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良いこと悪いこと短編集

第2話 - 【子供じみたこの、 2】森×ちょん(大人IF軸)

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2025年12月20日

#良いこと悪いこと

#イイワル

#ちょんまげ

リスの故郷

森くん×ちょんまげ

【子供じみたこの、】の続きです

⚠捏造を多く含みます。両思いEND想定ですが現時点で森→ちょん要素あり！

🔞まではいきませんがそういった表現有

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「今日家来れるよね？」という問いに浅い頷きで返したちょんまげは、そのまま抵抗もせず僕の家まで着いてきた。道中、軽く世間話も振ってみたがどれもぎこちない返事を返されて終わった。

なんやかんや少し会話を交わした後。ベッドの上に促すと大人しくシーツの上に座ったので、「なんで正座？」と聞くと「落ち着かなくて…」と返された。

「大丈夫、すぐ慣れるから」

服の中に手を入れると、くすぐったかったのか身体を跳ねさせた。そのまま手を滑らせ胸の突起を指の腹で押したりして、少し反応を様子見る。彼の顔は分かりやすくこわばり、手に力が入ったのも分かった。

恐らく、極僅かな快感、もしかしたらただのこそばゆさかもしれない。それと、友達という関係性を自ら手放してしまう恐怖。原因はそれだろうと思った。

「痛くない？」

「う、ん」

声が上擦っている。乳輪のキワをなぞると声と言うには不十分な浅い吐息が漏れる。そのままゆっくり撫で続けると、ただでさえ猫背なのに更に背中を丸めようとするので、指摘すると自分でも気づいていなかったのか少し改善された。昔はこんなに姿勢悪かったかな。いや、ここまでではなかった気が。そう記憶を辿りながら、十分に焦らされた突起の部分を摘んであげると

「ッひぁ、」

とはじめて声を漏らす。見ると耳が少し赤い。

「ここ好き？」

「そんなんじゃ…っ、ん、ぅ」

好きなんて言えるわけないのも分かって質問する。くだらない質問にも健気に答えてくれるのがまた愛おしい。何か良くない欲求が満たされていくのと同時に、もっと、と欲張る自分がいるのを感じた。

捏ねたり摘んだり押したり、暫く色々な刺激を与えてあげると、意味を持たない声を出して快感を伝えてくる。この人、こういうの弱いんだ。こちらは呑気にそんなことを考えながらシャツのボタンに手をかけ、邪魔なそれらを脱がせて適当なところに放った。同時に理性もどこかへやった気もするけど、最早どうでもよかった。

「かわいいよ、ちょんまげ」

もっと、僕だけを見て欲しい。僕で気持ちよくなって欲しい。早く僕のものにしたい。そんな気持ちを抑え、何かと邪魔しがちな両腕を上で縛り、そのまま彼の胸に欲望のままに吸い付く。びくっと一際大きく身体を揺らしたちょんまげは、これから与えられるであろう刺激から逃れようと反射的に身体を逸らす。しかし逃れられるはずもなく。

「あ、やだ、やだッ…森くんっ、それだめ、ッ！」

「んー？なんへ？」

雑に聞こえないふりをして舌先で刺激を送る。先程よりも断然反応がいい。ああ、こういうの好きなんだ。拒否の言葉も、僕を呼ぶ声すら、今の状況下では僕を興奮させる材料でしかなくて。きっとそんなこと分かってないんだろうな、とちょんまげを見ながら思う。

「森く、ん…！♡」

どんどん甘くなる声に満足感を覚えながら、わざと音を立てて吸い付いたり、しゃぶったりする。僕を止めるちょんまげの言葉は無視して、ひたすら彼をいじめた。

それにしても。少し顔を浮かせて喋る。

「胸だけでこんなになっちゃうんだね」

「ちが…ッふ、森くんのせいじゃん…！」

ちょんまげの顔は紅潮し、瞳は少し潤んでいる。刺激が快楽に置き換わる度に身体をこわばらせるのもかわいくて。僕のせい。そう言われるとゾクゾクとくる何かがある。抵抗できず送られる快楽にただ声を漏らす、彼の今のこの姿は。他の誰でもなく僕のせい。僕しか知らない。それだけで十分僕の独占欲は満たされた。

「ね、ねえ」

「なに？」

「も、ゆるしてください…んッ、そこばっかやだっ…」