太中
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今日も
昨日も
明日も
何時からだったか分からない
太宰が居なくなって
宛もなく探してた
暇を見つけては彼奴が居そうな場所を点々としていた
其の時は訳が分からなかった
何処を探しても彼奴が居なかったのもそうだが、一番は自分が何故彼奴なんかをを探しているのかが分からなかった
今だから分かる
ただ彼奴の隣りに立っていたかっただけだったんだと思う
ただあの時に戻りたくって。其れはもう仕方がなかった
だから、上辺だけは余裕がありそうな面を構えた
内心、必死だった
組織の情報だったら、直ぐに居場所なんて特定出来る
だが、組織の情報網を使ってしまえば、後で容易に足が着く
しかも組織の裏切り者の太宰を気に掛けているなんて知られたらいけないし、 出来なかった。
だから自分の脚で突き止めた
本当に長い時間が掛かってしまった
なんとなく、本当に何となく其処を通っていた
日も沈みかけて居たからそろそろ帰ろうと思い、ふと振り返ってみたら彼奴が居た
元々、見つけても声を掛けようとは思わなかったが、やっと見つかった獲物を逃がさないように、反射的に手を伸ばした
だが、幸せそうな笑顔の太宰の隣には、若い白髪の青年と、太宰の同僚と思われる堅苦しい眼鏡が其処に居た
其の光景を見て、もうやめようと思った
太宰の後を付けるのも、彼奴のことを思うのも
今の彼奴には仲間がちゃんといる
たとえ彼奴の元に今自分が行こうとも、きっと邪魔な存在にしかならないだろう
もう辺りは暗くなりつつある
もう此処にわざわざ足を運ぶのも最後にしようと決意し、足早に其の場を去った。
後から分かったのだが、太宰は武装探偵社という社員だと云う事を知った
太宰の隣りに居た青年に、のちに莫大な金が積まれ、当然、此方にも其の仕事が回ってきた
そこからというもの何かと組織と探偵社は合同で仕事するという機会が多くなった
当然、彼奴とも 共同任務があった
元相棒だと云うこともあったことから、他と比べて何かと多かった
内心少しだけ嬉しかった反面、もう太宰とは関わらないと決めたのだったもので、報告をされる度に億劫な気持ちにはなる
ただ、任務だからと云う薄っぺらい言い訳で任務を遂行する
だが、任務中はほぼ無言で、目すら合わせない
たとえ、あちら側から話し掛けて来ても、俺は本心が滲み出さないように彼奴とは目を合わせずに素っ気無い返事か無視をする
何時だったかは忘れた
いつかの彼奴とふたりきりの任務完了後に思い出したようにふと彼奴が云った
『君って人混みでも見付けやすいよね、あの時も。』
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お疲れ様です
お久しぶりです
なんかお話しは頭に浮かぶんですけど、やっぱり書くのって、難しいですよね、
ちょっと躊躇って後者の作品書いてしまいました。
コメント
2件
お久しぶりです 昴です あれから勉強と絵を頑張りまして、定期テストでは、40位以上成績が上がりまして、もう少し頑張れば無事スマホが戻って来れそうです ちょくちょくスマホ触れる機会があるので、ヨミさんの作品を楽しみにしながら見てます!! またぼちぼち投稿しますので、これからも見て貰えると、とても嬉しいです!
お久しぶりです~~~!!🙌✨ 変わらず文章がお上手で本当に凄いです~~!!😭💕 中也の太宰さんへの感情とか思ってることとかがもう凄い大好きです~~~!!🫶💕 オチが最高過ぎてもうやばかったですほんと...🫠💕