練習終わり ____
「 あの、五木先輩、ブロックの練習したいんですけど… 」
「 無理。俺疲れた。んじゃ。帰るね。 」
「 え… 」
レシーブ練 ____
「 あの五木先輩、アンダーレシーブのコツ教えてください…! 」
「 手ぎゅってしてトン。終わり。 」
「 え… 」
先輩だけど何と言うかちょっと頼りない感じだった。
でも今の五木先輩は違う。
凄く。眼の奥が燃えていて俺を安心させる波調。
そうだよ。一人なんてことないじゃん。
それに一年でここに立たせて貰えるだけ凄く有り難い事なんだよ。
俺、なんかわかったかも。
すると思いっきり床を蹴る。
‘‘ ドン ’’
床を蹴る音がした。
そして、
‘‘ バン ッ ’’
「 !! 五木先輩、ナイスレシーブ!!! 」
五木先輩はちゃんと後ろで、ちゃんと居てくれた。
俺はブロックで正面切って止めれなかったけど。
五木先輩は拾ってくれた。
そしてこのレシーブから色々な攻撃が続く。
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