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「移動するぞ〜!」
園田の声かけで、桃瀬達の生活班は、キャンプファイヤーをする場へ向かう。
「ゼッテー寒い」
「そりゃそう」
「今も寒いもんね〜」
ロビーに着き、押し扉を押し、外に出る。
「寒いー!」
「しし、死にそう……」
震えながら、目的地へ向かう。
「着いた…」
「帰りたい……」
「寒い…」
「あ!あそこ!火がついてる!」
すでに、火が灯してあり、その周りには、もう来ていた人々が、丸く座っていた。
「座るか…」
「寒い……」
〔全員来ましたね!〕
実行委員会の人達が、マイクを通して言う。
〔では、只今より!キャンプファイヤーを始めます!まず、一人二組になってください!〕
(隣の人でいっか…!?)
隣を見てみると、朝井がいた。
「!桃瀬君、…組む?それとも、海莉と組んでくる?」
「え、あ、いや、大丈夫です。朝井さんは、俺でいいんですか?」
「話してみたいからねぇ笑」
「は、はい…?」
(桃瀬と組みたかったのに…)
(柚香と組みたかったのに…)
⦅なんでこの人と…?⦆
保住は、萌田と組んだ。
「あのさ、」
「!?…、あ、はい……」
(明らかにビビってるよな?この人)
「俺で、大丈夫?」
「あ、は、はいっ」
(ほ、保住さん?だったっけ?桃瀬さんの友達だって知ってるけど、話したことないんだよね……柚香〜(><))
「ねぇねぇ、桃瀬君」
「?」
「海莉のこと、どう思う?」
「はい?」
唐突に変な質問をされ、戸惑う桃瀬。
「どう…とは?」
「?そのまんまの意味だけど…」
「は、はぁ…」
「で?どーなの?」
目をキラキラと輝かせる朝井。
「えっと…萌田さんのことは……」
「桃瀬〜!!!」
「柚香〜!」
『!?』
話を遮るように、保住と萌田が、駆け寄ってくる。
「ど、どうしたの海莉?」
「どうしたの?じゃないよ!話聞いてなかった?今から4人1組で、ゲームするんだよ!」
「桃瀬!おまえも話聞いてなかったのか?!」
「え、あ、いやぁ…」
「とにかく…、この4人で組もうぜ!いい?」
「賛成!ね!柚香は?」
「あ、私も」
「桃瀬は?」
「いいけど…」
「んじゃ決まり〜!」
ちらっと、朝井の方を見る。
何処か寂しそうな顔をして俯いている。
(あの質問は、どう言う意味を、持っていたんだろ…どう言う意図があって…)
〔それでは、これでキャンプファイヤーを終わります!ありがとうございました!!〕
気づけば、キャンプファイヤーは、終わっていた。