あの日、だよね。」
そう独り言を呟きながら足元にある花を見る、
「……これ、何年前かに生えてきたんだよ、」
「…えむが灰になっちゃった場所、」
「…たしか、この花…、赤いゼラニウム、だよね、」
「えむにぴったりな花、」
「…今になったら、そろそろ言えるかな、」
そう私は呟くと、手を合わせる、
「……えむ、」
「好きだったよ。」
コメント
5件
だった なのがほんと切ない… すき
まじで神♡♡好きぴ♡♡(罰ゲーム今すぐ辞めたいです)
聖なる最終回なのにフっと出すのが僕クオリティです☆ ありがとうございます(?)