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初めまして、閲覧ありがとうございます。
作者のルイです。
この作品には下記の要素が含まれております。
大丈夫な方は本編へどうぞ
nmmn
二次創作
キャラ崩壊
BL
捏造
同居
拙い文
終始シャークんside
「…っ」
嫌な夢を見た
きんときが酷く冷たい目で自分を見捨て、そのまま何処か遠い所へ行ってしまう、そんな夢。
汗が服に張り付いて気持ち悪い。
夢にしては妙に現実味がありとてもじゃないが寝直す気分にもなれず、かといってこのまま起きるには少々早すぎる。
とりあえず水を飲もう、そう思い部屋を出た時
「あれ、こんな深夜にシャークんが起きてるなんて珍しいね。どうしたの?」
偶然自室に戻ろうとするきんときとばったり会ってしまった。
まさかこんな時間にきんときと会うとは思ってもいなかった俺は、どうしようと寝起きの頭で考えているがなにも思いつかない。
「もしかして、シャークんも眠れなかったの?」
何と返そうか考えていたら彼から話を進めてくれた。
「いや、眠れない訳じゃないんだけど悪夢を見ちゃってちょっと不安で…」
「大丈夫?」
もしシャークんの不安が無くなるなら俺と一緒に寝ない?
向こうから誘ってくれるなんて俺の彼氏はなんて優しいのだろうか。悪夢を見て不安になっている自分が断るはずもなくその誘いに乗り、恋人の部屋にお邪魔する事にした。
「お邪魔します」
きんときの自室は程よく片付いており、俺の部屋とは違い掃除が行き届いている。
「もう夜も遅いしさっさと寝ようか、シャークんおいで。」
青を基調とした清潔なベッドに寝そべり、毛布を捲りながらきんときが誘う。今更羞恥が自分を襲い、どうしようかと迷ったが積もりに積もった眠気には流石に勝てない。少し遠慮はしたが、ほぼほぼ飛び込むような形でベッドに入った。
「っふふ、そんなに眠かったの」
きんときは自分を緩く抱きしめそう聞いた。
返事をしようと思ったが段々とぼんやりとしていく意識では返せないと判断し潔く目を閉じる。
「おやすみ、シャークん」
落ちていく意識の中、額に口付けられたような感触がしたのは多分、気の所為のような気がした。