『私は男の子になりたかった』
私には3つ上の兄がいる
私はその兄が羨ましい
兄はいつも楽しそうだ
友達にも恵まれてる
それは兄の良さが出ているのだ
だから女も男も関係ない
わかってる、わかってるよ
だけどさ親から出てくる言葉
「〇〇は女の子だから」「兄とは違う」
私はその時思った
これは、私に対しての思いやりじゃない
私のためにしているわけじゃないんだ
ああそうか、これは、親の自己満足
でも、兄が羨ましい
私はバカだし、まだなにもわからない
まだ「子供」わかってるけど
私はそれが辛い
私は、女の子だからと、門限も5時、ライン交換も禁止
クラスにはクラスLINEがある
そこで色々な話をしている
だから話についていけない
クラスの人達が、「またクラスLINEで!」
そう聞こえるたび、胸がいたい
私はなにができる?
勉強もできない
運動もできない
顔もブス
なにがある?
なにもないじゃん
親に言われた「お前はなにもできないじゃん笑なにができる?」
そう言われた時私は、死のうと思った
だけど、怖かった
兄は自分の努力で今がある
私も努力すれば!
周りは言う
無理だよ
兄には元の『才能』がある
私にはそれがない
人間はどんだけ頑張ってもさ
『才能』には勝てない
私は知ってしまった
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!