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390 × 388
ほのぼの … なのか?
PDSD発症したデホ
↑を慰めるチョンベ
突然、このゲームに
参加させられた。
鳴り響く銃声と悲鳴。
飛び散る血と死体。
PDSD持ちの俺は、
発症を抑えることしか頭になかった。
だって、せっかく
尊敬できる人ができたのに。
友達ができたのに。
心配してもらえたのに。
その人たちに引かれてしまうのが
怖くて、怖くて。
でも、今日の夜、暴動が起きて、
我慢できなくて、泣いちゃった。
388 「うぅ゛ッ〜…、」
ぐす っ 、
388 「こわぃ゛ッ゛…ゃだよぉ゛ッ…!」
388 「助けて ぇッ 、!だれか 、ッ ゛!」
バンッ!バンッ!!
388 「やだやだぁ゛ッ!」
388 「こゎい゛ッ 、やだ 、
撃たないでッ …、! 」
222 「で 、でほさん ッ …、」
ジュニが心配してくれているのに。
388 「ぁ゛ぅッ…ぁ、やだッ 、゛」
俺は、男である俺は、 妊婦である
ジュニを守らなきゃいけないのに。
目の前に転がる死体。
優しかった人たちが豹変して、
人を殺す姿。
すべて恐怖でしかなくて、
下しか見れなかった。
390 「はぁクソ … 」
388 「ぅ゛ぅ゛〜〜ッ…」
ぐす ッ 、
390 「でほ 、?!」
388 「ぁ゛ッ 、ぅ…゛ッ ?」
さいあくだ 、
泣いてる姿を見られた。
引かれた…?
390 「…ジュニ、ギフンの所へ」
222 「ぁ 、はい 、」
390 「…デホ、大丈夫か?」
388 「ゃだ ッ、 こわぃ゛よぉ 、ッ」
390 「うん 、うん …」
アニキは、俺をそっと
抱きしめてくれる。
…もしかして、俺が
PDSDなの、知ってた…?
話したっけ、
ちがう、もうわかんない…
バンッッ!!
そんなことを考えているうちに
どんどん増していく銃声。
388 「やだやだやだやだッ!
死にたくないッ!」
390 「デホ 、落ち着け…」
390 「…くそ 、といれ …いけるか ?」
124 「…!チョンベさん、私が護衛するから、早くトイレへ!」
390 「あ、あぁ、ありがとう ヒョンジュ!」
388 「ぁにき、ごめんなさぃ 、おれ … 、ッ きもちわるぃ 、ですよね ッ 、゛」
鼻をすすりながら俺は
恐る恐る言う。
390 「そんなわけ。」
388 「…ッ 、」
まだ銃声が聞こえるので、
俺が耳を塞ごうとすると、
390 「…ん」
あにきがイヤカフを
渡してくれた。
388 「ぁ…ありがと、ござぃます…」
390 「…暴動が落ち着くまで 、
ここ居ような。」
388 「…」
俺は怖くて返事ができず、
こくっと頭を縦に振るだけだった。
おわり 。
りくえすと 募集中 。
過激でもほのぼのでも
どちらでもいいです !