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4 - 第4話 いつもの日常

2024年03月31日

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私が自殺をしようとしたのは生きていて楽しくなかったからだった。

なんのために生きればいいのか考えれば考えるほど死にたくなってしまった。

ただ人に何かされて嫌になったわけではないから今も学校には行けている。

話すのも食べるのも難しい時期があったが、ギターに救われた。

好きなように弾き好きなように歌い気分がとても開放された。

そこからギターを本気で極めようと決めた。


翌日



「行ってきますー」

今日もいつも通り学校に行く。髪はポニーテールでギターを後ろに背負い、同じバスに乗る。

教室に入るといつもよりにぎやかだった。成田さんはまた女の子に囲まれていた。

「秋くんって彼女とか好きな人いるの?」

「んー気になる人ならいるかも」満面の笑顔で言った。やっぱり美形の成田さんなら美形の女の子好きになるんだな。どんな人好みなんやろ、外を見ながら考えていたら授業が始まっていた。

私の成績は良い方で学年の50以内に入った。先生の話は聞かずに課題や教科書を眺めていてすごく勉強をしているわけでもない。ただギターを勉強のせいでやれなくなるのは嫌だった。

放課後

今日も部室に入り支度をする。成田くんは掃除当番のため遅れてくる。発表も残り3週間。

私は成田さんが来るまで歌の発声をした。歌はあまり自信が無いが、

時間がある時は妹とカラオケに行っていた。たくさんのジャンルをよく聴くがボカロを中心に歌う。

私は95以上は1回とると決めて歌う。音程や表現力が重要でaiの採点はとても厳しい。

そんなこんなで発声を終えると

「すいません。掃除で遅れました。」

「全然大丈夫よ!」優しく先輩は言った。

「メロディ考えたよ。」楽譜を見ると優しさ溢れるメロディだった。

「ここさパート分けてハモリたいんよね」

「いいんじゃない 面白そう」と言ってしまったが学年発表なため

一軍女子に嫌われないか心配になった。

「あれ、奈々ちゃん体調わるい?顔色白いよ。貧血かな。頭痛くない?」とものすごく心配性。

「全然大丈夫。練習しよっか。」

「悪くなったら言ってなー無理せんでね。」早速練習を始めた。



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