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チトセ_kt国
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#夢小説
しらすのお部屋
567
「っ!」
飛彩が貴利矢をベッドの方向へ勢いよく突き飛ばした。
「いってぇっ…」
貴利矢の代わりに飛彩が触手に捕まった
「くっ!はなせ!」
「…ワレノモクテキノタメニ…ギセイニ」
「…もくてき…?」
貴利矢は飛彩が捕まっているのを見て必死に解放しようとした。
「だいせんせい!!!」
だが、子どもの力は弱い。1ミリを動かないどころか返り討ちにされた。
「ガハッ……」
「かんさつい…!」
「…………。」
貴利矢の反応がなくなり、飛彩は絶望した。
バグスターのもう1本の触手に刺され、飛彩は次第に意識がなくなった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
「アトモウスコシ…」
「あぁ?」
大我はバグスターとの戦闘中、不可解に思うことがいくつもあった。
変わらないステージ
効かない攻撃
意味不明な言葉…
どれも意味があると思い、死ぬ気で頭を働かせた。
「…カンリョウ!」
「…??」
完了…と言った?
途端にバグスターは走り出した。
「はぁ?…まてっ!」
大我は走るバグスターを追う。
するとバグスターの向かっているのは、聖都大学付属…CRのある病院ということがわかった。
バグスターは、なにか目的があるように病院へ飛び込んだ。
まずい…一般人の被害が拡大する…!
「まて…!」
バグスターは止まらない。
全速力で走り続け、最終的に屋上へたどり着いた。
「…あぁ?」
目を疑う光景がそこにはあった。
同じ見た目のバグスターが2体…。なにか話し合っているようにみえる。どっちがさっきまで追っていた方かわからない。
「…合流…か」
よく2体を観察すると、片方は触手になにかを持っていた。大我はなにを持っているのかに気づく。
「…ブレイブ…!?」
そこには飛彩が捕らえられていた。だいぶ弱っているが息をしているのを確認した。
「…ブレイブを離せ…!!」
「…ムリデスヨ…!」
「なに…!?」
大我は銃を構え、触手に向かって3発撃った。飛彩に当たらないよう軌道を精密に操作した。
バンバンバン!
…やはり攻撃は効かない…。
「…ゴホッ……かいぎょうい…!」
飛彩が吐血して、大我を呼ぶ。
「ブレイブ!無理して喋るな…!」
「むりなど…していない…ゴホッ!」
吐血し始める飛彩を見て、バグスターは何か考えているようだった。そしてなにか言い始めた。
「…コイツハ、モウ、イラナイナ」
「…!?」
次の瞬間、飛彩を屋上から突き落とした。
その後すぐに2体とも姿を消した。
大我は飛彩を落とすまいといち早く走った。
「ブレイブ…!」
間一髪で腕を掴み、上まで上げた。
腕を掴んだ瞬間に飛彩のノイズが大我へ移った。
「クッ…!」
「ゴホッ…ケホッ…開業医…!」
だんだん大我は小さくなり、逆に飛彩は大きくなっていった。
「…開業医…ゴホッ…これは…!?」
「ウウウ……。」
飛彩は完璧に元の姿へ戻っていた。だが、大我がさっきまでの飛彩と同じくらいまで縮んでしまっていた。
挙句の果てには大我は気を失ってしまった。反応がない。
飛彩は口のまわりの血をハンカチで拭い、力を振り絞って大我を担ぎ、病院内へ運び始めた。
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コメント
1件
うわ……なにこの急展開……! 飛彩が貴利矢をかばって捕まって、そのまま屋上から落とされるシーン、心臓止まるかと思った。しかも大我と飛彩のサイズが入れ替わっちゃうの、バグスターの意図が全然読めなくてゾワッとする。二人とも無事でいてほしい…次話めっちゃ気になる!