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〜side伊波〜
「‥‥っ伊波‥‥あ‥‥あっ‥‥ああっ!‥‥ 」
「ん?何‥‥小柳‥‥」
「待てっ‥‥お前今日‥‥激し‥‥あっ‥‥! 」
「だって今日お前の方が感度良すぎない?」
「そんな事ないっ‥‥んんっ!‥‥」
胸に尖るものを指で軽く撫でる
「やぁっ!‥‥んっ‥‥」
「‥‥ほら」
「うるさいっ‥‥あっ‥‥も‥‥いくっ!」
小柳はなんだか放っておけないんだ
一人になりたがるコイツから目が離せない
そして抱きしめずにはいられない
任務中
どんなに酷い怪我も誰にも言わずに寝て治そうとする
白狼だってそんな万能じゃないだろ
「‥‥もういく?‥‥俺もいきそう‥‥」
「ああっ‥‥ライっ!‥‥あぁっ!‥‥んっ‥‥」
小柳の中で果てると、息の上がっている彼にキスをした
小柳が俺の胸の中心に手のひらを当てる
押し返そうとしてるのかとも思ったが、そうではないらしい
「ライ‥‥俺が居なくなっても俺はここにいるから‥‥」
「‥‥え?」
何を急に言い出すんだ?
「‥‥お前どこか行くの?」
「‥‥ちょっと」
「ちょっと?」
「俺とお前といる場所が違くても俺はお前を‥‥」
「え?‥‥なになに⁈どこ行くの?」
目の前に小柳がいるのに不安になる
なんでこんな言い方するんだ?
「俺自身の仕事で少しここを空ける」
「少し?少しだけ?‥‥帰ってくるよな?」
「帰るよ」
帰ると即答する小柳に安堵する
「でももし俺の帰りが遅かったら待たなくて良いからな」
「は?お前、マジで言ってる?‥‥何、そんなに強い奴と戦うの?だったら俺も連れてけよ」
「連れてけねーよ」
「だって今までだってこんな事言う事なかったのに」
「だから今回はちゃんと言って行こうと思って‥‥」
「やだ、行かせない」
「何言ってん‥‥や、待って!ああっ‥‥ライっ!‥‥」
俺が無茶言ってるのは分かってる
でもそんな言い方されたら‥‥
どうしようもない思いを小柳の身体にぶつけた
どんなことしても離したくない
ふと目が覚める
いつのまにか寝てたんだ
ハッとして起き上がる
外はまだ真っ暗だった
もう‥‥隣に小柳がいない
ろくに話も聞いてあげてないのに‥‥
寒い部屋
小柳が触れた手の場所だけ暖かい気がした
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