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子守唄

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子守唄

1 - 子守唄

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2024年01月24日

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某神フリーBGMを作られている方の曲パロです


ご本人様には関係ありません

短め

ほのぼの























最近ずっと耳鳴りが酷い、小国との戦争の末の書類のせいでストレスが溜まっているのだろうけど、発散したところで何も変わらなかった、というか発散しきれていないのだろうが。

1ヶ月、いや2ヶ月くらいずっと、毎日、耳鳴りに合わせて頭痛がすることもあって辛い、痛いし、うるさい。

神に相談するのは気が引ける、というかめんどくさい、安静期間とか嫌だし、内ゲバ混ざれんくなるし

気がおかしくなりそうだった

キーンって高い音がずっと鳴る、酷い時は何分も続く、耳を塞いだところで変わらない、なんなら逆効果だし


でも今は書類書かないと、期限すぎて怒られたりしたら嫌だし、怒られる方がずっとずっと嫌だし














〜zm自室

「…..うぅ….」

ベッドの上で体を丸める、こめかみを強く抑える、痛い、ズキズキと針を刺されるような痛みがする

キーーーーン…

耳の奥でいや、頭で 直接鳴ってるみたいで嫌悪感を覚える、金属質な音に、高い電子音のような音が鳴る、うるさい、うるさい

「うるさい…ッ…」

暫くすると、音も消えて、頭痛も引いていく

こんなのがずっと続いたらほんとに気がおかしくなる

「…はぁ………」

あぁ、そうだ、今日はロボロの隊との合同訓練の日だ、早く行かないと、隊長が遅れたら、怒られてしまう

体を起こし、少し髪に指を通して整える


ガチャ



〜廊下

「…………」

窓の外を見ると、雨が降っている、その雨は決して弱い雨ではなかった

ピッ

「”ロボロ〜”」

[“なんや”]

「”訓練場所変更や、雨降っとる”」

[“あぁ、ほんま?ほんなら、今は…東棟の第三訓練場なら空いとるな、そこに変更って副隊長に伝えたって”]

「”東棟第三訓練場な、了解”」

[“よろしく〜”]

ブツッ

そうか、監視室にいるもんな、雨に気づかんくてもおかしないか

そうと決まればはよ伝えな

「”副隊長〜”」

[“あ、ゾム隊長!お疲れ様です、訓練場の変更ですかね?”]

「”お、さすがやな、せやで”」

[“へへ…ありがとうございます、場所はどこになりましたか?”]

「”東棟第三訓練場やって、隊の子達に伝えたってくれ”」

[“承知しました、伝えておきます”]

「”おう、頼んだで”」

[“はい、ありがとうございます”]

ブツッ

ほんとにいい部下を持ったなぁと思う、聞き分けがいいし、丁寧だし、しっかりしてる



最近時々雨が降る、低気圧で頭痛もするし、耳鳴りも酷くなる、たまに雷もなって怖いしうるさい

ほんま、最悪や




〜訓練場

「全員揃ったで」

[了解]

訓練場にて、隊員が全員揃ったことを確認し、ロボロに報告をする

[ほんなら始めましょかー]

「おん」

前に立ち、マイク無しで話始める

[…んん”]

[後ろの奴ら!聞こえとるか!?]

ロボロがそういうと、15列程ある最後尾から”聞こえます!!”と声が聞こえてくる、確かにこの距離感でもなお鼓膜がビリビリするのだから、聞こえるか

[改めて!遠距離防衛隊隊長兼、通信管理責任者兼、訓練トレーナーのロボロです!手短ですが挨拶させていただきます!!]

[今日は自身の技術の向上及び協調、協力を覚え、態度を改めしっかりと訓練に励むように!以上!!!]

短く言葉の羅列を並べ、挨拶を終える、短めに済ませる所がロボロらしくて結構好きだ、退屈しないし声がでかいからよく聞こえるし

ふ、っとロボロが隊員たちの先頭に立っている俺の方を見ると少し駆け足でよってくる

タッタッタッ…..

[ゾム、久々やしゾムも一言言いや]

「あ、おう、わーったわ」

そうやなぁ久々やしな、と思って前に行く、別に緊張して震える程では無いが、この大人数の前に立って話すのはいつまで経っても慣れないし苦手だ

「マイクくれや」

[はいよ]

そういうと先に準備されていたのであろうマイクを手渡してくれる

「あーあー、後ろの人〜」

“聞こえます!!”

元気いっぱいで何よりだ、うん

「暗殺部隊隊長兼、特殊特攻前衛部隊隊長のゾムです〜 」

「言いたいことは全部ロボロさんが言ってくれました〜真面目にやりましょう、以上。」

俺がそれだけ言って、頭を下げると、少しだけ笑いが起きた、嬉しい

[おいこら]

言い終わったあとすぐにマイクをoffにすると、聞く体勢に入っていたロボロが少しキレる

「訓練の時間は長い方がええやん?」

[はぁ…まぁ…せやな、]

「よし、そうと決まれば」

[準備体操からやるからな]

「はぁい」

準備体操は、退屈で嫌い、怪我をしないためと言うがめんどくさい、これに限ってはしょうがないが

[全体前後左右に少し間隔をあけてくれ!!準備体操や!!]

“はい!”

小型のマイクをパーカーの襟部分につける

「はーい、お前らもはよ動きや〜」

そういうとせかせかと後ろへ横へと広がり移動していく、これだけの大人数を指示できるって改めて考えるとやばいよなぁ


「よし、広がったな、見えとるか~~!!」

前に置いてある台に2人で乗ると後ろの方に見えているか確認するために腕をブンブン振る

そうすると、後ろから見えてまーすと聞こえると同時に手が振り返される

「お、見えてそうやな、ほな始めるで〜!!」

[え、鼓膜破れそう]

「大丈夫や案外破れへんで」

なんだコイツと思いながらもまぁ積極的にまとめてくれるしいいかぁと思う

体操はめんどくさいから無心になっている、考えるとやる気がゼロになってしまうから




[ほな訓練始めます〜!!]

ふう、終わった、あとは指示を出すだけだ

「本日はロボロ隊からの司令、指示、報告、ゾム隊の一世突撃、一斉撤退その他いろいろ〜改めて確認しつつ何度か応用等もやっていきます〜」

訓練と言っても、俺は見て、指示するだけでいいのだ、一般兵の訓練に参加したりしないから、幹部は幹部のみでの訓練や、作戦、特攻があるから

「副隊長、頼んだで?」

[はい!]

そういうと敬礼をし颯爽と隊員たちの元へ駆け出す

「……ふー…」

少しばかりの疲労と、時々襲う頭痛に思わずため息をひとつ。頭を休めるために瞬きを数回、遠くを見て気持ちを落ち着かせる

[ゾム]

名前を呼ばれ振り向く、ロボロがなんだか不安げにこちらを見つめた

「ん?なんや」

[低気圧か?顔色悪いで]

そう言われ、思わず体がビクッとする

「ほんま?別に…元気やで?」

[ふーん……ほんまかぁ…ならええか]

「ぉ…おん!」

そうは言ったものの一向にロボロが俺の元を離れる気配がない

「な、なんでまだここおるん、はよ自分の隊の方行ったらええんちゃうか」

[なんかあった時困るのは俺やし、いざって時に傍におらへんと面倒やしな、それに顔色悪いやつほっとけへんやん]

心無いくせに

「…心無いくせに」

[はいはい]

まぁでもほとんどバレとるか、と思いベンチに座る、ロボロもそれに着いてきて隣に座った

[ほんまにキツイ時は言ってや、すぐにな]

「……おん」

変に優しくされると気が狂う、いつもあんだけ内ゲバして罵詈雑言を飛ばしあって殴りあっているのに、こうと気になると突然優しくなる、ほんまロボロって変やわ

でも、頭痛が治まらないのは事実だし、今も少し痛くて、時々その痛みが強くなる、正直辛い


突然、頭痛が酷くなり頭を抑える、恐らく大きい音のせいだ、耳鳴りもしてきた、最悪だ

「…..ッ…」

いたい、いたい、痛い…っ…

[….ゾム?大丈夫?]

鼓動する脈に合わせてズキ、ズキ、と痛みが襲う

「….あ…頭痛いっ…耳鳴り..する…」

[医務室行こか?]

「…いや…行きたない…ッ…」

[…さよか、わかった一旦ここ離れよか、騒がしいしな]

いつの間につけていたのか襟元のマイクをonにして喋る

[訓練中すまん、耳だけ傾けてくれ]

そういうと訓練所がしん、と静まる

[少しここ離れますわ、問題は起こさんといてなー]

[はい、訓練再開〜]

静まり返った訓練所がまた先程のように騒がしくなると、ロボロが立てそうか?と聞いてくる

「…頑張る…」

なんとも覚束無い足取りで歩く

[……….]

倒れてしまわないように、ロボロが手で支えてくれる

「…ありがと」







〜談話室

[痛み止め持ってくるから、横になって待っとって]

そう言って部屋をでようとするロボロを引き留めた、こんなに苦しそうにしてる奴を1人にするなんて

「…..1人にすんな馬鹿..っ…」

[……..、、、しゃーないな…]

[…..耳鳴り酷いんやろ?]

「………」コクコク

[横んなり、膝枕するわ]

ロボロがソファーに座ると太ももをポンポンと叩く、拒否する理由もないから、ソファーに寝転ぶ、寝転ぶと先程より幾分かマシになった気がした

近くに置いてあったブランケットを手に取ると、俺にかけて、ロボロの手が俺の頭を優しく撫でた、心地よい

[…俺の声に集中するんやで、少しは治まるはずやから]

そう言って、小さく、息を吸う音が聞こえたと思うと


[…ねんねころいち 天満の市で…]


子守唄が聞こえてくる



‘大根そろえて 舟に積む’



優しい声が少しづつ少しづつ耳鳴りを緩和させた

いつもと違う、さっきまで訓練で話していた人とはまるで別人のよう、低く暖かい、そんな歌声



‘舟に積んだら どこまでゆきゃる’


‘木津や難波の 橋の下’



ゆっくりゆっくり、耳鳴りは消えていく、頭痛も少しづつ和らぐ



‘橋の下には 鴎がいやる’


‘鴎とりたや 竹ほしや’


‘竹がほしけりゃ 竹やへござれ’


‘竹はゆらゆら 由良之助’


次に襲ってきたのは睡魔だった、次第に重くなっていく瞼に耐えられず、瞼を落とす


疲労が蓄積していたのであろう、瞼を落とすと、体から力がふっと抜け、次第に意識が遠のいて行った


あぁ、暖かい


「……スー…..スー……」


[…..ゆっくり休みや、]




[“_…急に頼んですまんなシャオロンとコネさん、ありがとうな”]

























〜zm自室

「…..」

目が覚める、あれ、ロボロがいない

体を起こして当たりを見渡すと

[…..お、?目覚ましたか…]

あ、おった

[大丈夫か〜?痛み治まったか〜?]

「…..、おん…痛くない」

先程まで書類整理をしていたのか、ペンを置いて俺のそばまで歩いてくる

[それなら良かった]

「今…何時なん…?」

[今は〜、21時32分やね、飯食い行こか?]

そんなに…眠っていたのか……

「あぇ…もうそんな時間なん…訓練、大丈夫やったん?」

[あーそれは大丈夫、こねさんとシャオロンが暇そうやったから変わってもらったわ]

「まじか…申し訳ないな….」

[明日でもいいから、お礼言いに行きや?]

「うん、…..」

そんなことを話していると、グ~…とお腹がなる

「ぁ…..」

[んふふ、飯食い行こかぁ]

「おん!」























END














✄—————————————————————-

はい、チッスども作者です

しゃろうさんのね、人狼のための子守唄ですよ、 神かな?あの人神かな?というか神だね。僕の安眠剤になってる、神曲、いつもお世話になっておりますほんと

人狼…..zmさん…?…子守うt…( ゚д゚)ハッ!….ってなって衝動書きですよ、HAHA、いやー満足満足、大した作品じゃないけどまぁ自己満っと。

Thank you for reading!

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題名【ねんねころいち】ねんねころいち てんまのいちは だいこそろえて ふねにつむ ふねにつんだら どこまでいきゃる きずやなんあばの はしのした はしのしたには かもめがいやる かもめとりたや たけほしや たけがほしけりゃ たけやへござれ たけはゆらゆら ゆらのすけ

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