闇には憧れる

「はー、さっきはなんとかなったけど。

結局エンビィって何なんだ？」

「エンビィは、すごくやばいやつなんだ。

眷属をさっきのを含めて六体作った。

そして、破壊の限りを尽くし、

スラミシアからこっちに向かって来ている。」

「え、スラミシアってお前の故郷だろ？」

「あいつの故郷でもあるんだよ。」

「そっか、ま、色々あったんだな。」

しかし、あれがあと五体と更に強いのが一人か。

なかなかにまずいな。

「ま、とにかくお前の故郷に向かおうぜ。」

「うん。多分、道中で眷属がまた出てくるから気をつけろよ。」

「分かってる。出てきたらまた封印するよ。」

♢闇あこ♢

「そういえば、時々ジョブ作ってるけど順調か？」

「あぁ、あとちょっとで一個できるよ。」

「そうか、あんまり無理するなよ。」

どんなジョブなのかな？

「てか、俺も能力の研究しないとだな。」

「お前、能力あんなに強いのに

Eランクなのなんかへんじゃないか？ま、私も何だけど。」

「あの機械、絶対変だよな。」

「今度調べてみるか。」

「頼むよ。」

さて、研究始めますかね。

まずはやっぱり、転移能力でしょ。

〜つづく〜