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2025年8月6日
「おばーちゃん！来たよ！久しぶり！」
僕は勝太。東京に住んでいる小学3年生。
今日は夏休みに久しぶりに広島のひいおばあちゃんちに来たんだ！
「ああ、ひさしぶり勝太」
そういえば、と思って僕は言った。
「ひいおじいちゃんにおまいりしてもいい？」
8月6日。それはぼくのひいおじいちゃんの命日。
「いいよ」
そしておまいりしたあと。
「…勝太。ひいおじいちゃんの話、知りたいかい？」
「うん！僕一回も会ったことないもん！」
そう。ひいおじいちゃんは僕が生まれる前に死んじゃったんだ。
ただ一つだけ、8月6日が命日ってことを知ってるだけ。
「そうかい、じゃあするね…」
そうして、おばあちゃんは話し始めた。
最初は、あんな話になるなんて思ってなかった、
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