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どーもへびまるでーす
没ですけど、長いです(4000字弱)
自分が1番驚いてます
4000字も書いて没とか、
ラストが思いつかんかったんで、没になりました
rdはラツダア
ssはササテイツク
ssさん ならサササン だと思って読んで下さい
(検索避けのため、小さい文字を大きくしています)
脳内変換のご協力、よろしくお願いいたします
それでは、どうぞ
その日、俺はいつものように事件対応に追われていた。
犯人の銃弾に倒れ、救急隊による救助を待っていた時のこと、急に体が落ちていくような感覚に見舞われた。
気づけば、誰もいない路地の隅っこでダウンしていた。
ワープする類の、バグ…か?
気持ちがざわざわとして落ち着かない。同じ街のようなのに、いつもと違う、何かがおかしい、と俺の勘が告げていて、柄にもなく不安になる。
しかし、突然聞き慣れた声がヘリの音と共に降り注いだ。
「誰かいますかぁー、医者でーす」
「こ、ここです!えっと、細い道の、」
「…あ!見えましたー、今行きますねー」
現れたのはrdさん、ではなく黒い仮面をつけた人だった。
おかしい、この声はrdさんだと思ったんだけど、違うようだ。
「…あの、あなたは…?」
「あ、初めまして、俺、aoi rdyです」
「ssです」
やっぱり、違う。
でも治療の手つきがrdさんによく似ていて、目を瞑ればいつものようにrdさんに蘇生されていると錯覚する。
落ち着く。
心細い気分の中、それは俺にとって一筋の光のような存在だった。
「rdさん」
「え?」
「あ、すみません。ご存知ないですか?あなたに似ていると思いまして」
「……1人だけ、思い当たる人がいます」
「本当ですか⁉︎」
「…俺の、先祖、です」
先祖?
一瞬だけ思考が止まる。
再び動き出した頭が導き出した結論はひとつ。ここは、未来の口スサントス。
「…市長」
「ウン、見てるよ」
突如として、人が現れる。この現れ方、そして声。あなたは
「しょぼ
「ストーップ、ここでは、俺はymstだ」
「は、えっとymst、さん?ここはどこですか?というか、なぜ俺はこんなところに?」
「まぁそうなるのも仕方ないよな。ここは100年後の口スサントス。なんでこうなったかは俺にもわからん。今、解明中だ」
「どうすんすか、市長」
「一旦、rdyが一緒に行動しててくんない?」
「…いいけど」
「多分歪みだから。直りそうになったら、また連絡する」
「分かった。…じゃ、行きましょうかssさん」
「は、はい、ありがとうござい、ます?」
急な展開に戸惑いつつもrdyさんに手を取られ、ヘリに乗り込む。
早速次の負傷者の元へ向かうようで、すぐにヘリは空へと浮き上がった。
「てことで、しばらくはおれの仕事に付き合ってもらってもいいですか?」
「あぁ、もちろんです。医者、ですよね」
「まぁ闇の方なんですけど」
「闇、ですか…いや、貴方にとやかく言う筋合いはないので」
「あんま危険なとこへは行かないようにするんで、安心してください」
「わざわざありがとうございます」
「ssさんは、なんの職業してるんですか?」
「警察署長です」
「へぇ、それはすごい」
「いやいや、そんなことないです。みんなに支えられてばかりで」
「きっと貴方もみんなに頼られているんでしょうね」
「…そうかも、しれません」
目的地に着いたようだ。高度が下がっていき、ふわりと着地する。細い路地の先、広場のようになっている場所だ。
着地する手際の良さ、安定感はrdさんに似ていた。
「治療してきます。ssさんは中で待っていてください」
「はい、ここから見てますね」
ヘリの中から、そう遠くない患者へと小走りに向かうrdyさんの様子を眺める。
走り方までrdさんそのものだった。
ところが、患者の様子がおかしいことに気づいた。
警察官としての勘が働いて、あの男はまずい、危険だと警告を出す。
あの男、目が血走っているし、手が小刻みに動いているように見える。
おそらく薬物だろう。
rdyさんが蘇生を終えて立ち上がる。その途端、患者はふらふらと銃を構える。
まずい、鞄の方を向いているrdyさんは気づいていない、
そう思う前に体は動き出していた。
すんでのところでrdyさんの腕に手が届く。
思いっきりその腕を引いたのと、銃声が轟いたのはほとんど同時だった。
自分の体でrdyさんを受け止めて怪我がないかどうか確認する。
よかった。怪我はないようだ。
優しく地面に置いて、次は怪しい男の方に顔を向ける。
何かぶつぶつ言っているようだが、また銃を打ち始めると怖いので早いうちに確保しておいた方がいいだろう。
警察として、rdyさんのことを守りたい。
タイムワープのバグにより、武器と言える武器は持ち合わせていなかったので、しょうがなくその辺の小石を掴み、スライディングで相手の懐へと近づく。
そのまま小石を指先で弾いて男の手に当てれば、男は呻きながら銃を取り落とした。
拾われる前に、低い姿勢のまま蹴って遠くへ飛ばす。
銃はカラカラと音を立てて地面を滑っていく。
逆上した男が今度はナイフを振りかざすのを冷静にいなし、両手首を捻り上げた。
男のナイフも地面に落ちる。
確保。
「ssさん!!」
「あ、もう大丈夫です、よ…」
驚いた。先程は確認しなかったが、rdyの仮面が衝撃で外れていた。
その顔が、やはりrdさんそっくりだったからだ。遺伝というものは、ここまで再現してしまうのだろうか。
「ssさん、ssさん!なにぼーっとしてるんですか!!腕!怪我してます!」
見れば、服を切り裂いて刃物が通った跡がある。鮮血がだらりと流れていた。
あのナイフを躱しきれてなかったか、不覚。
とはいえこの程度の傷なら日常茶飯事である。
「え、あ…気がつきませんでした。それより、このことを警察に連絡してもらえますか?」
まだ暴れている男を抑えようとするが、しばっておく縄がない。
少し手荒な真似だが、仕方なく気絶させようと考える。
「先に治療するんじゃないんですか!?」
そう言いながらも、警察には電話をかけてくれたようだ。
電話を切った頃には、男も気を失って倒れていた。
「一応信頼のおける警官に電話しました。話によるとそいつはこの街の住人っぽくないんで、薬物とかもこの街にないものである可能性が高いらしいです」
「なるほど…、ありがとうございます」
「じゃあ怪我治させてくださいね」
「はい」
念の為、怪しい男の方にも注意を割きながら、治療を受ける。
消毒され、鎮痛剤を打たれ、俺の腕に包帯を巻きながらrdyさんは言う。
「ssさん、あの…」
「なんですか?」
ところが、答えを聞く前にこの町の警察が到着した。
「すみませーん!この辺で通報があったと思うのですが」
路地が狭く、入って来られなかったのだろう、パトカーは少し遠くに停まった。
緑色の髪をした警官が車から出てきて声を張り上げる。
「ここです!この男」
「あれ?新規住民の方ですか?」
「まあ、そんな感じです」
どこかそわそわしているようなrdyを不思議に思いつつ、警官と話をすれば、
「rdy!!」
rdyさんの方向ではないところから、rdさんの声が聞こえた。
そこには、パトカーから降りてくる鬼の仮面をした警官が1人。
「うげぇ、兄貴…」
「…お兄さんなんですか?」
「まあ、双子ですけど、一応あいつ、兄です」
「rdy〜!久しぶりじゃん」
「……」
「無視かよ」
…この男も、やはりrdさんに似ている。
感動かどうかはわからないが、兄弟の再会を邪魔しないよう、地面に伸びている男を護送した警官に近づく。
「犯人逮捕のご協力、感謝します」
「あ、いえ、こちらこそ素早くきてくださって、ありがとうございました」
「我々も暇だったので、…それより、貴方がこの男を気絶させたんですか?」
「そうです、僕も警察なんで」
「ん?前の街でやってたってことですか?」
緑色の髪の警官は眉を顰めた。
そういえばさっき新規住民だと言ってしまったような覚えがある。
それなのに現在形で警察だと言ったせいで、怪しまれているようだ。
「そ、そうです」
「ふーん…あ、事件だ。では、これで失礼させてもらいます。お困りの際はお電話を」
「はい、お気遣いありがとうございます」
「いえいえ。おーいrdoくん、どうする?まだここにいる?」
「あ、drさん、今行く!待ってぇ!」
「車で待ってるよー」
「はーい!ありがとー」
rdoくん、と呼ばれた警官も行ってしまうようだ。rdyさんに軽く手を振って離れる。
ちなみにrdyさんは手を振り返さなかった。
警察官2人を乗せた車が行ってしまうと、静寂が訪れる。
「rdyさん、」
「なんですか?」
「さっきの話の続き、聞かせてください」
「さっきの、って?」
「言いかけてたじゃないですか、警察の方が来る前」
「……あぁ、えっと、たいしたことじゃないんですけど」
「それでもいいです」
スゥーと深呼吸して、意を決したrdyさんは口を開いた。
「…ssさん、かっこよかった、です…」
終わりです
すみません、これ以上はどうにもできなくて…
こんだけでもまぁまぁ楽しめるかとは思います
私は楽しみました
続きはご想像にお任せします
なんなら誰か書いてくれという気持ちはあります
個人的に考えたラストシーン集
①ssが帰れるようになる
→rdy、悲しいけど笑顔で送り出す
②ssは帰れないことが判明
→ssは、rdyたちと幸せに暮らす(ただし、時々rdのことを思い出して悲しむ)
③市長パワーで100年前との行き来が可能になる
→観光
感想をちょっとだけ喋らしてください
(苦手な人は下にスクロールお願いします)
今回、ssさんの戦闘シーン頑張ったんすよ、
そんな長くないんですけど。
だから、動きを想像しながら読んでもらったら嬉しいなって、
はい。
それだけです。
それでは、さようなら