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データ消えたから作り直した。
みんなの癖を集めた作品。
1兄弟パロ
2調教or監禁
3攻めまじ激重
4モブ×赫(今回は入ってない)
5愛され
です!
「 なつ 、起きて 」
柔らかい声。
肩を揺らされて、布団の中で小さく唸る。
赫「 ん”んっ… …朝? 」
かすれた自分の声に、ベッドの端に座る気配が返事をするように揺れた。
薄く目を開けると、光の輪郭の中で俺の義兄弟である。いるまがいた。
紫「 学校だろ?早く起きろ。」
そう言って、いるまは俺の前髪をそっと指で払う。兄弟なら普通の仕草。でも俺には普通に受け入れない。
赫「…もーちょい 」
紫「 だめ。今日は俺も早く行かなきゃいけやいんだから。」(ぐい
赫「 うぉっ、 」
手首を掴まれて軽く引き起こされ、 その近さに俺の顔が少し熱くなる。
いるまに半ば引っ張られるようにしてベッドから起き上がった俺は、まだ重たいまぶたをこすりながら階段を降りた。
赫「ふぁぁ、… 」
あくびがひとつ。眠い。そりゃそうだ、昨日ちょっと夜更かししたし。
紫「 でっかい欠伸 。笑 」
赫「 うっせ 。」
がちゃ
赫「 ! 」
リビングのドアを開けた瞬間、コーヒーの匂いがふっと鼻を通った。
翠 「 おはよう 。暇ちゃん、いるまちゃん。」(にこ
キッチンカウンターにもたれていたのは、四つ上のすち。 カップを片手に、落ち着いた顔でこっちを見る。
赫「 おはよ。」
紫「 おはよ。早起きだな、本当。」
翠「 …ふふ、笑 」(震
にやっと笑う声。すちの視線が自分に向けられているのを感じる。
赫「 …何? 」
思わず返す。なんか、すち、すごく楽しそうにしてる。
翠「 …いやっ、笑 なつの寝癖が凄すぎて…ふふっ…治してきな?笑 」
鏡を見ると、確かに髪の毛が爆発状態。
赫「 …治してくる ⸝⸝ 」
赫「はー最悪、最悪…」
ガチャ
洗面所に向かおうとして廊下を曲がった瞬間、勢いよくドアが開いた。
黈「あ、なっちゃん!おは…よ? な、なにその髪型…イメチェン?」
みことが目を丸くして固まる。
まだ寝起きの顔なのに、驚きすぎて一気に目が覚めたみたいな顔してる。
赫「 見たら殺す 。」
俺が低い声で言うと、みことは肩をビクッと震わせて
黈「ぇ、あ、はい!」
って、即答で道を空けた。
ほんとコイツ、反応が毎回素直すぎる。
リビングのテーブルにつき、トーストにジャムを塗りながら、ふと気づいた。
赫「 あれ?らんとこさめは? 」
自然に口から出た問いに、すちがコーヒーカップを置きながら答える。
翠「 らんらんは2時間前に仕事行ったよ。こさめちゃんは……多分、まだ寝てると思うよ。」
赫「 … そっか 」
俺は軽くうなずくけど、なんとなく心にぽっかり穴が空いたような気分になる。 みんなが揃ってる朝が、俺にはちょっと特別だったから。
翠「 みことちゃん。こさめちゃんのこと起こしに行ってくれる?」
黈「 うん。分かった。」
みことは素直にうなずき、階段を上がっていった。すると、いるまが立ち上がり、スッと手にカバンを持つ。
紫「 バイト行ってくるわ。」
翠「 うん。行ってらっしゃい。」
赫「 …行ってらっしゃい 」
赫「 ………… 」
俺は、まだ17歳。
バイトはダメ、自由に出かけることもできない。 学校も、いじめのせいで通えていない 。
だから、普段はほとんど家にいることになる。 兄貴たちがいてくれるときはいいけど、こうして出かけられると、一気に孤独を思い知らされる。
サク…サク…
トーストをかじる手も、なんだか重くなる。
いつもなら、兄貴達の冗談や笑い声で埋まる朝が、今日は少し遠い。すちも仕事に行って、こさめもらんも、バイトに行った。
家族なのに、俺だけ少し置いてかれた気分の朝だ。
でも、口には出せない。彼奴ら は俺を守るために、過保護になってるのだから。
守られるのはありがたいけど、なんだか俺らは、歪んだ関係だ。
俺は、ため息ひとつでトーストをかじりながら、空っぽのリビングを見つめる。
赫「 … 」
一日中、ソファに座ってテレビをじっと見つめていた。 画面の向こうに目をやっても、内容なんて頭に入ってこない。 ただ、誰かが帰ってくるのを待っているだけだった。
ガチャ
「 ただいま〜 」
赫「 … ! 」
玄関のドアが開く音がして、先に帰ってきたのはらんだった。 その瞬間、自然に立ち上がり、玄関に駆け寄る。
ぎゅっ、
桃「 おわっ!? 」
らんの胸元に飛び込むようにして抱きつくと、らんは少し驚いて固まっていた。
桃「 なっちゃん …? 」
赫「 …遅い 」
俺が小さくつぶやくと、らんは柔らかく微笑んで言った。
桃「 ごめん。いい子にしてた? 」
赫「 … うん 」
桃「 そっか。なっちゃんはいい子だね。」
らんの手が俺の頭に触れ、そっと撫でられる。
その感触に、胸の奥がじんわり温かくなる。
らんの匂いと、手のぬくもりに包まれて、しばらく俺はそのまま動けなかった。
孤独な時間が長かったぶん、こんな瞬間が、特別に感じられる。
赫「 みんなは、まだ帰ってこない? 」
桃「 残念だけど、まだ帰っこないよ。」
赫「 … そっか 」
しょんぼりと肩を落とす俺を、らんはじっと見つめて、にっこり笑った。
桃「 …なっちゃん。」
赫「 …? 」
ひょいっ
次の瞬間、らんの腕の中に抱き上げられる。
ふわりと浮く感覚に、心臓が少し速くなる
赫「 ぇ、な、何? 」
桃「 みんながいない間、たくさん構ってあげようか? 」
らんの声は優しくて、でも少し意地悪な響きもある。 俺は少し戸惑いながらも、じんわり嬉しくて、自然と顔が赤くなる。
赫「 … うん /////////// 」
桃「 じゃあ、俺の部屋行こ 。」
がちゃ
ドアを開けて、らんの部屋に入ると、ふかふかのベッドが目に入る。
桃「 ほら、座って 」
その言葉に従ってベッドに腰を下ろすと、らんがすっと隣に来て、俺を抱きしめる。
その温もりに、思わず体が力を抜く。
桃「 大丈夫だよ。なっちゃん。」
赫「 …ん 、/// 」
らんの手がそっと俺の髪を撫でて、肩や背中を軽く包むように触れる。 そのたびに、心臓が少し跳ねるのが分かる。
桃「 なっちゃん 。」
赫「 …ん? 」
近くで囁かれると、俺は思わず顔を上げる。
ちゅ
赫「 ぇ、… 」
らんが軽く唇を触れてくる。
小さな、優しいキス。
桃「 …ふふ、顔真っ赤。笑 」
赫「 … っ、////////// 」
頬が熱くなるのを感じながらも、じっとそのまま抱きしめられている。
誰もいないこの部屋で、俺だけを見つめてくれるらん。 孤独で不安だった日常の隙間に、ぽっと光が差し込むみたいだった。
らんの手はさらに優しく、髪や肩、背中を撫でながら、時折唇が俺の頬や額に触れる。
その度に、胸の奥がじんわり熱くなって、心臓が少し速くなる。
その時
どさっ
赫「 …は? 」
ベッドの上で、らんに軽く押し倒される
桃「 なっちゃん。油断なんかしちゃダメだよ?俺みたいな狼に食べられちゃう。」
俺はその言葉に、体が固まる。
赫「……えっ、な、なに……」
その瞬間、らんの手が俺の服に触れ_
バーーン!(開く
桃「 はっ、!? 」
赫「 ! 」(ビクッ
紫「 … 何してんの ?」^^
ドアが勢いよく開く音とともに、いるまが部屋に入ってきた。
紫「 らん、約束したよな?俺らで。 」
赫( 俺ら…? )
紫「 抜けがけ禁止だかんな? 」
らんは目を細めて、ため息をはいて、俺から手を離した。
桃「 はいはい、分かりましたよ。」
ゞ「 ちっ、あともう少しだっのに…」(ボソ
紫「 なんか言ったか前髪。」
桃「 いえ、なにもー? 」
赫「 …… 」
俺は二人の間で、心臓がバクバクしすぎて息が詰まりそうになる。 らんといるま、二人の兄貴の間に挟まれると、どうしていいかわからなくて固まっていた。
夕食のテーブルに座り、みんなで食事をしている。 ふと、いるまがなにか思いたかのような表情になる。
紫「 …さっきのこと、こさめに言っとくか 」
赫「 ぇ、 」
瑞「 ぇ、まニキの幼少期、おねしょした話でもすんの?待って、こさめは今身構えるから。心の準備だけさせて。」
紫「 話さねーよ、んな事。ほら、耳貸して 」
いるまはこさめにヒソヒソと話す。
まさかあのこと?と思い俺はこさめの反応を待っていると…
数秒後、こさめが眉間に皺を寄せる。
瑞「 えー! らんくん、なつくんの事襲ったの!?ひっどーい!無防備な子供を襲うだなんて!むっつりスケベ!」
翠「 …らんらん? 」^^
桃「 いや、途中まではいい雰囲気だったんだよ?なのに、いるまが邪魔してきてさー 」
その言葉にみことの顔が引き攣る。多分、若干引いてるんだと思う。
黈「 らんらん、…良くないと俺は思う 。」
瑞「 前髪ピンクなだけで変態だと言うのに、これ以上の変態要素を増やすと言うのかね。」
桃「 ムスカ辞めい。」
瑞「 ノンノン! ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ だよ。らんくん。」
俺はそんな会話を聞きながら、らんといるまの間の席で顔を真っ赤にして俯いていた。
お