前回の続き!
赤マントのヴァンゾンの性格︰目付きが悪く誰にでも喧嘩腰。身長は185.4、好きな物は健康な血、嫌いなのは五月蝿いのと不味い血。自分達と並に立つ白ゾンビ達が気に食わず、血を吸おうとしている。
緑マントのヴァンゾンの性格︰胡散臭い微笑みをかける次男。身長は181.3、好きな物は白い物、嫌いなのは明るい色。自分達と並に立つ白ゾンビ達に恋をしてしまい、血を吸い尽くそうとしている。
青マントのヴァンゾンの性格︰冷静でクール、一番まとも。自称だけど。身長は178.9、好きな物は寝る事、嫌いなのはニンニク。自分達と並に立つ白ゾンビ達には興味は無いはずだった。
前回の説明、
ダラタッタッタッタ ワーニング!
Da-rat-a-tat-a, warning!!
キャーキャーと観客が騒ぐ中、私達は踊っている。白い美貌を見せ付け、綺麗な踊りを終えた後観客に目線を一瞬送る。黄色い歓声を浴び、妹達も舞台から降りていく。次はハミクマ様のショーのようだ、先に人間界に降りるとしよう。コツン、コツンと舞台の裏から出て来るとちびっ子達や男性、同性も集まってきた。ちびっ子達には指ハートをし、話し掛けてきた男性を睨みヴァウ!と威嚇するような声を上げた。何時間、何十時間経っただろう、人間達は全て皆帰り、静かな暗闇に私の妹達が集まってきた。まずは次女のラディ、虫の入った紅茶を好む子。姉!なんて呼んでくる。次は三女のソーンドダ、愛名はソド。お姉ちゃん、と申し訳なさそうに呼んでくる。最後はインセクト、虫のマスクを被っているけど気分で蝶ばっかのも付けるらしい。ねーちゃん、なんて甘い声で呼んでくる。
「どうしたの、私の可愛らしい子達。」
其れを言うと皆は嬉しそうな顔をし、ラディだけは申し訳なさそうにこちらを見た。気配がして辺りを見渡すとワタシはゲッと顔を顰め、指を鳴らし妹達を隠した。ワタシは透明エスプスが使える、簡単に言えば魔法の様な物。こちらに気付かれては面倒なので早々に去ろうとしたが、アイツらは耳が良くワタシのコッという音にも反応したようだ。なんて地獄耳、ヴァンパイアな為翼で追いかけてくる事だろう。アイツらの能力は厄介だ。透明魔法を解き、妹達に逃げるよう指示する。ラディは速度エッソー、足を速くする魔法だ。ラタォウは面倒だ、見つかりたくなかった。太陽や十字架を当てればいい?フォンスーにはニンニクは効くが、、それ以外は効かない。ヴァンパイアでもあいつらはゾンビだ。弱点が未だに見つからない。足を動かしプリンセスのように走るが、彼女らは場所を間違え行き止まりの方へ来てしまった。
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