コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
第1話〖奴隷の僕〗
モ「おいッ”!1116番返事しろッ”!」
水「はい」
僕にはなんでこの番号がついたのかなんでここにいるのか
そんなの忘れちゃった
手を強く握られてるはずなのに
触られてる気も痛さも感じない
ココロなんて僕にあるのかな
水「……」
広くて暗い静かなところに僕は独りで住んで作業をこなしてる
モ「おい1116番、これもしろ」
水「はい…」
僕は一体何をしたいのだろう
そんな簡単な事も分からない
ブーッブーッ
【明日にオークションを開催します】
今日はその日なんだ
って事はもう朝か…
僕がいるところは
半年に1回オークションをするみたい
ま、どうでもいいけど
僕には関係ないだろうし
モ「終わったか?」
水「すみません、すぐしますッ」
モ「あ”ぁ?まだ終わってねぇのかよッ”!!」
ガシッグイッ
前髪を掴まれたッ
水「ぁ”うッ…」
モ「なんでお前はそんなに使えねんだよ!!」
水「ごめんなさぃッ離してくださいッ”」
モ「ちッ”!!」
ドンッ
水「ぃッ”」
生温い液体だ…
血かな
モ「分かったなら早く仕事をしろッ”!!」
水「はぃッ”」
僕は今日もあの人達司令通りに働くだけ
それだけでいいの。
そうすれば僕が望んだモノを貰える
だからもう、
僕の気持ちなんかいらない
ココロなんていらない
こんなに汚く醜い僕には必要ない
あったって汚れてしまう。
きっとココロっていうのはきっと綺麗なものだから
尊い物なんだから
まさかこのオーディションがこれからに関わる大きな意味を持つなんてその時は思っていなかった
短け🙄
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡50