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#ご本人様には関係ありません
なちゅ ♡
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コメント
1件
あおいです🤍 第31話、読み終えました。病院から学校へ向かう二人の距離感が本当に丁寧で、特に赤が何度も「平気?」と確認するシーン、あの過保護なくらいの心配が切なかったです。黄くんが周りの目から赤を守るように立ち位置をずらすところ、あの一瞬の「力強い目」にグッときました。普段の優しさとのギャップが効いてますね。特別許可証で笑い合える二人の空気、とても好きです。
赤「病院から学校行くの新鮮〜」
そう言いながら
赤は準備をする
黄「だってこんな事するの僕たちだけですよ」
彼はベットに座りながら
赤を見て笑う
赤は頬を膨らませて
赤「ちゃんと薬持った⁉︎」
彼に確認をした
彼は小さいポシェットを持っていた
黄「もちろんですよ、倒れたくありませんし」
そう言いながら
彼は中身を赤に見せた
大きな薬が3つと紙、
それしか入っていなかった
赤「ちゃんと入ってるね、行こっか!」
赤は彼に手を差し出した
彼は少し躊躇って
手を赤の手に添えた
そのまま手を掴んで
手に体重をかけるように立ち上がった
黄「うわっ、」
少し体重が前のめりになる
それをすかさず赤が支える
赤「大丈夫?」
赤は心配そうにする
その気持ちをなくすように
彼は微笑み
黄「赤がいるから大丈夫ですよ」
赤と隣り合わせに並ぶ
2人は微笑み
手を繋いだまま病室を後にした
赤「ほんとに平気?」
学校までの道を歩きながら
何回も尋ねる
彼は苦笑し、
黄「平気ですよw 」
赤が先陣を切るように
少し前を歩いている
しかし、
手は繋がれたまま
お互いを離さないよう
2人は強く握っている
赤は信号があるたびに
過剰なほど周りを見る
黄「そんなに心配しなくても、信号無視なんてないですよ?」
そう言った彼に
赤は後ろを振り向き
赤「あったから心配してんの!」
さらに彼の手を強く握った
赤の握っていない方の手が
拳が作られて
その手は震えていた
彼は握っていない手で
震えている手に添える
赤の拳が少し緩む
彼と赤は向かい合わせの形になり、
黄「いつも通りでいいんです、あの時は偶然」
そう言って
赤を抱きしめる
赤「偶然、、、偶然かぁ、、、」
赤は繰り返し呟き、
彼の肩に顔を埋める
周りの目なんて気にしていなかった
彼は
周りから冷たい目で見られていることに
気づくと、
赤に見えないように
少し立ち位置をずらした
彼は周りを
少しだけ睨んだ
今までの彼とは見違えるほど
力強い目だった
周りの人は少しずつ目を逸らしていく
そこでようやく
彼は赤に声をかけた
黄「そろそろ行きましょう?」
赤は顔をゆっくりあげ、
赤「うん!」
少し微笑み、
また手を繋いで歩き出した
学校、
授業はもう始まっている時間だった
グラウンドには誰もいない
赤「職員室寄った方がいいよねぇ」
赤は心底嫌そうな顔をする
黄「遅刻したんですから仕方ないです」
彼は赤を慰めるように
彼は少し手を引いた
赤「私服で学校に来るなんて変な感じ」
周りを見ながら歩く赤とは対照に
黄「小学生の頃はこれが普通だったんですよ」
いつも通りに歩く彼
赤が動くせいで
繋いでる手は揺れている
それでも、離れなかった
赤「あ、着いた!」
職員室は1階にあったため、
すぐに着く
赤「じゃ、いくよ?」
彼の返答も待たずに
扉を3回ノックした
コンコンコンッ
赤「失礼しまーす」
ガラガラガラッ
赤「3年3組のーー赤と!」
黄「3年3組のーー黄です」
職員室には授業中なこともあり、
先生はほとんどいなかった
その中の1人の先生が近づいてきて
先生「校長先生から今朝、話は聞いてるわ」
赤と彼の目線に合わせて話す
まるで小学生かのように扱われている
先生「これを担任に渡してね」
そう言って差し出してきた 用紙を受け取る
『特別許可証』
そう書かれていた
その下には
『ーー黄さん、ーー赤さんのの遅刻、及び異装をここに特別に許可する』
赤と彼は顔を見合わせた
先生「先生は全員知っているから、 早く教室に行きなさい」
そう言って
職員室から追い出された
その後、
数秒の間
沈黙が続く
赤「ふ、」
黄「ふふっ、」
2人は顔を見合わせて笑った
赤「扱い酷すぎw」
腹を抱えて笑う赤と
黄「僕たちもう中学生ですよw」
口に手を添えて控えめに笑う彼
赤「行こ!」
赤は手を差し出した
その手を彼は
何の躊躇いもなく手を握り返した
黄「はい!」
階段駆け上がる音が廊下に響いた
ーーーーーーas usual