※下手、初心者、伏字なし、鬱表現有、rfmo兄弟パロ、不破嫌われ、ふわぐさ有※
⤴︎これでもいい方はどうぞ!
長男 加賀美ハヤト 医者
次男 剣持刀也 大学生
三男 不破湊 高校2年生
四男 甲斐田晴 高校1年生
三枝明那 不破湊と同じクラス 幼なじみ 生徒会副会長 高校2年生
不破視点
いつからだろうか。自分の居場所がないと感じ始めたのは。
前までは学校も家も全て居場所があった。なのに最近はどうも居場所がないように感じてしまう。
🥂「、、、おはよ」
🏢「おはようございます。」
⚔️「おは〜」
🌞「おはよ!」
🏢「湊〜自分で弁当作れますか?」
⚔️「ごめん僕も今日作れないのよ」
🥂「え?」
⚔️「もう高校生なんだからできるでしょ。それに”お兄ちゃん”になったんだから作れなきゃ」
🏢「そうですね。今日朝から行かないとで私弁当作れないんですよ。なので晴の分もよろしくお願いします。」
🥂「、、、わかった。」
自分でも自分を苦しめている言葉の正体がわかっている。それは”お兄ちゃんなんだから”なのだろう。
そう俺は弟ができた。1歳年下の弟だ。俺たち兄弟は施設から貰われてきているから本当は血は繋がっていない。それでも俺たちは家族だ。
🥂&🌞「いってきまーす。」
🌞「んーやっぱ違う学校だと寂しいね」
🥂「、、にゃはは、そうやな 」
🌞「じゃあこっちだから!ばいばい!」
🥂「じゃあなぁ、」
ただ弟が家に来てから俺の扱いは変わってしまった。 前までは弟扱いしてくれていたはやと兄と刀也兄は今ではずっとお兄ちゃんなんだからと言っている。
あーあなんだか疲れちゃうな、
🥂「はぁ、、、、、」
?「どーしたのそんなため息ついて」
🥂「明那やん!」
🌶「おはよふわっち」
🥂「おはよ〜」
この人は三枝明那と言って小さい頃から仲がいい幼なじみだ。学校での唯一の友達。明那は生徒会に入っているんだって。
すげぇよな俺もはいって優等生になりてぇわ!絶対むりだろうけどね。
そんなこと考えていたらもう学校に着いたみたい
ガラガラガラバッシャーン
🥂「、、、、、」
🌶「ッッ、、!?」
モブ「クスクス」
はぁ、またか。着替え持ってきて良かった。
明那すごい顔してるな。毎日やられてるのに慣れないなぁ、
🥂「ごめん明那。着替えてくるね」ニコッ
🌶「ッうん。」
明那視点
バッシャーンというすごい音がしたかと思えば目の前にびしょ濡れの親友がいる。毎日親友がやられてるのに俺は見てるだけで情けない。
🥂「ごめん明那。着替えてくるね」ニコッ
🌶「ッうん。」
ふわっち。笑ってるのに目の奥は笑ってない。きっと無理してるんだ。
何回も先生に言って注意してもらってるけど日に日にエスカレートしていっている。どうしていつもふわっちが傷つかないとなんだろう。何が原因なんだろう。
俺はどうしてやられないんだろう。そんなことを考えていたらチャイムがなった。
先「座れー朝礼始めるぞー」
モブ1「せんせーい!不破さんが濡れててなんか水飛んでくるんですけどー笑」
モブ2「おいやめたれよー笑」
🥂「、、、ごめんなさい。保健室行って乾かしてきます、」
先「おう、気をつけろよ、、、」
なぜふわっちが謝るの?ふわっちは悪くない。なのにッなんで謝るの?
悪いのは全部モブ達なのに、、、
不破視点
はぁ、乾かすのだりぃ、、、保健室行くとは言ったけど屋上でさぼろー
ガチャツ
🥂「、、、疲れたなぁ」ボソッ
🥂「ッ!?」
自分でも驚いたよ。こんな言葉が出てくるなんて
目の前には飛び降りたら即死できる環境。いっその事死のっかなぁなんて思ったりしてる。
でも死ねない。だって大好きな明那が笑ってくれるから。
明那だけが俺をッッ、俺を必要としてくれる。
俺が虐められてる理由はある一部の女子の”私の明那くんに近づかないでッッ”とかいう気持ちの悪い思考から来ているらしい。
それに便乗した男子らが俺をいじめている。まずお前の明那じゃねーよ笑。明那は誰のものでも無い。
俺のでも、その女のでもない。みんなの明那。誰にでも優しくて平等に接してくれる明那。きっと幼なじみだから無理して一緒に居てくれてるのだろう
今日も虐められるのかな、
毎日毎日殴られてッッ
“助けて”の一言すら言えない。
いや。言える相手がいない。
家族は嫌い。先生には気づかれてるけどモブの親がPTAだから言えないって
明那は、、
明那には迷惑かけたくないなぁ、
でも明那は気づいてるよね。毎日毎日一緒に帰ろって誘ってくれてさ
でも俺は呼び出されてるから帰れなくて、
本当は一緒に帰りたい。でもッッ行かないと次の日何されるかわかんないからさ
ごめんね明那
🥂「ッッ、ヒグッグス(泣)」
?「こんなとこに人がいて同じサボり民かー!と思ったら泣いてんじゃん。どしたん?」
🥂「えっ、?グスッ」
?「あーごめん。俺の名前は」
🎲「葛葉。」
🥂「えええっ葛葉ってあの叶生徒会長とニコイチセットとして知られてる葛葉さん!?」
🎲「なんかそう言われると照れるな、、、」
🥂「ねぇねぇずはって呼んでもいい?」
🎲「んー別にいいよ」
🎲「あんたの名前は?」
🥂「俺の名前は不破湊。あだ名でもなんでも好きなように呼んで?」
🎲「んじゃふわっちで。」
ふわっちか、明那と同じ呼び方だな、
🎲「んで。なんで泣いてんの?言いたくなかったらいいけどさ、そのー、相談なら乗るよ?」
🥂「実はさ、」
🥂「〜〜〜〜〜〜」
🎲「〜〜〜〜?」
🥂「〜〜〜〜(泣)」
俺は全て話した。虐められてることから家族のことまで。初対面なのにこんなに話していいのかなとか思った。
でも信用できる気がしたんだ
なんだかずはなら酷いことはしないって
そう思えた
🥂「ごめんッッ初対面なのにこんなに話して、はじめましての人にこんな話されても嫌やったよな、ごめん。」
🎲「全然。むしろそれでふわっちが楽になるならいつでも相談乗るよ。」
🥂「ッッ、ありがどうッグスッズビッ」
🎲「、俺よくサボりで屋上いるからさ」
🥂「えっ、?」
🎲「辛くなったらまた話そうぜ」
🥂「うんッッ!」
この後色々ゲームの話とかしてたらチャイムがなった。連絡先とかもろもろ教えてもらい教室に戻った
ガラガラガラ
モブ1「うわっサボり野郎がきたぞ〜笑」
モブ2「サボるとか肝座ってんね笑」
🌶「ふわっち!大丈夫だった?」
🥂「ごめんごめん。乾かしたあと眠くなっちゃってさ寝ちゃったw」
🌶「何してんのふわっち〜w」
こんなふうに一日を過ごしてたらもう放課後。
俺が1番嫌いな時間が迫ってきてる
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