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青桃学パロもよし ‼️
あ、でも学生じゃないです2人とも教師です 😆🖐🏻💭
ではどうぞ 😽🎵
黄色い歓声が上がる
これは俺へのものではない、隣で一緒に歩いていた俺の大親友。
Ifへのものだ。
俺の大親友Ifは学生、高校生ころだろうか、その頃からずっと一緒にいてクラスが離れても仲良くしていた友達である。
2人で教師を目指そうと誓いあってお陰様で、今では一緒の学校で同じ教師として働くことができている。
桃「あははー、人気っすね〜笑」
そう、苦笑してやるとまろは辞めーやって言って、頬に人差し指を当てる。
片手で持っていたボードを両手で持ち直し、黄色い歓声をあげていた生徒に対して「教室に戻れー」って声かける。
それに俺も乗っかって話すが聞こえてくるのは先程の高い声とは裏腹に低く全身に響くような低音で返される。
…俺は生徒から嫌われている。
別にそれが悲しいとかじゃない、まろと同じ職場でいられることだけが俺の中でいちばん重要なことだから。
青「…お前らなぁ…」
少しだけムカついたのか、低く怖い声を発す。
それを俺は必死で止める。別に俺なんかに怒ってほしくない、俺のせいでまろまで嫌われたら困る。
…別に俺が我慢すればいいだけだし、普通に…まろは幸せで居てほしい。
エリート!って言われているまろは本当は誰よりも努力家さんなんだよね。
ここに就くためにめちゃくちゃ努力して勉強して教員免許を取って…。
桃「あはは、俺のことをあーだこーだ言うのはいいけど…」
桃「別に効かないからね?」
そう言ってアイツらを睨みつける。
まろが居りゃあなんだっていいんだから。
end