テラーノベル
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僕は今、とーっても怒っているの。
それは恋人の元貴について。
元貴はフレンドリーで、誰に対しても距離が近くてボディタッチも多め。
昔からそうだから、元貴にとっては当たり前のことなんだと思う。
だけど僕からしたら、ただでさえ可愛い元貴がキュートに近付いていって、誰かに連れ去られちゃったら…って心配で仕方がないんだ!
だから僕は、
藤澤「ボディタッチは程々にしてね!」
っていつも言ってるんだけど、全然程々にしてくれないの。
そして問題はこの間。
僕が元貴のお迎えに行ったら、風磨くんとカップルみたいな距離でお話してたの!
ほっぺも触らせちゃって!
恋人は僕なのに!もう許せないっ!
それでその事をスタジオ練習の時に、若井に相談してみたんだけど…
藤澤「最近元貴の他の人への距離が近すぎて心配なんだよね…」
若井「確かに元貴は誰とでも近いもんね」
うんうん、と頷きながら僕の話を聞く若井。
藤澤「そーなのよ!それでね、この間なんかね、僕がお迎えに行ったら風磨くんとカップルみたいな距離でお話してたの!ほっぺも触らせちゃってさ!」
若井「あー、それはお仕置しなきゃだわ。
…おすすめのプレイ教えてあげよっか?」
藤澤「なになに!?そんなのあるの?」
若井「その名も〜…」
若井はニヤリと笑ったかと思うと、僕の耳元に顔を寄せて一言。
若井「緊縛プレイ♡」
藤澤「おー!きんばく!…って何?」
聞いた事のない言葉で想像がつかない。
すると若井が突然膝立ちになったかと思うと、ソファに押し倒される。
藤澤「…え?」
するりとベルトを外し、僕の両腕を縛ってそのまま頭の上へ。
あっという間に腕を固定され、何が起きたか理解できていないまま、すぅーっと身体をなぞられる。
藤澤「んっ…あ、ちょっ、なにして、!」
と、突然ぱっ、と手を離しニコッと微笑む。
若井「これが緊縛♡」
藤澤「っ…!ばかっ!」
拘束が解けるとすぐに若井をぽこぽこと叩く。
若井「あはは、ごめんごめん笑 」
もーっ!人で遊びやがって〜!
その後はしっかりと色々教えてもらい、今夜作戦を決行することに。
必要らしいグッズも若井に貸してもらった。
(なんで持ってるのか分からないけど)
藤澤「よぉし…。」
準備万端だ。
後は元貴が帰ってくるのを待つだけ。
ドキドキする気持ちを抑え、ソファで待つ。
ガチャッ
っ…来た…!
大森「ただいま〜」
藤澤「おかえり〜」
必死に平常心を装いながら答える。
大森「涼ちゃぁーん…疲れたよぉ〜」
元貴はこの後何されるかなんてつゆ知らず、ぎゅうっと抱きついて甘えてくる。
藤澤「よしよし、今日もよく頑張ったね。」
大森「うぅ〜」
優しく撫でてあげると、ぐりぐりと頭を僕の胸に押し付けながら、ひたすら唸っている。
藤澤「今日は一緒にお風呂入ろっか?」
大森「……!うんっ!」
ぱぁぁっと目を輝かせる元貴。かわいい。
大森「すぐ入ろっ!」
起き上がるや否や、僕の手を引っ張ってお風呂場に向かう元貴。脱衣所に着くとすぐに服を脱ぎ始める。
僕は服も脱がずにこの後のことを考えながら元貴の身体をぼーっと見つめていると、元貴が顔を真っ赤に染め、ちらちらとこっちを見ていることに気が付いた。
大森「そっ、そんな見ないでよ…///」
藤澤「っあぁ、ごめん、相変わらず綺麗な身体だなぁって思ってさ、!」
大森「っ…もう!先入っとくから!」
そう言うと先にお風呂場に入ってしまった。
僕も急いで服を脱いで入ると、イスにちょこんと座って待つ元貴の姿があった。
藤澤「どうしたの?洗わないの?」
理由は分かっていたけどあえて尋ねてみる。
大森「…涼ちゃんが洗って…///」
恥ずかしそうに言うその様子がどうにもかわいくて、ついほっぺをもにもにしちゃう。
大森「んん…」
もちもちを愛でるのは程々にして元貴を洗ってあげることにする。
風邪ひいちゃうからね!
頭にそっとシャワーをかけて、シャンプーを手に出して軽く泡立てる。
わしゃわしゃわしゃ
藤澤「痒いとこないですか〜」
大森「ないで〜す」
シャンプーをしっかり洗い流したら次は体。
胸らへんを洗う時に、わざと突起に爪を軽く引っ掛ける。
大森「ひぁっ♡」
藤澤「あ、ごめん…!」
謝ってわざとじゃない感じを出せば、元貴は許してくれる。
大森「ん、大丈夫…///」
そんな感じで、色んなところを刺激して少しずつそういう気分にさせていく。
湯船に浸かっているとき、元貴がそっと近付いてきて耳元で小さく一言。
大森「今日、えっちしよ、?」
作戦大成功。
ちゃんと一緒に肩まで浸かって30秒数えてからお風呂を出る。
髪の毛を乾かしてあげて、ベッドルームへ。
ちょーっと長くなりそうなんで切ります。
てかこの部分いらなかったかも…
コメント
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続きカモン
ンッ続き楽しみ