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山中side
ドラマの撮影も無事終えて、放送も終盤に差しかかり落ち着いた事もあって久々のオフ日。
舜太とお休みが被ったので、俺の家に舜太が遊びに来ていた。
🤍「最近仁ちゃんと仲良いよね」
❤️「んー?そうかなぁ」
🤍「よく楽屋とかで一緒にいるじゃん」
❤️「まぁ、あの人意外と面倒見ええし。
多分俺のこと可愛い弟くらいに思ってくれてるちゃう?」
🤍「自分で可愛いとか言っちゃうあたり、舜太はちゃっかりしてるよね」
❤️「そんなことより」
その一言で何を聞かれるか察してしまう。
❤️「また勇ちゃんとうまくいってないん?」
🤍「そんなこと…ない…けど…」
❤️「嘘や。
だって、柔ちゃんまた最近辛そうな顔してる
この前の仁ちゃんと勇ちゃんの楽屋のやりとりも辛かったんやろ」
やっぱり、双子のような関係性の舜太に隠し事をするのは無理に等しい。
🤍「舜太に隠し事は出来ないなぁ」
❤️「あったり前やん。
何年一緒におる思てんの?」
そうやって明るく振る舞ってくれる親友の存在になんでも話せそうな気になる。
この話、舜太なら受け止めてくれるかな?
🤍「はやちゃんとちゅーしちゃった」
数秒沈黙が流れる。
やっぱりこんな話するべきじゃなかった…
❤️「えぇぇぇぇぇぇぇぇええ!」
🤍「舜太うるさぃっ」
❤️「だって、えっ?なんでぇっ!」
唐突なカミングアウトに舜太は壊れたロボットのようにワタワタと動いている。
🤍「今、放送されてるドラマにキスシーンがあって、した事ないって勇ちゃんに相談したらさ」
❤️「何その少女漫画みたいな展開!」
舜太は舞い上がってしまい、いつもの数倍のボリュームで話している。
❤️「んで、どうやったん?」
🤍「覚えてない」
❤️「そんなわけないやん!」
そりゃ覚えてない訳がない、でもこれを人に話せるほど自分でもまだ整理が出来ていない。
❤️「まぁ、勇ちゃんも茶化してるつもりではないとは思うで…」
俺の顔色を見て舜太はそれ以上突っ込んで来なくなった。
気を遣わせてしまったなぁ…
❤️「勇ちゃん待ってんじゃないん?」
🤍「え?」
❤️「キスの練習付き合ってくれるねんで。
よっぽど相手に心許してないとしやんと思う」
🤍「はやちゃんメンバー想いだから断れなかったんだよ」
舜太の言葉は多分正解だが、自分が真実を知るのが怖くて反論してしまう。
❤️「柔ちゃんが踏み出す番じゃない?」
その一言に俺は脳内が支配されてしまった。
心の中で舜太みたいに素直なら、どれだけストレートに相手に思いを伝えられるのだろうと考えてしまう。
ふとテーブルに置いてたスマホの画面が明るくなり通知が届く。
そこに表示されていたのは…
塩﨑太智という名前だった。
コメント
4件
だいちゃんの、「佐野さんにく僕をまんといてな」の、続き気になる!!
わぁぁぁぁ!更新ありがとうございます✨ 今回も、とっても面白かったです♪みんな幸せになって欲しい、、、 続きを楽しみにしています☺️