起きた。3時半。
お腹は空いていない。
体調は良好。
ビタミン剤を飲むため棚に手を伸ばす。
慣れた手つきで瓶を開ければ薬を3錠口に放り込む。
水なんて取りに行く気にもなれないからそのまま飲む。
夜は父さんの部屋。
そんなの分かってる
いつも通りだ。
なのに、なのに、、、
怖いんだって、
もちろん快楽に溺れて眠りにつくだけだ。
それだけでいいのだ。
それだけすればいいのだ。
だけどやっぱり怖い。
眠くはないのでリビングに行くことにする。
コンコン
sm
「失礼します」
kr
「お、スマイルじゃん」
椅子に腰掛けている兄さんに呼ばれる。
sm
「ぁ、こんにちは、
お父様やお母様はどちらへ、?」
kr
「今は多分自分達の部屋にいると思うよ」
sm
「そう、、ですか。」
kr
「、、ちょっとこっちきて?」
sm
「、?はい」
足を進める。
地に足が着いている。
kr
「ちょっと触っていい?」
sm
「、、はい」
サッ
服を腹上まで捲られた。
kr side
、、、
いやまぁね?
日頃のあれを見ていたら予想はつくと思うが、 彼の細いお腹には大きなあざや切り傷などが残っている。
とても酷く荒れていたので一旦彼を見上げる。
kr
「ねぇスマイル。」
sm
「はい、どうされました?」
kr
「今日さ一緒に風呂入ろっか」
sm
「、、、。いいですよ、」
少し考えてそう返事する彼。
kr
「スマイルの部屋で待ってていいからね?」
sm
「、分かりました。」
sm side
いきなりのことで驚いたが数分もすればその意味がわかるようになってきた。
兄さんと風呂に入るのはいい
だが、そんなことしてお父様にバレてしまったら兄さんまで怒られるかもしれない
そんなのは実際に起きないと分からないが嫌でも脳裏に浮かんでしまう。
でも俺が悪いってことは変わることはない。
だから言い訳は通用しない。
部屋に帰ったら4時だった。
寝ようとも眠れないし
暇なので勉強をすることにする。
成績は兄さんには劣るけど自分だって頑張ってるんだから。
そんな自分を認めることは出来ないけど
そんな自分を褒めてあげることは出来ないけど
自分以外には認めてもらいたいな、、、
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皆さんの腕が心配です。
コメント
2件
テラーノベル始めてから腕が太くなったような気が…(?)