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ロウワーを聞いたりして浮かんできた物語です。全然かけてないので期待は無しで宜しくお願い致します🙇🏻♀️´-
-設定-
gt ↬ ボス
rt ↬ ハッカー
ky、us ↬ 魔物殺し
fj ↬ 魔物
rt ↬ 〈 〉 ky ↬ 「 」 us ↬ 『 』 fj ↬ 《 》
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「レトさん、状況わかる?」
〈霧が強くてよく見えん!〉
『だからドローンはやめろっつったじゃねぇか!』
〈このミッションやったらこれが一番最適やったんや!〉
「あぁ、もういいよ!うっしー左行って!」
『はぁ?』
「標的はさっき見つけた1匹だけだ!処理が終わったら連絡する!」
『あいあい!』
俺らは魔物を全て排除していく組織、”level”。
今はさっきミッションが終わったばかりなんだが1人生き残っていたようで今その1匹を追いかけている。すぐ見つかったせいであまり特徴は分からないが他の魔物よりも髪が少し長かった。それに、魔物の特徴といえる角。あの生き残りは紫色の角だった。多分ただの民族だ。それとビリビリになっていたマントを羽織っていたような…霧が強くあまり見えなかったせいで特徴やら全ては分からなかった。だが、口元には血がついていた。…きっと、人を捕食したばかりの魔物だ。俺は昔親と兄を魔物によって殺された。だから、魔物のことは…恨んでいる。そりゃそうだ、大切な家族を殺されて…恨まないやつがどこにいる。もううっしーと別れて5分は経った。運動神経に自信があるとしてもずっと同じペースで走るのは辛い。
「クソっ、どこにいんだよ…!」
ガサッ
「!」
音に直ぐ様気づき、手に持っていた銃をパンと音を立て撃つ。
《ぅ”あ…っ、》
「よし、」
打たれた腕から流れる血を止めるために手で塞いでいる魔物の元へ近づく。
《ひ、》
「お前、人を何人喰った?」
《ぇ、》
「何人喰ったか聞いてんだよ!」
こういう顔をされるのが俺は1番嫌いなんだ。俺は何もしてないみたいな…被害者ぶって……!
《俺、俺はっ…(泣》
「何故泣く!お前は魔物だろう!」
《ちが、違う…》
「何が違うんだ?証拠にその角があるだろう!」
いつも排除する時に見る角。嫌になるほど見てきた。泣き喚く魔物だって、居た。
《俺は…っ、人なんて喰わない…っ!》
「あ”?じゃあなんで」
俺はそいつの顎を引き寄せ、口の傍に付いている血を指で魔物の頬に広げた。
《これはっ、まもっ…魔物のっ、》
「返り血だと言うのか?」
《違う、っ…俺が…》
《俺が…魔物をっ、”喰った”……!》
「は?」
魔物が魔物を喰う?んなことあるわけねぇだろ……
《ぉ、お前なら…分かるはずだ、》
「何がだよ」
《俺の口に…付いてる、血は…人間の血より、濃いはず…っ》
確かに、魔物の血は人間の血より色が濃く少し紫色なことが多い。ただ多いだけだ。
《だから俺を信じて……っ》
「その血を持ってるやつが多いだけだ。人間を沢山食っていたら血は人間の血と似たような色になる」
《ぇ、》
「だから俺はお前を信じることが出来ない」
《ぁ、あ…》
「それに、ここは霧が強い。よく見えん」
《な、なら……!》
魔物がパチンと指を鳴らす。それと同時に霧は先程と比べ物にならないほど無くなっていた。
「は?」
《お、俺は…お前らが排除した魔物を喰う為に霧を強くした、っ…だから、》
「信じろって?」
《っ、》
「生憎、俺は魔物が大っ嫌いでねぇ…だから、早く逝_」
《待、っ》
〈キヨくん!〉
俺は銃を撃とうとした指を止める。
「何」
〈そいつはただの魔物じゃない!〉
「どういうことだよ」
〈俺らが排除してる魔物にとって天敵の…”エルフ”や〉
「エルフ…?エルフなんて角生えてねぇだろ」
〈エルフの特徴はよく見るものでいえば耳が尖ってるとかだろうけど…それはあくまでファンタジーとかね〉
「あ、っそ」
もう魔物とかいる時点でファンタジーじゃね ぇの
〈この世の中でエルフを見つけることは少ないんだけど…〉
「いや、こいつ角生えてんじゃん」
〈エルフは紫色の角を持ってるんだよ〉
「……へぇ」
〈良かったら、そのエルフ持って帰ってきて〉
「はぁ?なんでだよ」
〈エルフは魔物たちにとって天敵の存在だって言ったじゃん〉
「あ”~…それで協力してもらうって?」
〈そそ、ボスから許可は降りてるから〉
「早くね?」
〈僕を舐めないで頂きたい!〉
「……」
〈無視!〉
真剣に話してるっつーのにボケるレトさんが悪い。まぁとりあえずこいつが魔物じゃないってことは分かった。
「…来い」
《へ、》
「招待してやるよ、”level”に」
俺は手を差し出す。さっき銃で撃ってきたやつを信じれるわけがねぇだろうけど、
《…ありがとう》
「…」
《何か言ってよ!》
「あ”~、うるせーうるせー」
コイツ、めんどくせー系だ。
《ねぇ、君の名前…何?》
「言う必要ねぇから言わねー」
《俺は……えと、名前ないんだった、(笑》
こいつ…なんでそんな顔すんだよ、こんなにも顔立ちが綺麗だと言うのに人間が羨ましいみたいな顔じゃなくて…何かを思い返しているような顔だった。
「……フジ」
《え?》
「お前の名前、フジな」
《…!優しいね、》
「…」
ホント、なんでこんな…胸が締め付けられんだよ。意味わかんねぇ
《で、君は?》
「はぁ”~…キヨ」
《へー、キヨ…珍しい名前だね》
「…」
《酷っ》
あ”~…うるせー、うっしーに連絡入れてんだよクソ…つーか、さっきの連絡聞いてたらもういるか、
『来んのおっせー』
「コイツが遅いだけ」
『例のエルフ?』
《ぁ、え…ふ、フジです、》
『フジ?宜しくな』
「馴れ馴れしくしなくてもいいだろ」
『別に良くね?これから仲間になるんだし』
「なんでうっしーは受け入れてんだ」
《逆にキヨは受け入れてくれてないんだ…》
「急に喋んな」
エルフだって、立派な魔物だろ。人間の姿とは程遠い姿の魔物。だけど、こいつは…顔立ちやスタイル…どこも人間に似ている、時々魔物が使う魔法によって目の錯覚で人間の姿になった魔物だっていたんだ。レトさんの言う通りとはいえ…俺はまだ信じきれない。
『ていうかフジって魔物喰べんだっけ』
《そ、う!》
『じゃあレトルトに用意してもらうか』
「さっきこいつ喰ってたからいいだろ」
《な、》
『まぁ、クソほどあるからそれ食べたらいいだろ』
《ほ、ほんと?》
『誰が嘘つくんだよ』
《や…俺、その…知らないし、君のこと》
『あ~、俺牛沢な。コイツからはうっしーって呼ばれてる』
《な、なら……》
『ん、いいぜ』
《あ、りがと…》
なんでこいつあんなにハキハキ喋ってたくせに今は人見知りみてーになってんだよ。気持ちわり
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力尽きました。誰か続き書いてください…
案が出てきても最後まで書けない。それが私です…ほんとバカですね、笑
ENDで言うならバッドエンドにしたかったんですけどね…(結局、fjは魔物で合っていて親を食べてしまった過去があって食べている最中に見つかって仲間外れにされて……とか、)fjkyにしてもいいな、(無意識にkyはfjに惹かれてて、fjはkyに一目惚れしてた……みたいな)なんで思ってます(アホ)
次回 ↬ 想い出