テラーノベル
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人は 辛い事がある時 逃げる
それが 世間では 反則らしい
逃げて 自分を 自分が で あるために
逃げるのは 反則らしい
だから 辛くて 耐えられない時
人は 消える
石狩 茨 18歳 高校3年
河合 蓮 16歳 高校1年
ある時 人達は言った 逃げるは甘え
有る時 誰かが言った 逃げてもいい
最近 SFのような事件が 世間を 騒がせて いた
≪死神 二十代男性の魂 奪う≫
死神
それは死を司る神。
その姿は 歴史上で 恐怖を 撫でるように 描かれて いる。
桜が咲く今
入学式が行われている
新しく入ってくる一年生
新品の制服に ばっちり決まった髪型
思い出に浸る
今日は、半日だけ授業をやり
帰る
帰りの電車を待っていると
新しく入ってきた一年生が
「あの……その制服って事は…○○高校ですか、?」
突然話しかけられた
「あ、そうです、けど…」
「もしかして、後輩…?かな」
話しかけられたので 嬉しい気持ち びっくりした気持ちがある
「はい…!えっと、…その…!」
《まもなく〇〇線の12:47分の電車がまいります 黄色い線の内側にいてください》
「あ…!明日言いますね!先輩!」
走って いったの だろうか
バックに つける キーホルダーが 落ちた
追いかけるには 遠すぎる
明日
渡す 事を 決めた
その キーホルダー よく見ると 可愛かった
猫に 天使の翼 なんとも可愛い
☆翌朝☆
電車を 待ってる
天使の猫を持って
「先輩!おはようございます…!」
「あぁ、おはよう。後輩。 」
「後輩くん。これ…」
取り出す 猫の天使
「あ!ないと思ったら…」
「ありがとうございます…!」
笑顔が 可愛い
天使が 天使を 持っている
可愛い
「…可愛い」
「…!……は、恥ずかしい…です…」
照れてる
可愛い
もう こう 仕草が 可愛い
《まもなく○○駅行きの電車がまいります》
電車乗る
椅子は もう 埋まってる
少し 距離が あるぐらい
どんどん 人がくる
押し相撲の よう
いつの まにか 端に 追いやられて しまった
後輩くんが 壁に ついてる
向かい合って いる
(小声)
「せ、先輩…大丈夫ですか…」
「うん……大丈っ…」
急に 姿勢を 崩した
顔の 横に 手を ついて しまう
壁ドン…!
仕方が ない 事 なのだ…
「…///!先輩…」
「大丈夫…手すりにつかまってるから…」
目的の 駅に 着く
暖房が 効いて いたのか 寒い 空気が 涼しいと 思った
学校につく
「じゃ、後輩くんとはここでさよならだね」
「はい……その、帰りって…」
「…帰りはちょっと…」
「明日ならいいよ」
「あぁ…ごめんなさい」
「じゃ…」
せせ、せ先輩と約束しちった…!
ははっ…嬉しすぎる…
帰りのH Rも終わり帰る
校庭に出ると、先輩の声が聞こえた
「先輩…?」
覗き込むような形で様子見する
何か話してるようだ
うまく聞こえない
だが、先輩の怯える顔が見える
誓った
今夜あいつらの魂を奪う
夜
特定の呪文を話す
闇に染まるような服
大きいフード
特徴的な鎌
長い髪
動物の骨を模した目が覆われるマスク
口元は見える
死神だ
死神は飛べる
地上からは見えない
感じる
あの時の不快感
この真下
狙いを定めて
信号待ちしてる彼
魂を抜き取れば
それはもうもぬけの殻
後は死ぬだけ
飲酒運転してたトラックに轢かれた
死神は基本的に姿を見せない
見せるのは最愛の人のみという言い伝え
それが本当なのだ
魂をランタンのような容器に入れる
休憩タイム
見なくても可
魂の色は分かれる
大体→紫、赤
有名人、偉人→緑
幼児→桜色
老人→黄色
自決する人、病み→青白
翌朝
「先輩!おはようございます…!」
「…あ、おはよう」
いつもの 日常化と してる
この 会話が 癒される
「…先輩…なんだか元気がありませんね…大丈夫ですか?」
「…!」
嬉しい と言うのは 変か
胸が 高鳴った 踊った
「……ニコッ」
「ありがとう」
「……〜〜!」
笑った!先輩が笑った!
守りたいこの笑顔!
「先輩!」
「…?どうした」
「放課後…って空いてますか?」
「あいて…る。」
「俺の…家……、きょ…っ…今日、親…居ないんですよ。」
「来てください…」
「……………」
これは そういう お誘い?
この子なら いいかも
「〜〜!」
やっぱ攻め過ぎたかな…!?
急かな…!?
「あの!先輩…ごめっ…」
「いいよ」
「え?」
「いく。後輩の家。」
「本当ですか!?」
あぁぁああ!まじでありがと…!
「だめ…?」
「〜!いいですよ!」
下校
「先輩!」
「後輩くん…」
「本当に…本当にいいんですか…!?」
「うん。後輩くんの頼みだからね」
「なんでもするよ」
「…//」
着いた
「大きくない、家?」
「そうですか?」
「お邪魔します…」
「じゃ、俺…麦茶とってきます…」
「えっと、2階登って…1番奥です」
「ありがとう…後輩」
「うへへ…」
「ここ、か、?」
人の家 は 久しぶりだ
恐る恐る ドアを開ける
部屋は 綺麗に 整頓されて いて
窓には 多肉植物が 二個 並んでいる
興味が ある
「先輩…麦茶で良かったですか?」
「うん…ありがとう」
沈黙
「で…、何する…、?」
「あの…大事な話があります…!」
あぁ、怖い
どうしよう 引かれたら
「…なに」
「先輩!その、つ、…月が綺麗ですね 」
「…?今、月なくない?と言うか夜じゃないし…」
「あ、その…」
やらかした〜!
違うんです先輩…
好きを伝えたいんです
「つ、つ…付き…って、くだ…さ、い…//////」
「先輩が、好きなので…//////」
「……え」
「ま、まぁ、別に…」
「断る理由なんて無いし…いい、よ…(?)」
「え、いい…んですか…?」
「…だめ…?」(上目遣い)
うぅ、先輩の上目遣い破壊力強すぎる…
「良いです…」
手に触れてみた
先輩は驚いているみたい
「後輩…くん?」
「先輩……もう、ダメかも…」
興奮を抑えられない
欲望が暴走する
「…チュ…」
「んッ…〜〜…///。」
キスをした
違いの涎が糸を垂らす
見つめ合う
「後輩…くん…//」
「積極的だね…」
「先輩が消極的なだけです…」
「ふふっ…最後にこんな事が出来るなんて…生きてて良かった」
「?…先輩…?」
「なんでもないよ」
嬉しい 最後に 良い 思い出が できた
感謝を 伝えたい どんな 形でも
「あ、ちょっとトイレに…(嘘)」
「…」(後輩の裾を握る)
「どうしたんですか?」
「うそ…」
「ギクッ…」
ばば、ばれた…?!
やばいやばいどうしよう
「後輩くん……好き…」
「……」
「……!?!?。??!//////」
え?
今、先輩…好き…って
〜〜!
「先輩…?」
「……離れないで…」
「…〜‼︎??///」
先輩…
やばい…照れるな、照れるな!
割愛
「先輩…離れましょ?」
「ん…」
不自由だった左腕が解放された
と言うか、いつもの先輩からは考えられない…
心…は開いてくれてるのか…
「あ…先輩!…もう帰りませんか?18時ですよ?」
「本当だ……帰るね」
「ねぇ…首…出して?」
「…?……こ、こう…ですか?」(ネクタイを緩め、鎖骨がみえるくらいまでだす)
「…〜〜」
「…⁉︎⁈⁉︎⁉︎!」
首筋が変な感覚に襲われる
「終わり」
「…あ」
「なに…やったんですか…」
「……目に見える愛だよ…僕なりの」
「…先輩」
「じゃ、学校で…」
「はい…!先輩…」
せせせ、先輩!?
ナチュラルすぎません?
…ずっと心臓がうるさい
ただ心地いい
▶︎翌日◀︎
「先輩!おはようございます…!」
「…っ!おはよう。」
何気ない 会話
普段の 生活からは 考えられない 幸せ
喜ばしい 限り
▶︎教室◀︎
自分の 机は 端という 端で 窓側
絶望しか ない
早く 後輩に 会いたい
それが 最近の 楽しみ
先生が 悲しい 顔を して 入って きた
こう いった
「皆さんに悲しいお知らせです。先日、新垣松郎さんが死神によって亡くなられました」
新垣松郎
こいつだ
コイツの せい
僕の 人生が 地獄に なったの
嬉しいのに 悲しまなくちゃ
心が 苦しい
考えれば 考えるほど わからなくなる
聴いて もらいたい
▶︎放課後◀︎
「先輩!お疲れ様です…一緒に帰りませんか?」
「…あ、うん…いい、ね」
「…?」
「先輩…調子悪いですか…?」
「そんな、こと…ない…よ」
ふらつく
「ほら、やっぱり…」
「近くにカフェあるので、そこで休みましょ?」
▶︎カフェ◀︎
目の前には、スコーンと少し苦いカフェラテ
また、彼の前にはプリンとブラックのコーヒー
窓際の角
少し人はいるが混んでいるとは言えない
「先輩…どうしたんですか、?」
「…後輩くん…僕の、クラスメイトが、亡くなったのは…知ってる、、、?」
怖い
下を 向くと コーヒーに 映る 自分が いる
「まぁ……それなりには…」
「……僕…それ聞いて……悲しめなかった…」
嗚呼 声が 震える 手が 震える
「…先輩は、悲しみたかったんですか?それとも、みんなが悲しんでたからですか?」
彼の 目は 獲物を 見つけたら 逃がさない 捕食者 の ような
満月の 日の 夜空の ような
何とも いえない 惹きつけられる 魅力が あった
「…わからない…。ただ、あいつが僕にやってきた行動が、悲しむに繋がらなくて…」
痛さが 体を 軋む
出来れば 思い出したく ない
目の前が ぐるぐる してる
「そんな、無理に悲しまなくても良いんじゃないですか?」
「えっ、?」
「……、、で、でも…」
「俺…小学生の頃、おじいちゃんが亡くなって、葬式に参加したんです」
「でも、何と言うか…涙が流せなくて…」
「悲しかったんですけど、何と言うか……」
「まぁ、涙を流す=悲しいって決まった訳じゃないですし、悩まなくてもいいと思います」
「……フッ…ありがとう…」
「……!」
彼の笑顔は初めてみた
こんな、雨がやみ、青空に虹がかかるような
始まりが終わるような
主人公が笑いながら最愛の人を殺すような
どこか不安定な
でも、そこに嘘はないような
上を目指していたら下についたような
俺は何とも言えない気持ちになった
「ねぇ、しってる?明日って満月なんだ」
「…先輩は夜が好きなんですか?」
「うん……星で埋め尽くされてる夜空とか、流れ星がいっぱいの空が大好き」
先輩の笑った顔 あんな笑い方も出来るんだ
ただ、心の奥に引っかかる物がある
何でだろう
▶︎帰り道◀︎
「先輩、ありがとうございます」
「…いいよ、楽しかったし」
「あの…明日も、たくさん喋りたいです。先輩の事!もっと知りたいです…!」
「…!うん、約束…」
嬉しい こんなに 僕の 事を 見てくれたのは 初めてだ
夕焼けの 太陽が 後輩を 眩しいほど 太陽の ように 照らして くれる
もう 大丈夫
▶︎満月の夜◀︎
今日は満月。
餅をつくうさぎと言われているが、正直、ただのクレーターにしか見えない。
今日も、魂を狩に行く。
満月の時は何かと、変わるんだ
星が 綺麗に 見える
ここなら 死んでも
「……」
「…先輩…?」
びっくり した
予想外の 人物だ
「何してるんですか、そこで…」
先輩の目はあの時と同じ
作り笑顔だった
「後輩くん、?」
「違う、河合蓮。だったね」
「先輩…なんで今更…」
動揺してる
何が起きてる?
どうして、先輩を狩りたいという欲望が
「ちょうどいい。蓮くん。僕の魂を奪ってくれ」
「え、そんな…俺には…」
「…。なら」
「死神。僕は死にたい。そして、死神は魂を奪うのが仕事。どちらにも利がある。」
「……う、ごめんなさい、。」
出来ない。やりたくない。先輩を、この手で、殺したくない。
「…」
「沈黙はYESと捉えて良いかな」
「……ッ」
先輩はニコニコと、俺と一緒にいた時より、楽しそうに、希望で汚れるように笑っていた
「…先輩は、どうしてそんな、死に、……」
「…僕は死にたいんじゃない。この世から消えたいといった方が良いかな。死んで迷惑かけたくないしさ、…」
「だから、その手に持っている大き鎌で、僕の魂を奪ってよ。」
「……」
「…先輩、、…大好きでした…!」
大きく鎌を降り、魂が抜ける音がする
彼は 月の 光に 照らされ 彼を 包む 黒い ベールが 反射して まるで 天使の よう だった
end
コメント
1件
うわあ、終わった後のこの感じ…何とも言えないね。 「逃げるのは反則」って言葉がすごく刺さった。逃げられないなら消えるしかないって、読んでて胸が締め付けられたよ。 後輩くんとの距離が縮まるシーンはほっこりしたけど、まさか彼が死神だったなんて…ラストの「大好きでした」の別れが切なすぎる。 作者さん、この余韻やばいです…続きあるのかな?
#BL GL NL
アジュガ
59
@@
76