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あかね
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僕ね、星になりたいの。お星さま!
お月様を綺麗に飾る、お星さまになりたいの。
_____気持ち悪っ、、、____
はじめまして、○○です。夢は○○○です。
「初めまして、青です。」
「夢、ゆめ、ゆ、、、(小声」
「えっと、夢は、ん~まだないです!笑」
「一年間よろしくおねがいしまーす!」
僕はもう夢を堂々と言えなくなった。「可笑しな子」「気持ち悪い子」もう聞き飽きた。うざったい。なに、好きに夢持っちゃいけないの?意味わかんないな、、、
「いいんじゃねぇの。」
「え?」
「俺は別に気持ち悪いとかそんなの思わない。」
「んー、、、俺はじゃあ青に綺麗に飾ってもらえるお月様になりてぇな。」
「、、、なにそれ。」
「はは、まあさ、人によっては価値観がちがうじゃんか。」
「その、さ。えと、まぁ、俺が言いたいのはさ。」
_____俺は絶対に青から離れないよってことだから_____
もうあの子の声を思い出せない。顔も、少しずつぼやけてくるようになった。
僕に優しくしてくれた人。少しもう一度生きてみようって思わせてくれた人。
あの日、僕はお星さまになる予定だった。それを彼に邪魔された。
最初はムカついた。こいつも僕を否定するんだって。
僕を邪魔したくせに僕の夢は馬鹿にしなくて。
どっちだよ。
馬鹿にしないなら夢を叶えさせてよ。
そう思った。けど彼は言った。
「まだだ。お前は俺のこと飾ってくれよ。今いっちゃったらお前は俺じゃない奴の引き立て役になっちまう。俺はいやだ。俺のとなりはずっとお前がいいし、お前のとなりもずっと俺がいいんだ。」
、、、馬鹿じゃないの。
お前は僕にそう言ったくせに、
「僕以外に飾られてんじゃねぇよ。」
「くそが、、、」
今はもう亡き人のことをこの日に思い出した。
コメント
7件
あかねさん、こんにちは。「僕の夢」読ませていただきました。 "星になりたい"——その一言に込められた純粋さと、周りに「気持ち悪い」と言われてしまう痛みが、冒頭からぐっと胸に刺さりました。自己紹介で「夢はまだないです」と言い直すシーン、すごくリアルで苦しくなりました。 そんな中で現れた彼の「俺は青に綺麗に飾ってもらえるお月様になりてぇな」という言葉が、本当に優しくて。否定じゃなくて、一緒にいてくれる存在だったんだなあと感じました。最後に彼がもういないことが分かって、その優しさが一層色褪せずに残る切なさが、じわじわと効いてきます。 1話なのに、この二人の間の空気感が丁寧に描かれていて、とても惹き込まれました。続きを楽しみにしています🌷