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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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勇者「よし!バブルの前まで来れた!ジュピター!国王!」

ジュピター「う…うん?何だ…お前か、来てもらって悪いが…このバブルは壊せないぞ」

国王「うん…何度も試したからね…もう魔力も無くなってしまったよ…」

勇者「大丈夫!レインがバブルを壊せる魔法陣をくれたんだ、今すぐ助けるよ」

パシッ ピキッ

勇者「…ヒビは入ったけど…割れてない…」

国王「いや、これだけヒビが入れば…」

ジュピター「あぁ、最後の力を振り絞って…!」

パァァン!

勇者「すごい!バブルが壊れた!」

雲で出来た狼「グオオォォォォ!!ケン様………お許しください……」シュウウゥゥゥ…

勇者「あ、消えちゃった…」

レイン「国王!!ジュピター!…無事だったんですね…!よかった!」

国王「あ、あぁ…すまない…グッ…心配をかけてしまったね…」

ジュピター「疲れて立てそうにない…悪いが…レイン…転送魔法で送ってくれないか…?」

レイン「そうですね、国王とジュピターは私が責任を持ってお守りします、勇者さん感謝しますそれでは…」

勇者「行っちゃった…そんなことよりも、早くケンのところに行かなくちゃ!銀河、ありがとう休んでてね」

銀河「ああ、回復に時間がかかりそうだ…すまないがもう助けることはできないかもしれない…気をつけてくれ」

勇者「うん…!大丈夫!ありがとう銀河」

ケン「へぇすごいね、あの怪物倒すなんて…バブルまで壊されたし…あーあ、もう少しだったのになぁ」

勇者「ねぇケン…本当は殺したくなかったんでしょ?」

ケン「は?何言ってるの?そんなわけないよ!けど、ここまで来れた君にスペシャルなプレゼントだ!僕の…賢者の石を取り込んだこの僕の力!見せてあげる!」

勇者「ま、眩しい…!……ケンからすごい光が…」

ケン「キャハハハハ!よく見ててよ!もう小さな奴なんて言わせないよ!」

勇者「光に包まれててよく見えないよ…けど…すごく大きくなってきてる…」

ケン「…ふぅ…清々しい気分」

勇者「ケン…なの?すごく大きくなったね…羽も腕も耳も」

ケン「どう?この姿…牙も生えたし鋭い爪もある!キャハハハハ!僕は天空の魔王だからね!キュププ♪まるでこの世界の神様になったみたいな気分♪」

勇者「ケン!降りてきてよ!近くで話そうよ!」

ケン「やーだよー!僕はいまからこの世界をぜーーーーんぶ!無かったことにするんだから!」

勇者「え!?無かったことってどういう意味なの?」

ケン「そのまんまの意味だよ、消しちゃうの、何もかもね」

勇者「そんな事したら人間界も!」

ケン「安心して?人間界だけは残してあげるからさ」

勇者「え?そんなことできるの?」

ケン「できるよ〜♪」

勇者「だ、だとしてもダメだよ!それにケンはそんな事しないもん!」

ケン「今の僕は昔の僕じゃないよ、出来ないことなんてナーンにもないんだから!」

勇者「ケン…」

ケン「君だけは助けてあげる、人間界に送り返してあげるね」

勇者「やめて!」

ケン「…ふぅん?僕と戦うの?こんなに強くなった僕と?」

勇者「僕は絶対に…誰のことも見捨てたりなんかしないよ」

ケン「………あっそう、じゃあ始めようか」

魔法界のドタバタファンタジー

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