ATTENTION
・赤白 白赤(特に攻め受け関係ないです)
・Rなし
・色覚障がい(知識不足で間違っていたらすみません💦)
・学パロ…?
START
赤視点 (※放課後スタートです)
白「なぁなぁ、りうちゃん!」
赤「ん?どしたの?」
チャイムと同時に初兎ちゃんがまるでひまわりのような笑顔でやってくる
白「りうちゃん、来月誕生日やんな!」
赤「あー、、、そういえばそうだわ」
全くもって忘れていました、
だって誕生日なんか1ヶ月前とか意外と覚えてないもんじゃん(?)
白「えー!忘れとったん!?w」
白「僕覚えとったのに!!」
うん、かわi((
赤「wwごめんごめん(?)」
白「でさ!誕生日プレゼントあげるからりうちゃんの好きな色教えて!」
え、それ本人に言っちゃっていい感じなんだね、うん、わかった!(?)
赤「うーん…」
赤「やっぱりりうらの赤でしょ!」
白「りうらの赤とは…?」
白「ま!いっか!」
赤「ま!いいでしょ!」
赤/白「www」
2人の笑い声が静かな教室に響く
こういう意味わからない会話をするのがなんだかんだ1番楽しいんだよな〜、
何言ってるかは自分たちでも分からないけど
白「あ!もう帰らんと!」
「りうちゃんまたね~!」
赤「ばいば~い!」
白視点
さっきまでと変わって大袈裟に言うと静まり返ったような道を歩く、
車の音とかはしてるけどりうちゃんといる時と比べたら、、
白「赤ねぇ…」
「赤ってどんな色なんだろう」
僕は生まれつきなのかは分からない
けど、物心がついた時には僕の世界に色はなかった
いわゆる、”色覚障がい”
人によって症状やレベル、発症時期などは違う
僕の場合は、色の見分けがつかなかったり僕から見えている色と実際の色が違ったりする
見えにくい色はグレーがかって見えたりもする、塗り絵の塗りかけみたいなもんかな?
じゃあ、なんで僕が
りうちゃんの好きな”色”のプレゼントをしようと思ったか、、、
特に深い理由はなかったけど挑戦してみたかった
1ヶ月かけて全力で”色”に触れてみたかった
もちろんりうちゃんには色覚障がいのことはまだ言っていない
1ヶ月かけても無理だったらりうちゃん正直に話す
成功しても言うかもしれないけど
〜1ヶ月後〜(白視点)
あれから僕は本気で探した、本気で色に触れてみようと思った、
でも、 無理だった
分かってたんだ、最初から
だって今まで十数年間分からなかったんだから
挑戦したかったなんか自分に対しての嘘だったのかもしれない、
りうちゃんに言い出す勇気がなかっただけ
ただの口実にすぎなかった
僕は怖かった、
色が分からないこと、、、 ではない
バカにされること、、、でもない
りうちゃんに嫌われること、、、それだけが怖かった
色々考えながら歩いているとあっという間にりうちゃん家まで着いてしまった
そして恐る恐るチャイムを鳴らした
ピンポ-ン
赤「はーい!」
白「誕生日おめでとう!」
赤「、、、」
白「、、、りうちゃん?」
赤「どうしたの?作り笑いなんかして」
白「え?」
気づかなかった、こんな些細なことにも気づいてくれるりうちゃんはやっぱり好きだ
白「ごめん」
赤「どうして謝るの?」
白「ごめん、プ、、」
ダメだ、言葉がでない
赤「ゆっくりでいいよ、ヨシヨシ」
りうちゃんに頭を撫でてもらい少し勇気が出た、今しかない
白「プ、、、プレゼント、、、用意できなかっ、、」
最後の1文字を言う前に僕は泣き崩れてしまった
赤「え、初兎ちゃん、、とりあえず落ち着こ!」
落ち着いてから 全て話した
僕のこと嫌いになったかな ?
白「…僕のこと嫌いになった?」
自分から聞くのは凄く怖かった
でも、もし嫌いになったなら早く出ていった方がいいと思い聞いてみた
赤「りうらが初兎ちゃんのこと嫌いに?」
白「うん」
赤「なるわけないじゃん!」
赤「初兎ちゃんにとったらそんなことですまないかもしれないけど」
赤「そんなことで嫌いになってたら恋人失格じゃない?」
白「気持ち悪くないの?」
赤「うん!」
白「よかった、、」
ほんとにりうちゃんの恋人でよかったと思う
安心してまた涙が溢れてきた
赤「も〜!しょーちゃん泣きすぎ!!w」
白「た”っ”て”〜〜」
赤「www」
白「わ”ら”う”な〜」
白「改めて誕生日おめでと//」
赤「ありがと!」
改めて言うと照れるな//
赤「りうらと一緒に初兎ちゃんの塗り絵完成させようね!」
白「それは無理だよ」
せっかくいい雰囲気だったのになんてこと言ってんだよ僕!!!
赤「どうして?」
白「数十年間で何も変わらなかったんだから」
赤「でも!りうらがいれば出来るかもしれないよ!!」
赤「別にりうら超能力者でもないし、専門的な知識もまだないけど、、、」
赤「、、、初兎ちゃんが1人じゃ出来なかったことも2人いれば出来るかもしれない!」
白「それもそうかもなw」
赤「だからさ、これからもよろしくおねがいします!」
白「こちらこそ、一緒に塗り絵を完成させてください、」
赤「もちろんだよ〜!」
後日2人で”赤色”の誕生日プレゼントを買いに行ったとさ
the end
新年1発目どうだったでしょうか?
知識不足な部分もあるので納得いかない所もあったんですけど、まぁそれはそれでいっか(?)
たまにはこういうのもいいかもですね!
よかったったら♡おねがいします!
コメント
15件
どうしよ。泣いてるわ。好きすぎる
なんでかわからんけど、「最初のまるでひまわりみたいな笑顔」が「まるでらびまるみたいな笑顔」に見えたwww