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#文スト中原中也夢
茉莉(まつり)
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#文豪ストレイドッグス
今回は中也さん一切出てきません。夢主さんと紅葉さんの関係まだ安定してないんだけどなんか自然に敬語抜いて話してるイメージが……
本編スタート!
ーーーーーーーーーー
数日後ーー
ポートマフィア本部内
「あっ姐さん!」
「こんにちはー」
「お疲れ様です!」
すっかり姐さん呼びに慣れた様子の彼女。
「ねぇねぇ、中也さん何処にいるか分かる?」
「幹部なら、いつもの部屋にいらっしゃると思いますよ」
「ありがとう!これ良かったらみんなで食べて〜」
「ありがとうございます!」
すっかり見慣れた廊下を進む彼女。初めてここにきた時は不安と緊張でまともに周りを見ることができていなかったが、今改めて見ると本当に立派である。
「すっかりここにも慣れちゃったなー」
まるで自分の居場所を確認するかのように辺りを見渡しながら廊下を進んでいると、見知った人影がこちらへ向かってきていた。
「おや、久しいのう」
「紅葉さん!久しぶり!」
久しぶりの知人との再開に喜ぶ彼女。そんな彼女を見て優しく微笑む紅葉。
「中也に会いに来たのかえ?」
「そうなの!今日は一緒に帰る約束してるから!」
「おや、いつもは約束などしておらぬといったような言い方じゃのう」
「?いつも約束してないよ?偶然帰るタイミングが一緒ってだけだし?」
紅葉は僅かに目を見開くが、すぐに元に戻り、
「……そうか、じゃが今日は遅くなってしまうかもしれぬな」
「え?」
紅葉は気の毒そうに眉を顰める。
「最近立て込んでおってのう、今日は確か後処理の書類作成をしておると聞いておったが」
「そうなんだ……」
「分かった、紅葉さんありがとう!」
そう答えると、彼女は笑顔で手を振りながら目的地へ向かった。
「……さて、偶には見守ることに専念するかのう」
紅葉はふと目を伏せ、彼女の後ろ姿を優しく見送った。
コメント
3件
第35話、読み終わりました。中也さん不在の回でしたが、紅葉さんとの会話にほっこりしました。主人公が「すっかり慣れた」とつぶやくシーン、最初は不安でいっぱいだった場所が自分の居場所になっていく感覚が伝わってきてじんわり来ました。紅葉さんの「偶には見守ることに専念するかのう」という台詞も、彼女なりの優しさが滲んでいて好きです。穏やかな日常回ながら、二人の関係性の変化が感じられる良いエピソードでした。