テラーノベル
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ヴァレナとヨシュカをフィンと合流させるため、女神像の間の出入口近くで神官兵たちの相手をしていたレオンとエルヴィン。
その中で、駆け寄ってきたシマーの妙な言動に従って回避した結果――逃がしてしまった。
「レオンいい、放っておけ」
シマーを追おうとしたレオンを、エルヴィンの声が引き留める。
その言葉で動きが一瞬止まったときには、シマーはもう女神像の間を出て行っていた。
「いいのかよ?」
「いいんだよ。どのみちこの人数を全員引きつけておくには限界がある」
レオンとエルヴィンは再び出入口を背にして立ち塞がり、絶え間なく迫り来る神官兵たちを退けていく。
「だから今は、他の連中……特に動きが良いのはできるだけ逃がさないほうがいい」
「わかった**********
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