ky×rd
・kyrdは恋人同士
・同居中
・コンちゃんが居ないのは社畜だから
rd「ばど!」
ky「はぁい?」
毎日運営と遊んで話してリスナーとも話してそしてなによりらっだぁと話してる時が一番楽しかった。
rd「きょーさん〜!ハサミどこ?」
rd「ばどぉ〜!」
rd「あのねぇ、ばど今日さ!」
らっだぁはいつも幸せそうに俺の名前を呼んだ。俺がいなきゃ何も出来なくなればいいのに。
そんならっだぁを想像したら興奮した
ky「(……なんやこれ?)」
机に落ちていたのは使用済みで空っぽの睡眠剤。
ky「(まぁあいつも疲れとんやろ…話、聞いてみるか)」
見ないふりをしてその場を離れた。
数日前
rd「きょーさんみて!あそこ美味しそう!!行こうよ!」
ky「ああ、ええで。」
その瞬間、子供がボールを追いかけて道路へ飛び出した。
横からは車が来ていた。
オレがそれを理解して動くより早くらっだぁが動いて子供を庇いながら轢かれた。
md「……ラダオ、君?」
らっだぁは顔に布を被せられていた。
re「うぁ…ぁ”、!」
ky「は」
あぁ、違う。
あの睡眠剤は、俺のだった。
ky「らっだぁ、らっだぁ……?」
俺の呪いを解いて。
らっだぁが居ない?
そんなわけない。だって俺はらっだぁが居なきゃ生きていけないのに。
rd?『バド?』
ky「はぁい?」
そうだ、らっだぁは死んでなんてない。そんなわけないんだ。
だって今も俺の名前を、
【ピンポーン】
re「きょーさん…大丈夫?入るね?」
レウさんが家に来たようで俺の寝室まで歩いてきた。
ky「レウさん〜あんな、今度らっだぁ達とこのゲームやろうと思うんやけど」
re「っ、え?きょーさん…?」
ky「らっだぁこのゲーム好きそうやろ?なぁ、?」
rd?『面白そうだね』
ky「やっぱお前もそう思うよな?みんなでやれば絶対楽し____
re「きょー…さん、」
ky「んん〜?」
re「……………なんでも、ない。」
また俺の名前を呼んで…くれるなら俺は、
らっだぁが死んだ?そんなわけない、ないのに…レウやどりみーは喪服を着て俺にも着るよう促してくる。
何故、?
耳の中に嫌なほど響いてくるお経に思考を邪魔されてまともに考えがまとまらない。
rd「(らっだぁが死んだ?なんで?ずっと一緒にって、やだ、らっだぁは死んでない。だって俺と、)」
お経のせいで同じことをぐるぐると考え続ける。
次の日、寝ているらっだぁをみんなが火の中へと押し込もうとする。
ky「何してんねん?!」
re「きょーさん?」
ky「おい!やめろや!!」
re「きょーさん!危ないよ…ッどりみーっ!来て…ッ!」
md「バドサ……?」
ky「らっだぁ!!らっだぁがッ!」
md「バドサ…!ヤメテ……!!」
ky「らっだぁは死んでへん!やめろや!離せッ!!」
その後も他の実況者に止められて燃えていくらっだぁをただただ眺めていることしかできなかった。
re「……きょーさん、?」
ky「…………」
md「バドサ、大丈___ 」
ky「は、は…は」
気力なくその場に座り込み目の前がボヤけて見えなくなる。
目を擦る気力も無くて溢れる涙をそのままにしていた。
数日後
_______LINE__________________
re「きょーさん、遺族の人たちがね、遺骨をきょーさんにあげるって。」
_______________________________
遺骨……?
どうして?だってらっだぁは死んでないよ?
数時間後、レウさんが持ってきたのは確かに骨だった。
ky「らっだぁ…?」
re「きょーさん、ご飯食べた?」
ky「らっだぁ……」
re「……食べてないと思ったからゼリーとかおにぎり持ってきたよ。」
ky「レウさん、らっだぁ…が、」
re「うん……う”ん…」
レウさんはボロボロと泣いていた。
どうして?
ky「レウさん…?」
re「っ、ん、?」
ky「どっか痛いんか?」
re「……!!!だい、じょうぶ」
レウさんは余計泣き出してしまった。
どうしてかは分からないけどレウさんも大切な仲間なので泣いているのを見るのは辛い。
静かに頭を撫でた
ky「泣かんといてや」
re「ごめ…っ、」
レウさんは帰っていった。
にしても……
ky「遺骨?」
俺はらっだぁが好きだ。
らっだぁも、俺が好き。
だから、らっだぁのものは全部俺のものにしたい、
その遺骨とやらは小さくなっていたので飲み込んだ。
【ゴクン……】
少し喉が痛かったが全て飲んだ。
ky「へへ、えへへ…………」
ky「あ”ー…」
らっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁらっだぁ
話したい
触りたい
名前を呼んで
どうしてらっだぁはたまにしかきてくれないんだろう。
ky「らっだぁ…?」
rd?『ドシタノ?』
ky「あ、いたぁ♡」
らっだぁのマフラーと服を身につけ、ベットの上で微かに残っている匂いに包まれてまったりする。
ky「えへ、らっだぁ…の、匂い」
俺の情緒は不安定でいろんなことを考えて無性に切りたくなったりらっだぁと話しして楽しくなったり。
切りたくなるときはいつもカッターを取り出す。
【カチカチカチ…】
腕に一本の切れ筋が出来て血が垂れた。
ky「らっだぁの、マフラーの色……」
何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も。
腕を切りつけて血を流した。
ベットは血と至福感で満たされていた
ky「みて、らっだぁのベットが…俺で汚れて……えへへ」
rd?『…お前が、殺シタ。』
ky「……ら、だぁ、?」
rd?『お前が、イナキャ…』
ky「ぁ”、やだ…あは、」
ずっと切っていた。
どれぐらい経ったかわからない。
ky「切るところ…無い、」
次は首を切った。
いっぱい出るけど、自分ではよく見えないからつまんないからやめた。
目の前がグラグラする……
ベットの上から落ちて俺の意識も失った。
re「きょーさーん?」
きょーさんの家のインターホンを鳴らすが返事はない。気づいてもらえていないのだろうか?
合鍵を使って家の中に入りきょーさんの名前を呼ぶ。
re「きょーさーん、勝手に入っちゃったけど〜」
寝室の前を通ると頭から血を流し倒れるきょーさんがいた。
re「は」
すぐに駆け寄ると頭からだけでは無く手首や首からも血が流れていることがわかり急いで布で抑えながら救急車を呼んだ。
ky「………ん、」
md「…!起キタ、バドサン!」
目がさめるとどこかの病院でどりみーはナースコールを押してレウとコンちゃんに電話をする。
手首、首、頭に包帯を回されてどうしてこんなことになっているのかと思考を巡らせる。
md「キョーサン、大丈夫?」
ky「…………ここ、なに、?」
md「…病院ダヨ。キョーサン自分で切ったノ?倒れてたッテ……」
ky「(あぁ…そうだ。)」
俺は
らっだぁを殺した悪いやつだから。
死なな、きゃ。
一通りの検査が終わり、レウとどりみーが席を外すのを待ち続ける。
天国、地獄、桃源郷。
らっだぁに会えるならなんだっていい
もう一度俺を呼んで欲しい。抱きしめて、俺を____
re「…さん?きょーさん?」
ky「なんや?」
re「大丈夫?どっか悪いの?」
ky「んーん。大丈夫。」
re「そっか、俺たち…ちょっと先生に呼ばれたから行ってくるね?」
ky「…おん、」
md「なんかあったらレウサンかオレ呼んでネ 」
ky「あんがと〜!」
ドアが閉じた瞬間自分の気分も沈んだことがわかった。
ky「そうだ、」
吐かなきゃ。
もうそろそろいいでしょ、
自分の口の中に指を突っ込んで苦しい所をグリグリ押したり口の中を刺激するとすぐに嘔吐物は水のような音と鼻を刺すような匂いと共に流れ出た。
嘔吐物の中には特に大きなものはない
ky「……無い♡」
あの時に喉の痛みを負いながら飲み込んだものはもう残っていなかった。
俺の食道を通り俺の中で俺の胃酸で俺の中に消えていったのだ。
ky「…あは♡」
別に狂ってるとは思わない。
ただらっだぁを愛しているだけ。
純愛だよ?
ky「あ、」
足の小指ほども無いぐらいだったが残骸を嘔吐物の中から見つけた。
ky「らっだぁ、らっだぁ……」
もう一度飲み込んだ。
美味しいもんじゃ無いが至福感で満たされていく。完全に俺のものになっていく
ky「…好き、すき、」
そうして俺は腕の点滴を抜いて窓から抜け出した。
息を切らしながら自分の家へと走り続ける。扉は開いておらず窓を割って中に入る。
割れた破片を気にすることはなくぱりぱりと足で踏み潰してらっだぁの写真を入れた写真立てを手に取る。
ky「……へ、へ、♡」
タンスの中かららっだぁのマフラーを取り出して高いところに括り付ける。
綺麗な赤が重力に逆らうことなくだらんと垂れる様が綺麗でアイツを想像させた。
マフラーに首を通して立っていた椅子を蹴って全体重をマフラーに預ける。
ky「…ぁ”、」
苦しみなんか感じる間もなく瞼が落ちていく。目が閉じる瞬間、彼の足が見えた気がした。
ky「あ”…らだ……ぁ」
【パリン】
re「きょー、さん、?」
md「レウサン?ドウシタノ?」
re「誰も、いない……」
個室を借りていたはずなのにそこにあるのは吐瀉物と空いた窓。そして凛と咲く侍雪草。
re「(あの花、誰が…?)」
md「キョーサン!!」
re「お、おれ…ッナースコール…!」
自体は大ごとになり警察も動き始めて俺とみどりくんはきょーさんの家に向かった。
緑くんはいつもの冷静さを失った様にきょーさん家のドアを叩いた。
md「鍵…ッ」
きょーさんの合鍵で扉をあけて声を出しながら中に入った。
re「きょーさん!!返事して!!」
2人でバタバタと部屋中を探し回ると寝室の方から緑くんの声が聞こえた。
md「ア…ァ、」
re「みどりくん!?何が______
そこには椅子は倒れてその付近には割れたらっだぁの写真にぶらりと浮いたきょーさんがいた。
re「うそ、うそ…うそうそ……ッッ」
きょーさんをすぐにおろそうとマフラーを解いた。
揺さぶっても声をかけても反応は無し。脈も、
md「…ア、ァ。」
re「………………」
その数分後に警察や救急車が来た。
みどりくんが連絡したのだろうがそんなこと考えることもできずただきょーさんの隣に腰を抜かして座ることしかできなかった。
re「も、う…ッ、ダメ……ッ、」
md「レウサン……」
re「はは、らっだぁ、、たすけて」
ky「おい!待てや!」
rd「なんだ、もう追いかけて来たの?」
ky「悪いか」
rd「俺のこと好き過ぎでしょ!」
ky「死ねカス。勝手に行きやがって」
rd「ははっ!ごめんごめん!」
ky「………もう、置いてくなや」
rd「あっ!きょーさんがデレた!!」
ky「うっせ!」
rd「あはは!!」
?「おーい!!」
聞き慣れた3人の声。
co「コンちゃんだヨォ〜!」
re「レウクラウドと、申しますんで」
md「…………」
re「あ!ちょみどりくん!合わせようって言ったのに〜!」
md「…ヤっ」
co「あ〜…照れちゃった」
rd「やっぱ5人で行かなきゃね!」
co「全員集合ってことで!」
md「オー!!」
らっだぁは俺の手を握った。
rd「みんなで行こぉ〜!!」
コメント
8件
狂った系の愛が1番好きになれましたゎ...( *´꒳`* ) 癖ぶち壊してくれてありがとうございます 主様の作品もっと早く見つけたかった...
(きょーさんおかえり)(ん)(どうやった?)(可愛かった♡)(ダヨネ♡)(どりみーも同感なんだw)ん、おはよぅ(おはようひなちゃん♡)(ひなちゃん次逃げたりしたらお・仕・置・きだからね?♡)う、うん(「心の声」逃げることはできないの?)(そういえばひなちゃん猫耳と尻尾生えてるけど♡)え!?いつの間に!?(......触っていい?♡)いい、けど
すきだなぁ