微センシティブ表現あり。
苦手な方はご注意下さい。大丈夫な方はこのままお読み下さいませ。
💛「いや、冷たい!」
いつにもなくニキニキが食いつく。
段々とイラついているのかいつもは流してくれるのに今日は珍しい。…と思ってしまう。
💛「なんだろう。俺に対して雑じゃない?」
💜「wwwwwww」
思わず吹き出しそうになり咄嗟にミュートにして大笑いする。
りちょもミュートになってるw笑ってるなww
❤️「ああ!それだ!」
何がそれだ!やねんと大笑いしてしまう。
せんせーも笑ってしまって一瞬ミュートになった。
💙「いw…いやいや、お前らも雑に扱うやん?お互い様じゃない?w」
🩷「そうそうwそれに逆にじゅうはちが雑になったって事は良くいえば仲良くなったって事じゃん」
💛「あ〜、なるほどねっ!」
💜「そうそう。」
ポジティブなニキニキは1人で納得してまた謎解きを始める。ポジティブやなーw
❤️「なぁ〜んだ良かった。」
メロンちゃんも納得して一緒に謎解きを始める。
こっちもポジティブやなー。
そこからうまくやり過ごして無事配信終了する。
🩷「うぇい!お疲れ〜」
💜「お疲れ様〜」
💙「お疲れー」
❤️「お疲れ様!」
💛「ねぇ!やっぱり雑じゃない?」
💜「そんな事ないよ?」
💛「そんな事なくなくない?」
💙「なんやねん!それ!」
🩷「ニキニキしつこい男は嫌われるぞ!」
💜「そうだぞっ!」
無理矢理納得させたけど、ニキニキはえ〜?メロちゃんは、うーん?とずっと声を上げていた。
少し雑談をした後各々解散していく。
💜「じゃあ、お疲れ様〜」
と伝えてディスコを落とす。
次回のスケジュール確認をしようと手帳を開いていると、また通知がくる。
💛【納得いかんのだが!?】
終わった事で気が緩んでメッセージを開いてしまった。
💜(やばっ!)
既読をつけてしまった事に慌てているとすかさずメッセージが連投でくる。
💛【やっぱり俺に雑じゃない?】
💛【見てるならちょっと通話しない?】
💜(やばいやばい。ニキニキメンヘラモードじゃない?)
返答どうしようと悩んでるいるが、既読が毎メッセージで付いているのを見られているので、益々慌ててしまう。
💜【とりあえず今日はお休みするね!お疲れ様】
すかさず返事を送る。
ー既読
💜(はやっ!?)
慌ててメッセージの画面を閉じていると、着信がかかる。
私は諦めて通話ボタンを押す。
💜「もしもし?」
💛「なんで?酷くない!?そろそろ俺もメンヘラモードになりそう。」
💜「い…いやいや。」
ニキニキに聞こえないように大笑いしてしまった。真面目なトーンでメンヘラモードって何!?
💜「wwwwww」
💛「じゅはち?」
💜「はw…はい。」
笑いを押さえようとして声が少し上擦ってしまった。
💛「……。」
💜「…?」
💛「誰かいんの?」
💜「え?なんでそうなるの??」
💛「…。」
💜「え?」
💛「行くわ。」
一瞬何を言ったか分からず脳内が停止する。
💜(今行くって言った!?)
💜「えーっと何処に?」
一応確認の為にもう一度聞く。
💛「まってて。」
💜「え?遅いしもう……って切れてるし!」
急な提案になりどうしよう、どうしようと軽くパニックになる。
その結果部屋を片付けるという訳の分からない行動をとってしまう。
数十分黙々と部屋を片付けていると、ドアホンがなる。
その音が耳に突き刺さりようやく現実に引き戻される。出るのを躊躇っていると何度もドアホンを鳴らされる。
まるで逃げるなと言われてるように聞こえ、ハァとため息を吐いて玄関に向かう。
はい。と言うまえに鍵が開く音でドアが勢いよく開く。
💛「誰かいるの?」
キョロキョロと玄関やその先のリビングを見つめるニキニキ。
💜「いやいや。さっきも言ったけどいないよ?」
💛「ふーん。」
会話をしながらハッと雑に扱うって言葉を思い出す。
💜「ほら、分かったらもうえぇやろ?」
彼の背中を押して外に出そうとするとクルッと振り向かれ手を掴まれる。
💜「いっっ!!」
💛「なんか冷たくない?」
イライラしてるのか握られた手の力が強い。
💜「力強すぎっ!痛い…」
一生懸命手を振り解こうとするが彼をイラつかせたみたいでチッと舌打ちをされる。
💛「ねぇ?俺の事嫌い?」
感情もなく問われ、少し恐怖を覚える。
💜「そんな事ないよ?」
💛「はぐらかすな!!」
思っていた回答では無かったのか、またイラつかせたみたいだ。
💛「え?俺の事嫌いなの?」
💜「み、皆大好きだよ?」
💛「俺だけ!!…俺の愛を受け止めてよ?なんで?なんで分かってくれないの?…なんで?なんで?なんで?」
💜「…ぃやっ!!怖い…。」
つい本音をポロっと吐いてしまったことで彼のスイッチをつけてしまった。
💛「受け止めてくれないんだ?ふーん。」
両手を握っていた手が緩んだので、勢いよく振り解き、アザになってないか確認して少し赤くなった所をさする。
視線を感じ、スッとニキニキの方に視線をやると、無表情でこちらを見つめていた。…怖い。恐怖で視線を外す。
💛「……目も合わせてくれないんだ。」
💜「だって怖っ……」
素直に気持ちを伝えようともう一度ニキニキの方に視線を向けて話そうとしたが、話終わる前に唇を塞がれる。
💜「…んんっ!」
いきなりの事で少しフリーズするが、舌を絡め取られた事で意識を取り戻し、離れて欲しく引き返そうとニキニキを押す…がびくともしない。
それどころか、引き離すまいと頭と腰をホールドされる。
息もたどたどしくなり、少しの隙間で息をしつつ、話しかける。
💜「はっ!くる…」
💛「……らめ。」
逃すまいとすぐに塞がれる。本当に苦しくてニキニキの胸を叩く。
💜「お願っ……まっ…待っ」
やっと話を聞いてくれたのか唇を離してくれた。
息を整えようとするが酸欠で意識が霞み力が入らなくなるのをニキニキが抱きかかえる。
💛「俺の事好きだよね?ほらっ、好きだよって言って!」
洗脳するように何度も何度も問いかけてくるので、答えない限り永遠に続くと思い私もニキニキの欲しい言葉を返す。
💜「う、うん。勿論。」
💛「ちゃんと言って!」
💜「勿論好きだよ?」
その言葉を聞いて顔が明るくなる。
💛「そうだよね!」
ホッとしてもう良いでしょ?の意味を込めて離れてと胸を押す。
💛「もうやめてね?俺に冷たくするの。」
笑顔だけど目が笑ってない事にゾッとする。
💜「う、うん。ごめんね?」
Yesしか回答出来ない。私の事も雑に扱うなっ!と伝えたかったけど、早く終わらせたかったのでその言葉は飲み込む。
💛「良かった♡次こんな事あったら俺どーなるか分かんないから♡」
💜「うん。」
納得したのか扉のドア前に手をかける。
💛「あっ!」
💜「?」
💛「じゅはちは、子供って好きー?」
💜「え?」
💛「聞いてみただけー。万が一次あったら参考にしようと思って♡」
💜「だっ!大丈夫!ないないない。ないです」
💛「あはは。何で敬語?w」
💜「ごめんミス〜!」
また笑顔だけど目が笑ってなかったので、すぐに訂正を伝える。
最後にもう一度本当にもう辞めてねと伝えられニキニキは、帰っていく。
どれくらいボーっとしていたのか分からないけどプツリと糸が切れてヘナヘナと玄関に座り込む。
💜(もう考えないようにしよう。雑に扱う事自体キャンセルやな。)
二度と彼を雑に扱うのは辞めようと心に誓った。
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あけましておめでとうございます!
長編?でしたがここまで読んで頂きありがとうございました。
コメント
2件
あけましておめでとうございます!! そう言って頂けて嬉しいです✨ こちらこそよろしくお願いします🥺
あけましておめでとうございます!! 新年早々💛💜が見れて幸せでした、、 今年もよろしくお願いします😽♡