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今日は合同レッスン当日。嬉しすぎて顔がにやけそうなのを我慢して普通に振る舞おうとするけど、普通に出来ているか分からない。


超《よろしくお願いします》

O《よろしくお願いします》


y「二日間に分けて合同レッスンを行います。一日目は僕達の楽曲をダンサー、ボーカル、それぞれに分かれてレッスンします。ダンサーは俺ユーキ、ボーカルはタカシをリーダーに進めてもらおうと思っています」

h「二日目は俺達の楽曲をやります。レッスン方法はユーキくんが言ってたように進めていこうと思っています。ボーカルとラッパーにそれぞれ分かれます。ダンサーの皆さんはラッパーの方についてください」

t「ほな、ボーカル組はこっち来て〜」

y「早速分かれてやっていきましょう!ダンサー組はこっちに!」


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t「なお、一応病み上がりなんだから無理するなよ」

n「大丈夫。たくのお陰で元気だし!」

t「何かあったら俺に言えよ」

n「うん、ありがと」


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まず、兄が所属するグループの楽曲から踊ることになった。見本として踊ってくれることに、、。


n「、、、、、」


兄から目を離せない。一番輝いているように見える。世界観に引き込まれるような、自分にはないパフォーマンス。


r「、、や、、、おや、、、なおや」

n「あ、、れい、、」

r「何、、お兄ちゃんに見惚れてたの?」


、、バレてた?もしかして周り気づいてるかな、、。


n「いや、違うしっ、、」

r「図星じゃん、、笑」

n「、、そうだよ」

r「なおやって、お兄ちゃんを見る時の目ってザ・恋してる目だよね」

n「そんなに分かりやすい、、?」

r「んー、俺にはそう見えるよ」


どうかバレているのが、れいだけでありますように、、。


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3回目の休憩を挟んだ時、急にどこからか甘い匂いがした。、、そして俺の身体に異変が起きた。初めて感じる違和感。風邪ではない何か。それに気づくには時間はかからなかった。前にテレビでやっていたのを見た。この世界はΩとβとαと分かれていると。Ωには発情期があるらしい。俺は多分、、、後天性のΩになった。身体が熱く、下半身が疼いてる。今までに感じたことのない苦しさを何でこんな時に、、、。でも大丈夫なはず、、。俺のメンバーにΩがいるので薬を貰えれば、、、。


n「けんしん、、発情期の薬持ってる、、?」

k「もしかして、発情期来たの、、?」

n「うん、、初めて、、」

k「ごめん、、今日は持ってない、、」

n「そっか、、」


しょうがない、、1人で抑えてくるか、、、。


n「トイレ行ってくる、、」

k「大丈夫、、?俺も着いて行こうか?」

n「ううん、、大丈夫。自分で何とかするよ」

k「分かった、、遅くなりそうだったら俺から体調不良って伝えておくね」

n「ありがとう、、助かる、」


俺は急いでトイレに向かった。なるべく早く戻らなきゃ、、。


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弟がメンバーとコソコソ何か話している。少し弟の様子がおかしい様に見えた。


h「、、、やくん、、、くやくん、、、、タクヤくん!」

t「うおっ、、、何だハルかよ、、」

h「ずっとボーッとしてたから、どうしたのかなって」

t「別に、、、何にもねぇよ、」

h「あれ、、なおやくん大丈夫かな?」

t「やっぱり、、あいつ体調悪いんじゃ、、」

h「いや、、あの様子だと、、発情期なんじゃ、、」

t「発情期、、?」


いや、、今まで弟に発情期なんてものはなかったはず、、、。


h「俺Ωなんで分かりますけど、あれ、、発情期ですよ。多分、、後天性のΩかも、、」


そう、彼はメンバーで唯一のΩ。番はメンバー内の1人。ここだけの話、俺以外皆カップル。


r&k s&m a&h t&y ペア


スタッフにも言っていない、グループ内での秘密。


そうメンバーと話している間に、弟は外に出ようとしている。


h「、、、タクヤくん、追いかけないの?」

t「いや、、でも、、、」

h「ここは行ってください。俺が何とかするんで!」

t「うん、、ありがと、行ってくる」


俺は急いで追いかける。


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