テラーノベル
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こんにちは!
さんちゃんです。
今日、病院に行くはずだったのですが、塾が入っていたので行けませんでした😭
まだ腰も指も痛いんです!
でも塾で勉強頑張ってきました!
いつもより早く起きた。
「お、おはよう」
震える声でスピーカーに呼びかける。
今の時間は6時45分。
『おはようございます。』
けちゃはいつも通り淡々とした口調で言った。
…今日は自分が消える日なのに。
はぁ、と俺はため息を吐く。
…今日は会社を休もうか。
行ったとしても、多分何もやる気が出ない。
「けちゃ、今日は俺、会社休むね。」
俺はけちゃに言う。
しばらくランプが点滅する。
『はい。では、会社に休むと連絡を送らせていただきます。…たまには息抜きも必要なので、この休みを沢山満喫しましょう!』
スピーカーから流れる声は、元気だった。
ーー「はぁ、またそうやってギリギリまで溜め込んで!疲れた時は僕を頼ってね、っていつも言ってるでしょ!?
…僕の為なんかに、無理して働かなくていいんだよ?」
俺がギリギリまで疲れを溜め込んで倒れた時、けちゃにそう言われた。
大好きな人にそんなこと言ってもらえるなんて、すごく嬉しいことなのに、なぜかその時の俺は、「お前のためじゃねーし!!」なんて言ってしまった。
いつか、いつも俺を心配してくれてありがとう、って、大好きだよ、ずっと一緒に居ようって、伝える予定だった。
でも、伝える間もなく消えていってしまったね。
時計を見ると、8時まであと数分だった。
もうこんなに経っていたのか、とベッドから腰を持ち上げる。
スピーカーの設定を開いた。
そして、「アップデート」と書かれた場所を押す。
俺は、もうお前の声に依存しないよ。
けちゃも迷惑だったでしょ?
喧嘩して家出したのに、助けに来なかった奴に毎日話しかけられて。
しばらくすると、スピーカーからピコン、と電子音が聞こえた。
そしてーー
『こんにちは。まぜ太さん。』
知らない声がスピーカーから聞こえた。
俺は床へ崩れ落ちる。
でも、これで、良かったんだ。
目から溢れる涙を拭って、俺は立ち上がった。
ーーー「今日はもう少しだけ、休もうかな。…けちゃ?」
どこからも返事はなかった。
コメント
2件
コメント失礼します もうまぜ太くんが切なすぎて泣いてしまいました… 気持ちの書き方とかもう全部の話で心に響きましたすごいです