しろもちさんの!!
小説コンだー!!!
ということで……、
頑張りたいと思います!!
※めちゃくちゃ頑張りました。
長いです
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百合咲 瀬奈
高校3年生 18歳
龍華 友梨奈とは
保育園から学校がずっと一緒の幼馴染である。
将来はパティシエになることが夢。
実は将来のことが不安で、、?
龍華 友梨奈
高校3年生 18歳
瀬奈とは保育園からの仲、幼馴染。
将来は教師になることが夢。
実は昔、、?
「ゆりちゃん!おはよ!!」
瀬奈が元気よく挨拶をしている。
「あ、おはよう、瀬奈。」
冷静に挨拶を返す友梨奈。
「今日、もう卒業式だもんね。」
瀬奈は悲しそうにそう呟いた。
「まぁ…もう会えない訳じゃないからね、」
友梨奈はそう優しく返す。
「でも、ゆりちゃんとは学校変わっちゃうじゃん、、、。」
「…………そっか、」
友梨奈はあまり別れを実感出来ていないようだ。
「とりあえず……卒業式に遅れるから行くよ、!瀬奈!」
〈えー続いて、卒業証書授与。
1組から行きます。
愛川夏海!〉
「はい!」
どんどん名前が呼ばれていく。
そして次は瀬奈の番だ。
その後に友梨奈で終わりだ。
〈百合咲瀬奈!〉
「はいッ! 」
瀬奈は緊張しているのか声が裏返っていた。
そして、友梨奈の番だ。
〈龍華友梨奈!〉
「はい。」
さすが友梨奈、という所だろうか。
冷静に返事をしていた。
〈以上で、卒業証書授与を終了します。〉
そして、高校生活最後の合唱だ。
〈続いて、卒業生による合唱です。〉
〈以上をもちまして、令和X年度第XX回、
卒業式を終了します。
一同、礼…〉
「終わっちゃったんだ……」
瀬奈が呟いた。
「卒業式、終わっちゃった…、」
「そうだね、」
瀬奈が悲しそうにしている。
「さっきも言ったけど、もう会えない訳じゃないからね、?」
「分かってる…、でも、、でも、、。 」
瀬奈の目が潤んでいる。
「はいはい、どうしたの?」
友梨奈は少し冷たく返す。
「でも…、でも…、もう、大学でしょ、?」
「うん、そりゃあ大学だよね。次は。」
「…………その後は……、社会人、?」
不安そうに瀬奈は呟く。
「そうだね、社会人だけど、どうしたの?」
友梨奈は優しく返す。
「私、怖いんだ、
人に頼ってばっかで、
自分じゃ何も出来なくて、」
瀬奈がそう言いながら俯いた。
「?!そんなことない、瀬奈は…
自分で頑張ってるよ、!!」
友梨奈が焦っている。
「でもッ……でもッ……、 」
瀬奈が泣き始めてしまった。
よっぽど将来の事が心配なのだろう。
ギュッ!!!!
「えッ………?」
「大丈夫…瀬奈なら、大丈夫だよッ…!」
友梨奈が泣きながら瀬奈を抱きしめている。
「私を助けてくれたじゃん、! 瀬奈は、!
私が小学生の頃、い○めされてた時に!」
そう、友梨奈は昔は気が弱く、い○められていたのだった。
「瀬奈、何かあったらいつでも連絡して!
恩返し、まだ出来てないからね。」
「恩………返し………、」
瀬奈はもう一度だけ俯いて、顔を上げた。
「わかったよッ!ゆりちゃん、!!
毎日連絡する!!ゆりちゃんが居ないと楽しくないから! 」
明るい顔でそう涙を流しながら言った。
「……うん、いいよ。
じゃあ、帰ろっか!!」
「うん!」
数年後、
瀬奈は夢のパティシエに、
友梨奈も教師になっていた。
「……あ!ゆりちゃん!いらっしゃい!」
「瀬奈。ケーキ買いに来たよ。」
「え!嬉しい!ゆりちゃんは何がいいかな…
当てるね!!」
「じゃあせーので言お。」
『せーの!!
ショートケーキ!!』
「やったー!!!
やっぱりショートケーキだよね!」
「瀬奈はよく分かってるなぁ、。」
「はーい!じゃあ、ショートケーキ1つですね!こちらになります! 」
「ありがとう、瀬奈。
じゃあ、、また来るね。」
友梨奈は優しく笑った。
「うん、またね!」
瀬奈も満面の笑みだった。
2人の絆は永遠に…続くだろう。
end…
コメント
4件
学校があって見るのが遅くなってしまいました…、!すみません、! 素敵……!!✨✨ありがとうございます!!
この二人にはずっとなかよしでいてほしい