初めまして !^_ .̫ _^ 羽蘭と申します 。
初めての投稿なので 、分からないことも多いですが自分のペースで投稿していこうと思うので 暖かい目で楽しんでくれると嬉しです ♩✧
⟡.· 登場人物
速水 茉優 ( ハヤミ マヒロ ) ♂︎
・ 高校2年生
・ 璃海とは幼馴染
・ 寡黙でオールマイティ
谷野 璃海 ( ヤノ リッカ ) ♀︎
・ 高校2年生
・ 茉優とは幼馴染
・ 天真爛漫で純粋
第1話 「 日常 」
【 チ リ リ リ リ … 】
久しぶりに聞くアラーム音で目覚める。少し気だるい体を起こしつつぼんやりとスマホの画面を眺める。“ 4月10日月曜日 ” ロック画面に映るその文字で改めて今日から高校2年生が始まることを実感する。かと言っても、1年生の頃と大きな変化がある訳では無い。俺が住んでるこの街は都会とは程遠い場所で自慢できるのは近くに綺麗と有名は海があることぐらい。そんな田舎の高校だから生徒も小学校からの地元の友達ばかりで顔ぶれもたかが知れていた。
「 茉優 ーー !!起きてるの ーー ?? 」
1階から母親の甲高い声が聞こえ俺は慌ててベッドから降り準備を始めた。洗面所に行き、寝癖を直し、ワックスで少し髪を整え、食卓に座り朝食を摂る、歯を磨いて、制服を着替え少し急ぎ足で外へ出る。いつもと何も変わらない日常だった。
「 まひろおはよ! 」
背中をドンっと叩かれる。少し後ろを覗くとそこにもいつもと変わらない日常があった。二重で大きな目をした背の女子が俺にいじらしそうに笑ってきた
「 朝からびっくりさせんなよー、おはよう璃海 」
俺がそう返すと後ろにいた璃海は気づけば俺の横にいてびっくりしたー?と笑いながら尋ねていた。璃海は親同士が仲良しで生まれた時から一緒だった幼馴染であり同級生。言わば腐れ縁ってやつだ
「…そういえば、春休みの課題終わったの?ほら、一昨日くらいに写させてって頼み込んできたやつ。 」
「 勿論!!まひろのお陰で無事終わりましたー!ほんと感謝だわ、ありがとう 」
無邪気で天真爛漫って言葉がぴったりな彼女とこの先もずっとこの場所で過ごしていくと思っていた。いや、そう思わせて欲しかった。
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