テラーノベル
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ーーーン、チュン。チュンチュン。」
……ンん゛!……あー、良く寝た。
朝日が窓から差し込み、
白基調の部屋を照らす。
日光を目で追うと、
俺たちの写真が飾られた額縁と、
黄色い薔薇が生けられている。
今でも時々酷く頭は痛む。
でも、一日、一日を追うごとに
マシに感じてきた。
全て日本のおかげかな。
…そう言えば、日本のベットで
お世話されてるけれど、
日本っていつも何処で寝てるんだろ。
……ん、トーストの匂いがする。
ご飯の時間のはず。俺は少しだけ動き、
ベットの端に座った。
そういや、最初はどうなるかな?
何てとても心配だった。
でも、思った十倍日本は
俺に尽くしてくれている。
だから、俺は幸せなんだろう。
俺はそんな日本に依存
しているのかもしれない。
日本が何処かへ行ってしまったら。
日本が俺の事を嫌いになったら。
その時は……。
日本を離れさせないようにしなければ。
「…コンコンコン。ガチャッ!」
日本がノックをして、部屋に入ってきた。
俺に気づくと微笑み、こう言った。
日「…おはようございます!
起きていましたか!
とりあえず、熱測ってくださいね 。
直ぐに朝ごはん持ってきますね!」
そうだった。熱、熱。
………。
「ピピピッ…ピピピッ。」
…さぁ、何度だ?
37.5℃。
だいぶ下がってきたな。
心なしか体も元気になってきた。
日「…失礼します。机、置きますね。 」
カタン、カタンと丁寧に机に並ぶ。
バターが塗られたトースト、
いちごジャム?が塗られたトーストで
トースト2枚と、牛乳、サラダ。
至って普通の朝食って感じ。ザ、朝食。
それでも、とっても美味しそうだ
米「今日もありがとな。いつも助かる。」
日「…ふふっ。普通のことですよ。
でもやっぱり、アメリカさんの為だと思うと
丁寧に作りたくなる。」
落ち着いて言っていたが、
とっても嬉しそうな表情だ。
感情ダダ漏れ。
日「さ、食べましょう。手、合わせてね。」
いただきます。
ごちそうさまでした。
…っーー!美味しかった。
でも、正直トースターは
壊れてるかもしれないな。
何回食べてもやっぱり鉄っぽい。
別に美味しい。
ただ、一口目は、んん? と言う感じ。
でも美味しかったから良かった。
日「…実は今日用事がありまして、
これから家を開けるのですが…
大丈夫ですか?」
用事。
…日本は大丈夫かな?
米「…何処行くんだ?」
日「んー、ちょっとした会議。
でも、夕べまで帰らないのかな?」
米「…そっか。早く帰ってきて。」
日「分かってます。その体じゃまだ危ないですから、部屋から出ないでくださいね。」
米「分かってるよ。気をつけてな。」
日「…ふふっ。ありがとうございます。
では、もう行きますね。
いい子にしててね。」
米「…いってらっしゃい。」
日本は俺の首筋に軽く接吻をし、
お皿と一緒に部屋から出ていった。
あぁ、暇だ。何も無い。
暫く考えていた。
俺、そろそろ歩けるようになっただろう。
少しだけ、外、行ってみようかな。
でも…。
「部屋から出ないでくださいね」
…いい子にしてなければ。
……でも、歩いてみたい、外に行きたい。
出たら日本、怒るかな?
…………。
出てみようか。思い切ろう。
俺は、片足だけ床に力を入れてみた。
手で支えながら。
……何とも無い。
もう片足。
………。
…大丈夫…だ。
行ける、歩ける。
手の補助をゆっくり、無くしてみた。
歩ける、?
歩ける。歩けるぞ。日本!歩けた!!
まずはドアまで…………
ーーーーグラッ。
バタギシャァァ!!ッ……。」
….……。
…………ダメだった。
ーーーさん!!アメリカさん!!?」
日「アメリカさん!!」
気づけば当たりは真っ暗。
その中で俺に駆け寄るにほんの姿が見えた。
………あ、にほ…ん。助けて…。
ん゛ん!。頭が痛い!
目を抉られているようだ
……あれ。あ、こ…れは……?
日本……。花瓶………。
日本に抱き寄せられ……。
カチ割れるような頭痛。
割れた花瓶。
何だっけ……。
何だ、
う、何だか……。思い出したく無い。
う゛ぅ……。!
………あ。
思い出した。
あれはあの夜だった。
ーーーってんだろ!!」
日「でも、アメリカさん!
お外は危ないですよ゛!!」
あの時、カナダと沢山会っていた。
あの日も出かけようとしたら、
日本が俺を止めた。
米「俺は行くから。暫く話しかけんな。
もうウンザリなんだよ。日本。 」
俺は背を向けて、玄関に歩き出した。
その時。
「バリン‼︎⁉︎パリパラ……。」
後頭部に激痛が。
ガラスが床に散乱し、
俺は、倒れた。
……完全に思い出した。
俺は今、自分を抱きしめているこの男が、
バケモノにしか見えなくなった。
俺は一週間こいつに支配され続けていた。
後ろでは花瓶が割れ、薔薇が散り、
俺らの額縁さえも割れている。
米「ッはぁ、はぁ、はぁ゛ゃ、やめろ…。ーーー
…………でも。
今更、どうすればいいんだ?
足も動かない、こいつからも逃れられない。
俺は、一体俺は何で。何処で間違えた。
日「……もしかして…思い出しました?」
米「……はぁ゛っ、っ離せッッ!!」
日「…今更何を言ってるんですか、ふふッ。
どうやって逃げるんですか。教えて?」
米「…はぁ゛ッ、はぁ゛……。」
日「…だから、いい子にしててね、
って言ったのに。もう、戻れないね。」
ああ、動けよ!!俺の足!!
こいつから逃げろ!
日「ごめんね。僕が悪いんだよ。
アメリカさんは悪く無い。
でも愛していますよ。アメリカさん。 」
日本は愛おしそうに微笑みながら、
おもむろに白いハンカチと、
怪しそうな瓶の薬をポッケから取り出した。
薬品を染み込ませたそのハンカチが
容赦なく俺の鼻と口を塞ぐ。
鼻をつく薬品の匂い。
対抗しようにも、首を強く固定され、
力が入らない。
米「…んン゛ッ!!…む…グ!!…。
日本は、不敵な笑みを浮かべた。
明らかに、いつもの日本と雰囲気が違う。
でも、その顔は二度目。
頭を殴られたあの日と同じ顔だった。
だんだん、その顔を中心に視界が
狭まっていく。
日「また、記憶無くせたらいいんだけど。
やっぱり、無理ですよね。ふふっ。
大事に扱いますから。宝石以上に。
また起きたら思い出話でもしましょう。」
耳元に優しく囁かれた。
「おやすみなさい。」
何もかも溶けていくーーー
お帰りなさい。
久しぶりの投稿で、 文章とか、
表現がやっぱり微妙になってます。
ここでは雑談程度に書きますね。
他の人が書くアメリカ受けが
大好きなんですよね。
病んでるアメリカが
大好きなんですよ。
最近多くて嬉しい。
ただそれだけ。
そういや、元々独波を書く予定だったん
ですけど、これが結構難しい。
結局この二人に落ち着きました。
あと、自分はこうやって物語を書くと
序盤だけめちゃくちゃ閃くんですけど、
終盤がいかんせん下手くそ。
一番大事なところで作成意欲
無くなるんですよ。結構かなしい
最後に、
久しぶりの投稿で、
失踪してた訳ではなくて、
500文字程度考えて飽きるか、
書き方が分からなくなるんですよね。
あと、マンネリ。
一応20作程度はあったり。。。
リクエスト大歓迎ですのでお気軽に〜。
それでは!ご覧ありがとうございました!
コメント
1件
みぅだよ🤍🥀 第2話読んだよ…。 最初は甘やかで丁寧な日本に、ほっこりしてたのに…中盤からじわじわ怖くなった。アメリカが記憶思い出して「あ、この人モンスターだ」って気づくシーン、息が止まった。最後の「いい子にしててね」「戻れないね」の落差が美しすぎてゾクゾクしたよ。続きすごく気になる…!